読み方と意味を教えてください

質問

添付画像は亡き義父の書です。
読み方と意味を教えてください。

※またこういったものを読めるようになるための効率的な勉強方法があれば教えてください。
よろしくお願いします。

回答No.1

yanhua · ベストアンサー

１．「雲邉月色人千里竹裡秋聲酒一壺」
「くもべの　げっしょく　ひとせんり　ちくりのしゅうせい　さけいっこ」
「雲に映える月の色をあちらこちらで人が愛でる　竹林には秋の訪れ（葉ずれの音）　酒が美味い」
＊ノ　とも見えるのは　秋　の第一画でしょう．
　ほろ酔いの勢いで読みの通りに筆の走り？ということもないでしょう．
２．「立似貞筠照如瑞玉」
「たちて　ていいん　のごとく　かがやくこと　ずいぎょくの　ごとし」
「立てる姿は貞節堅固にしてその輝きは瑞玉のごとし」
＊竹林に今年の竹が育ち新しい瑞々しく輝く皮が残るその様子を愛でたものでしょう．
★雅号署名は　光龍？書

【注】
裡：リ．内，中の意．
似～如～：何れにも似ていることの併記．
筠：イン，ウン．タケノコ・竹・竹の光る皮．
貞筠：貞節堅固なる様。穢れを寄せ付けぬ様．
［古典用例］
喩堅貞不易的節操。 南朝斉王融《贈族叔衛軍》詩：“徳馨伊何，如蘭之宣，貞筠抽箭，潤璧懐山。…他にもあり。
照如瑞玉：かがやく　としましたが　周辺を照らすように輝くの意．

お礼

答えてくださりありがとうございます！うれしいです！あったこともない義父を会話ができました！