日本語を教えているのですが
こんにちは!すみません、日本語を外国人の方に教えている者ですが、先日、レッスンの際に質問された事に対して、うまく説明できませんでした。どなたか良いアドバイスを頂けたら大変助かります!!
日本語能力試験1級の過去問題を解いている時でしたが、「ローンを支払えないのなら、マンションを A.手放す恐れがある。 B.手放すまでだ。」という例題で、解答はB.なのですが、A.でも文章的に合っているのではないか?という質問でした。
確かにA.でも話のつじつまは合うのですが、B.の方が日本人としては普通に考えればしっくりきます。生徒さんの言い分としては、マンションを手放すまでもなく、人にお金を借りてなんとかできるかもしれないので、手放す恐れがある、という文章でも正解なのではないか?どうしてA.ではダメなのか?という事でした。(私としては、A.の場合でも手放す事になる恐れがある、ならいいんじゃないか、とも思ってしまいましたが、この場合もこの微妙な文章、語句の違いで生じる意味の違いを説明できません)
A.手放す恐れがある がダメで B.手放すまでだ が正解な理由。
手放す恐れがある と 手放す事になる恐れがある との意味合いの違い。
をどう説明したら良いのか、どなたかご教示頂けたら、大変助かります!!
すみませんが、どうぞよろしくお願い致します。
お礼
詳しい説明ありがとうございました。 接続詞と助詞という違いもあるのですね。初めて知りました。
補足
>上司の方から「ここは『でも』じゃないだろう」 といわれたのでしょうか その通りです。文章を作ったらそう言われました。 その時点では私自身が も と でも を意識して使い分けてなかった為、再度考え直し『も』が妥当だと納得したのですが、 上司も「(2)でも言いたいことは伝わるけど違和感があるから、(1)の方が良い気がする」「『でも』は『AでもBでもCと同様に』のように対象が3つ以上の場合に使うんじゃないかなぁ」と曖昧だったので、詳しい人に聞きたくなり質問させてもらいました。