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poiseという単語の原義(本義)とは?
poiseは 「~の平衡(釣り合い)を保つ」という意味を持つ単語ですが、 be poised to doで、なぜ「~する覚悟(用意)ができている」 と訳されるようになったのか分かりません。 どういった成り立ちや解釈から、そのような意味になったのでしょうか? be poised to doは直訳すると 「~することに釣り合いが保たれる、」ですが、 それをどのように意訳、抽象的に解釈しても、 「~する覚悟(用意)ができている」と訳せません。 「快くお力添えいただける方」は、御回答のほど何卒宜しくお願いいたします。
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poiseの本来の意味は「重さがある、はかりで重さを測る」でフランス語のpeserに由来します。これらの意味はゲルマン語系のweighに取り戻されましたが、「均衡をとらせる」「姿勢を身構える」から、さらに「用意を整える」という意味が派生して現代に残り、poisedはその過去分詞です。辞書によってはpoisedは形容詞ともされていて、受動態より拡張された意味もあると思います。例えば、to poise someone to do という言い方はあまりしないように思うのですが、be poised to doは普通です。
お礼
この度は御回答戴き、大変助かっております。 御回答は、謹んで拝読させて頂きました。 成程・・・・大変、大変勉強になります。 非常に興味深く、目からウロコです。 「重さがある」→「均衡を保っている」→「構えている(腰をすえている)」→「~する準備ができている」という様に認識すれば、大変納得できます。 貴重なお時間を割いて、専門的かつ明快な御回答を戴き、 この度の御厚情に深く感謝致しております。 貴方様のご健勝をお祈り致します。 敬具