サブリースによるアパート経営の家賃収入の仕訳

質問

昨年よりアパート経営を行っております。
サブリースで、募集・集金・管理等は不動産会社に任せています。
この場合に家賃収入の仕訳について質問があります。

例
基準家賃60万円（2年毎に改定・実家賃でなく基準家賃です。）
不動産会社に支払う管理費等6万円（基準家賃の10％）
したがって、私が受け取る金額は54万円です。

(1)
普通預金54万円　/　売上60万円
管理費6万円

(2)
普通預金54万円　/　売上54万円

(1)と(2)のどちらが正しいのでしょうか？

宜しくお願い致します。

回答No.1

fujic-1990 · ベストアンサー

不動産賃貸業を営んでおります。

　質問者さんとその不動産会社の契約内容次第です。

　ホントに「サブリース（sublease：転貸）」契約なら、『募集・集金・管理等は不動産会社に任せています』という表現はおかしいです。

　「私は不動産会社に賃貸しています」「不動産会社がほかに転貸しています」という表現になります。

　その場合は、考え方としては、普通預金への入金分と売り上げ（家賃）とが同じ数字になります。

　したがって、簿記的な書き方は横に置くすると、「(2)普通預金54万円　/　売上54万円」が正しいでしょう。

　原則として、賃借人である不動産会社がいくらで第三者に転貸しようが質問者さんには関係ない話です。

　また、その不動産会社は賃借人としての権利を（借地借家法によって）保証されていますので、空室が増えたりして状況が変わったら、契約にどう決めておいても、家賃の値下げを要求できます（最高裁の判決）。

　実際は、募集・集金・管理等の全てを不動産会社に任せているだけで、サブリースというのは質問者さんがそうだと思っているだけということなら、考え方としては、普通預金への入金分は、「売り上げから不動産会社へ支払った分を引いた」のと同じ数字になります。

　従って、表記法を横に置けば、「(1)普通預金54万円　/　売上60万円　管理費6万円」が正しいでしょう（表記がおかしい気がしますけど）。

　・・・ なにか、「基準家賃」とか「実家賃」とかの言葉があるところから見ると、サブリース（転貸）というのは質問者さんの誤解で、単に「募集・集金・管理等を不動産会社に任せているだけ」なのではないか、という気がします。どうなんでしょうね？

　契約書を確認されるようお勧めします。

お礼

早速のご回答ありがとうございます。
丁寧な回答ありがとうございます。

私の書き方が良くなかったようです。
サブリースで、不動産会社に賃貸です。
契約書で確認したところ、
借上げ賃料は基準家賃の90％と書かれており、管理料10％とは書いてありませんでした。
ここを勘違いしていました。ご指摘ありがとうございます。

私の収入（基準家賃の90％・60万円×90％＝54万円）について、根拠としてその契約書に基準家賃（1部屋10万円×6部屋＝60万円）と借上げ料率（90％）が書かれていました。

となると、「(2)普通預金54万円　/　売上54万円」が正しいのですね。

ありがとうございました。