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材 という字の成り立ち

「材」という言葉の成り立ち・由来はいくつかあるようですが、何が正しいのでしょうか。 1.http://okjiten.jp/kanji669.html 2.http://www.morino.sakura.ne.jp/kanjinooboekata_koukai/4nen/itiran/zai-zaimoku.html 3.その他

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  • Postizos
  • ベストアンサー率52% (1786/3423)
回答No.6

No.5です。 その宣伝コピーが良いとか悪いとかは言及を避けますが、見ただけで関連したいろいろの意味を思わせるのは漢字ならではですね。 意味的に関連が無い同音字を使って突拍子もない語を作った方がおもしろいこともあります。 漱石の作品には意味の無い独特の当て字がたくさんあるように思います。独特の熟字訓などもありますが。

florejirou
質問者

お礼

なるほど。 昔からあるということですね。 ありがとうございます。

その他の回答 (5)

  • Postizos
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回答No.5

4ですが、会意と形声文字について自説ですが書かせてください。 言葉というのは最初に口語があって、すなわち音先行であるのは間違いないと思うのです。ですから音に意味が無いとするのはちょっと言い過ぎと思います。 つまり純粋に形声と言えるのは声符が音だけを借りた字による全くの当て字であるときだけだと考えるべきでしょう。(現代中国の簡体字にたくさんありますが。昔からこういう方法が無くはなかったのでしょう。日本人としてはやりすぎのように思いますが。) http://blog.livedoor.jp/ryakuji2011/archives/2011-11.html?p=3 実際形声文字であると分類されるものの中に会意でもあるという構造の字は少なくありません。ですから試験でも「会意か形声か」という時に出される字は決まっています。はっきりしていて説が分かれない物しか出せないからです。 http://homepage3.nifty.com/recipe_okiba/nifongo/047.htm なお絵解き式の漢字解説には暗記法の一種のようなこじつけが多いのは事実だと思います。自分なりのストーリーを作っておぼえやすくする方法です。 「説文解字」のような、多くの漢和辞典が典拠としているような文献の中にもこのような暗記法的な説明があるので昔からある立派な漢和辞典が信用できるとはいい切れないのも事実です。

florejirou
質問者

お礼

復たのご回答ありがとうございます。 奥が深いですね。 因みに、何をしたかったかというと最近人材の採用などで、「人財」という言葉が使われますが、そもそも「人材」の「材」に貴重な意味がなかったのかと思って調べたところから今回の話が始まりました。

  • Postizos
  • ベストアンサー率52% (1786/3423)
回答No.4

才に木を表す木偏をつけたのが材ですが。 材の元の字は右側のつくりの「才」で読みもこの字から来ているという説があります。才が先にあって木を後でつけたというのです。 才の字の作られた最初のころの形は甲骨文というもっとも古い書体では十字に組み合わせた木の横棒の下に何かがぶら下げてある形になっています。 http://images.gg-art.com/dictionary/dcontent.php?word=%B2%C5&sub1.x=37&sub1.y=10 この辞書では「才」は甲骨文にありますが「材」はより新しい篆書からになっています。 http://images.gg-art.com/dictionary/dcontent.php?word=%B2%C4&sub1.x=0&sub1.y=0 辞書「字統」によると才に士を付けたのが「在」、子を付けたのが「存」でどれも「ある」という意味を表しています。 金文辞典を見るとたしかに「在」の字の古形は才と同じ字体のようです。 http://images.gg-art.com/dictionary/dcontent.php?word=%D4%DA&sub1.x=0&sub1.y=0 だから「材」もある目的に使うために適したもの、中に持っているその“存在”を示していると考えるべきだというのです。 人材とか素材というときの材がその意味に近いように思います。 「文才がある」の才と同じように「木の才がある」のが木材という事になろうかと思います。 字統によると声符である「才」が意味も表しているという説なのです。 貨幣を表す貝に才で財ですがこれも原資、資金、もとでとしてつながる意味を持つのではないでしょうか。 中華の辞書ですが財は「古同才」とあります。 http://images.gg-art.com/dictionary/dcontent.php?word=%B2%C6

florejirou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 大変勉強になりました。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.3

 どちらも考え過ぎで間違いです。これは下記のように漢字の90%を占める「形声文字」で、左は意符といって「木」という意味、右は音符といって「才」で発音を示している例です。  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%A2%E5%A3%B0  この発音表記に使われている部分も、もとはと言えば意味があるので、甲説、乙説、丙説、と妄説が生まれますが、考え過ぎです。

florejirou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 才 は発音を示しているけど、象形文字的な意味はないということでしょうか。大変勉強になります。

回答No.2

>何が正しいのでしょうか。 「どれが正しいのか判らない」から「研究者が色々と調べて、色々な意見を言っている」のです。 一応「主流の意見」や「確からしい説」はありますが「その字を作った本人が大昔に死んでいて、作った経緯や成り立ちなどを後世に残してない」ので、どれが正しいのか、現代人には永久に判りません。

  • shintaro-2
  • ベストアンサー率36% (2266/6245)
回答No.1

>何が正しいのでしょうか。 正解がわからないから いろいろな研究者がさまざまな説を出し、 各媒体がその説を採用するのです。 まともなことを知りたいのであれば web検索で済ませるのではなく 大き目の漢和辞典を複数参照してください。 図書館のカウンターで相談すれば、この手のことの調べ方を教えてくれます。

参考URL:
http://www.lang.osaka-u.ac.jp/~sugimura/essays/reviews/review-fukui-kanji-zaicai.htm
florejirou
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 皆様のご回答から、漢字について、~文字というのがあるのは聞いたことがあり、この文字が当該~文字で上記にあたるかは知りませんので、「正解がわからないから…」というのもすみませんが、同様に知りませんでした。

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