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平面磁極によって作られた磁界での吸引力

 こんにちは。電磁気の初学者です。  下記の問題がよく分かりませんので、教えて頂けないでしょうか。  ある本に、  ”空気中に置かれた面積S(m2)の平面磁極によって作られた磁束密度B(T)の平等磁界中で、磁極面より l(m)だけ離れた位置にある鉄片に働く吸引力を求めよ”  とありました。  この解答が   fl=(B*B*Sl)/2*μ0より、f=(B*B*S)/2*μ0   *μ0は空気の透磁率  この式の導き方がよく分かりません。  どうぞ、宜しくお願い致します。  

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回答No.1

鉄片の反対側が無限遠まで続いていて、鉄片の透磁率が十分高く鉄片内での磁界Hが0になっているとするとします。 質問文中の解き方は力が距離によらず一定、という前提をもってきて解いているので、あまり適切ではないかと思います。 磁石と鉄片間の磁束密度が一定で、それ以外の部分には磁束が通っていない(面積Sの並行磁界)を仮定すると、磁石ー鉄片間の磁気エネルギー密度はB^2/(2μ0)で一定です。 いま、鉄片がdl動くと、磁気エネルギーのたまっている空間はSdlだけ増加し、磁気エネルギーはB^2/(2μ0)*Sdlだけ増加します。 これは鉄片に加わっている力fと等しい力でdlだけ移動させた時に必要なエネルギーに等しく、 fdl=B^2/(2μ0)*Sdl が成り立ちます。 両辺dlで割れば、f=の式になります。

fuji1216
質問者

お礼

お忙しい中、回答頂きましてありがとうございました! ちょうど、磁気エネルギーがどのように関係してくるのかが分からなかったものですから、大変勉強になりました。 この問題集、解説が一切ないので・・・。 もう少し、習練を重ねて行きたいと思います。 本当にありがとうございました!!

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