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阪大2008年の入試問題です

阪大2008年の入試問題です How we handle our own feelings of impatience, hostility, and anger is a far more powerful example to our children than what we tell them to do with theirs. という文を和訳せよという問題です。訳例では「私たちが自分自身のいらだち、敵意、怒りの感情にどのように対処するかを示すことは、子供達に対して、そういう感情をどう処理するかを口でいうことよりもはるかに説得力のある手本となる。」とあります わからないのが、この文章のthan以下で、そもそも文構造が良くわかりません tell 人 to do というのが見えますが、whatが良く分からないです 解説おねがいいたします……

みんなの回答

回答No.3

how we handle ... と what we tell them to do with theirs がともに名詞節で、 is ~の主語として、 (far) more の比較で比べているもの同士というのはおわかりだと思います。 how は「~する方法」という関係副詞(先行詞を含む)でも、 「どのように~するか」と間接疑問にしても、 名詞節になります。 what も関係代名詞でも、疑問代名詞で間接疑問としても名詞節となります。 ここでは訳例に従って疑問詞で間接疑問としておきましょう。 what 以下は S tell 人 to 原形で、「人に~するように言う」 がもとになっているのはおっしゃる通りです。 ここで、疑問詞 what の出所を、tell というより大きな動詞でなく、 不定詞となっている原形部分の動詞の関係で使うことが可能です。 たとえば、 I don't know what we should tell them to buy. とあれば、この what は buy what「何を買う」という VO 関係で、 疑問詞だから前に出る形となり、 「私は彼らに、何を買うように言ったらよいかわからない」 だから、今回も、この what は後の (to) do with ~と関係してきます。 What did you do with that? とあれば、 君はそれをどうしたんだ? という意味になります。 do with ~という表現も確かにあるのですが、 それよりも、what とともに用いられると決まっている、 do with があります。 「~をどうするか」という表現で、 what は do の目的語っぽいですが、 それでは説明できない。「何をする」ではなく、 やはり do with ~という表現がもとにあります。 https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9291894.html ちょうど最近、こちらでも質問になっていますが、 この what を文法的に説明しようと思うと、無理が生じてきます。 what を副詞とするか、代名詞として do の目的語としても、 what 以外は目的語にならず、意味としても 「~をどう処理するか」みたいに、what は「どう」の意味であり、 「~を」の方は do with ~の後にくるものとなります。 だから、文法は無視して、what ... do with ~で「~をどう扱うか、 どうするか」で、疑問文として「~をどうしたんだ?」 「これから~をどうするんだ?」みたいな表現で使われます。 だから、ここでは theirs = their feelings であり、 「彼らの感情をどう扱うように、彼らに言うか」という間接疑問が what 以下、ということになります。 what は「どう」であり、do with ~と関連し、 全体として what ~で間接疑問として名詞的に主語 how ~と比較されます。

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.2

> How we handle our own feelings of impatience, hostility, and anger is a far more powerful example to our children than what we tell them to do with theirs.  A is a powerful example to our children than B. (A は B よりも、子供たちへの力強い見本である) という文に尾ひれを付けた文。  問題は B の部分ですね。確かに、この文だけを単独に読むと分かりにくいかもしれないと思います。  what we tell them to do with theirs は、what we tell our children X (わたしたちは子供たちに X しろという) という形。  X = to do with theirs で theirs は children's own feelings of impatience, hostility and anger (いら立ち、敵意、怒りといった感情)くらいの意味。  それより大事なのは to do with Y という部分で、これは 「Y を扱う」 という表現で、すなわち 「Y をどう扱うかということ」 という意味合いが込められています。  ということは、「子ともたちに向かって、腹が立ったらこういうふうにしろとかいうような (えらそうな) ことを言うよりも、われわれ自身が、そういう感情に対してどう対処しているかということを (子供たちに実際に) 見せることの方が、はるかに大きな (教育的な) 効果がある」 ということを言いたいわけです。

colocolocololon
質問者

お礼

回答ありがとうございます! おかげさまで文意がわかりました! to do with Aという言い回しがあることを知らなかったことも僕がわからなかった大きな原因だと思いました 参考になりました!

回答No.1

こんな感じでわかるでしょうか 文章を単純化してみます。 How we handle feelings of anger is a powerful example to our children than (what we tell them to do with theirs). もっと単純化すると handling feelings of anger is a example to our children more than telling them to do. 次にWhat以下は example と並ぶ 名詞(節)であり A than B の構図です。 一番単純化した文の telling them to do の詳細版。 what we tell them 彼ら=子供達に話すこと 何を話すのかをちょっとくどいですがto do with theirs=そうしなさい で説明しています

colocolocololon
質問者

お礼

いち早く解説していただいてありがとうございます! 参考になりました!

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