直訳⇒意訳をするという作業の課程を言うと
(1)英文を字面どおり眺める(直訳)
(2)英文を「句⇒節」「所有格+名詞⇒節」「難単語⇒一般単語」などの変換作業に当てはめていきます。
(3)(2)によって出来上がった節主体の文章を翻訳します。(意訳)
※(4)(3)でもまだ、「こなれた」日本語になっていない場合は、日本語にみあうようにその訳文を変える必要があります(が、一般的な大学入試でそこまで問われることは少ないです。つまり、基本的に英文構造、単語が押さえられて訳出できていれば点数はもらえます)
what are these dots here next to the canal supposed to be ?
この場合、<these dots>=S <are supposed to be>=V what=O となっていてfurannさんの直訳でいくと、「これらの点はなんだと思われているか」ですが、コレは(1)の作業しか出来ませんし、日本語にかなった訳文ですからOKです。ただ、問題集の解答として往々にありがちなのが「著者が、受験生の翻訳力を無視して、自分の≪翻訳技術≫をひけらかす」ということです。
意訳という物を端的な例で見せると
Our consideration of love makes us careful of others.
少々難しいですが
(1)我々の愛の考慮は私たちに他人に注意深くさせる。(直訳)
(2)≪句から節≫の作業・・・<our consideration of love>=<that we consider love> さらに、「無生物主語+第五文型」を考慮すると
<Because we consider love, we are careful of others.>
(3)我々は愛について考えたので、他人に注意深くなった。
※(4)ここで、「他人に注意深くなる」は不自然だから、翻訳作業として「他人に慎重に接するようになった」ともできるが、入試ではそこまで求められません。
hereは間投詞的に挿入されています。dots here, next to the canel
ここにある点で、運河の隣にある、というニュアンス。副詞の連続しようもありえます。ただ、そこにはコンマやandでつながれたり、あるいは、同格的補足、なども考えられます
お礼
親切にありがとうございます。