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大阪の防衛司令官は、老人と幼児の皆殺しを具申した?
本土決戦遂行のためには戦力にならない老人と幼児は皆殺しにすべし、と陸軍大臣に具申したそうです。もちろん、暴論として斥けられたそうですが、本気の司令官は再度、具申したそうです。 (下川耿史著『死体と戦争』による) この防衛司令官はだれですか。 また、この具申は、戦史か何かに(例えばアジ歴)記録されているのでしょうか。 何かの記録があるからこそ、著者は取り上げたはずですが…。 よろしくお願いします。
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- koutei-no-inai
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回答No.3
- koutei-no-inai
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回答No.1
お礼
ご回答ありがとうございます。 河辺正三大将か、あるいはその後任の内山英太郎中将なのか、 意見具申できる地位にある者としか、言いようがないですね。 発言の内容そのものについてはそんなに驚くほどのことではないと、思っています。
補足
著者が元・産経記者だったということ、また家庭や子どもの歴史に関する著作も多いことから、それに集団自決を強いた沖縄戦の例もありますから、著者を信じて調べてみました。 この欄をお借りして書きとめておきます。 近衛文麿の首相秘書官であった細川護貞の「細川日記」6月11日に記されていました。 6月11日 今日午後、高村警察局長を大阪府庁に訪問、その話に、議会は多少もめ居ること。 又大阪の陸軍の司令官は、「此の際食糧が全国的に不足し、且つ本土は戦場となる由、老幼者及び病弱者は皆殺す必要あり、是等と日本とが心中することは出来ぬ」との暴論を為し居たりと。 空襲後の輿論調査は、挙げて軍への不信と怨嗟の声なるも、是亦彼等自らが作りたる結果なり。又大阪にても、和平運動(実は軍誹謗)を取締まる由。 この日記には、陸軍大臣に具申したとか、新聞に投稿したとかの記述はないですが、これらの話は、著者自身の取材で得た可能性は否定できないと思います。