- ベストアンサー
家康公 ポリ公 同じ「公」なのに意味が正反対
家康公 の「公」は敬意を表す敬称 ポリ公 の「公」は蔑む意味合い 同じ「公」なのに反対の意味が両立しています。 貴様 とか お前も、昔は敬意を表す言葉だったのに、今では格下を蔑むような言葉になっています。 もしかして、「公」は今、過渡期なんでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
もともと「公」は対象となる人物に親しみを込めたり、卑しめるときに使われる俗語です。 家康公の場合は、俗語というよりも、公人につける称号・爵位として使われるものです。 俗語としての「公」は友達のことを「ダチ公」と言って、親しみを込めて使うケースと 「先公」や「ポリ公」など卑しめるときに使われるケースがあります。 もともとの語源は猿のことを「エテ公」と言ったことが始まりのようです。 猿は「去る」とかかり、商人の間で忌み言葉とされており、エテに「公」をつけて擬人化した呼び名にしたのが始まりのようです。 「エテ公」には使い方によって、親しみを込めている場合も、卑しめる場合も両方ありますね。
その他の回答 (2)
- msMike
- ベストアンサー率20% (368/1813)
昔から使われている別称の一つです。 伊藤(博文)公、楠(木正茂)公のように、「~公」は貴人・偉人に付ける敬称でもありますが、同時に皮肉的に「人種や民族に対する蔑称」にも使われるのは普通のことです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%AE%E8%94%91#.E8.94.91.E7.A7.B0 のページの[人種や民族に対する蔑称]→[日本]の項では、「アメ公」「チョン公」を例に挙げてあるけど、クマ(熊)公、エテ(猿)公等も同類かと。 「エテ」の場合は手が込んでいるようで(私の勝手な推測)・・・ エテ←「得手」勝手(勝手気まま)に「去る」→猿 それはそれとして、語源とか言葉の由来には笑いを擽るものもありますね。 寅さんが使う褒め言葉(?)の一つ「テーシタモンダヨ、カエルノションベン」もね。
お礼
語源を調べるのも楽しそうですよね。両方の意味で使われるのも言葉の面白い一面ということで。 回答ありがとうございました。
- angel2015
- ベストアンサー率21% (126/590)
様という字はどちらにも使いますよね 何様という言葉もあります 貴様って必ずしも格下には使わないですよね(虚勢を張りたい場合とか) どちらかというとポリ単体で蔑む言葉として日本語で使用しますよね 敬語自体、発音や抑揚で蔑むように使用している人もいます 敬語のいやみな使い方は世界共通なので、ずっとこのままだと思います
お礼
様、も確かにそうですよね。身近すぎると抜け落ちますね。 両立させるというのは、言葉の使い方の共通の発想なのかもしれませんね。 回答ありがとうございました。
お礼
エテ公=猿 というのも面白い使い方ですよね。先公やポリ公があとですか。語源を遡るのも楽しいですね。 回答ありがとうございました。