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磁界について
手持ちの本のコイルの説明で、電磁石をつくる場合は鉄棒にコイルを巻いて作ります、鉄の透磁率が空気の透磁率に比べて非常に大きく磁界の強さを強められるからです。と書いてありますが、 磁界の強さは 1/4πμ x m/r^2 だから比例定数の 1/4πμ の分母のμが大きいほど磁界の強さが弱くなると思うんですがどう考えればいいのでしょうか?
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「磁界の強さを強められる」という書き方はあまりよくないかと思います。 1/4πμ x m/r^2 はある点磁荷(総磁束が一定という条件)がつくる磁界の大きさです。 電流のつくる磁界の場合、磁束が一定という条件ではなくなります。 電流が一定なら、磁界の強さを積分した値が一定になります。 ここで、一部分に透磁率の高い鉄心を入れると、全体として磁気抵抗が下がり、磁束が増えます。(ただし、鉄心中の磁界は相対的には小さくなっている。) 磁束は連続なので、鉄心を出た直後も同じだけの磁束密度があり、そこでの磁界の強さは強くなります。
お礼
ありがとうございました。今はまだはっきり回答が理解できないのですが何度も読み返し理解したいと思います。積分の理解も完璧ではないので。(式の書き方や微分の逆関数で、定積分が関数とx軸との間の面積を求めるというのはわかってます。)まだまだ勉強が足りないので来年一年間必死にやるつもりです。