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西遊記の妖怪や怪物
唐僧・玄奘三蔵法師が取経のために白馬・玉龍に乗って三神仙、孫悟空、猪八戒、沙悟浄を供に従え、幾多の苦難を乗り越え天竺へ旅する物語。西遊記は唐の都からインドへの旅だと存じます。 旅の途中で彼らはいろんな妖怪や怪物に出会います。 彼らの出会った妖怪や怪物は唐の都からインドへの途中のいろんな民族や種族に突合させることができるでしょうか?
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こんにちは。 あなたの説は、ある意味では合っているのではないでしょうか。 砂漠や山岳民族をモチーフにしていると考えられますが、特に限定的な民族名は出てきません。 ただ、一つ下記のURLで「ソグド人」が特定されているようです。 http://ethnos.exblog.jp/760102/ http://kojintekinakansoudes.blog.fc2.com/blog-entry-128.html
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>彼らの出会った妖怪や怪物は唐の都からインドへの途中のいろんな民族や種族に突合させることができるでしょうか? シュリーマンのトロイアの遺跡発見以来、神話や伝説に史実が含まれているという考え方が根強くありますが、無理やり当てはめるとご都合主義の牽強付会になってしまいます。 旧約聖書に書かれていることを証明するといってセッセと発掘をしている人達もいます。 聖書考古学と呼ばれています。 中国には古くから山海経とよばれる、地誌と博物誌を合体させたような書籍があります。 別に実際に見て来て書いたものではありません。 現代の目から見れば妖怪事典のようなものです。 日本の妖怪もこの影響を強く受けています。 ある意味では日本の妖怪のルーツのような書籍です。 中国には中華思想があって周辺民族を北狄・東夷・西戎・南蛮と呼んでいました。 この狄・夷・戎・蛮をイメージとしたものが基本となっています。 お供の孫悟空も沙悟浄も猪八戒もこの山海経の妖怪からの連想の産物です。 道中一行を悩ませる妖怪も同じように山海経から連想されたものでしょう。 参考 山海経動物記 表紙 - 珍獣の館 www.chinjuh.mydns.jp/sengai/p01.htm 沢山妖怪が掲載されています。 蛇足 邪馬台国論争も三国志や後漢書の東夷の条にある倭人に関する記述を基にしてにぎやかにやっていますが、この歴史書に記載されたの他の地域については、その旅程といいますか距離が相当にいい加減であることが知られています。 北九州説にせよ関西説にせよ、遺跡が見つかる度に旅程の方向を都合よく変えています。 牽強付会そのものです。 邪馬台国論争を歴史学者が相手にしないのはこのためです。 シンポジュームなどで前座話として好都合なので取り入れているだけです。 他がいい加減なのに邪馬台国への旅程だけが正確だなどという保証はない、ということです。
お礼
そういう側面も存じております。 アクセスありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 さすが文月先生、こんなページがあったのですね。 30の頃建てた家が50年近くなるので業者と打ち合わせで明日、読みますありがとうございました。
補足
お供の三神仙のことはよく出ていますね。 途中の妖怪、怪物の解説が少し欲しいなと思いました。