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大阪の防衛司令官は、老人と幼児の皆殺しを具申した?

本土決戦遂行のためには戦力にならない老人と幼児は皆殺しにすべし、と陸軍大臣に具申したそうです。もちろん、暴論として斥けられたそうですが、本気の司令官は再度、具申したそうです。 (下川耿史著『死体と戦争』による) この防衛司令官はだれですか。 また、この具申は、戦史か何かに(例えばアジ歴)記録されているのでしょうか。 何かの記録があるからこそ、著者は取り上げたはずですが…。 よろしくお願いします。

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  • ithi
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回答No.2

kouki-koureisya さん、こんばんは。 もしかしたら、中部軍司令官だった河辺正三大将でしょうか?この人はインパール作戦の牟田口司令官の上司でビルマ方面軍の司令官でした。盧溝橋事件にも関係しているいわくつきの人物です。 あるいはその後任の内山英太郎中将でしょうか?第15方面軍司令官として大阪防衛を担当しています。 資料はわかりませんが、事情を考慮すると沖縄も相当悲惨でしたし、切羽詰まった本土決戦ですからね。当時の司令官なら本当にいうかもしれません。 河辺正三 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E8%BE%BA%E6%AD%A3%E4%B8%89 内山英太郎 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E5%B1%B1%E8%8B%B1%E5%A4%AA%E9%83%8E 沖縄戦 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%96%E7%B8%84%E6%88%A6

kouki-koureisya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 河辺正三大将か、あるいはその後任の内山英太郎中将なのか、 意見具申できる地位にある者としか、言いようがないですね。 発言の内容そのものについてはそんなに驚くほどのことではないと、思っています。

kouki-koureisya
質問者

補足

著者が元・産経記者だったということ、また家庭や子どもの歴史に関する著作も多いことから、それに集団自決を強いた沖縄戦の例もありますから、著者を信じて調べてみました。 この欄をお借りして書きとめておきます。 近衛文麿の首相秘書官であった細川護貞の「細川日記」6月11日に記されていました。 6月11日 今日午後、高村警察局長を大阪府庁に訪問、その話に、議会は多少もめ居ること。 又大阪の陸軍の司令官は、「此の際食糧が全国的に不足し、且つ本土は戦場となる由、老幼者及び病弱者は皆殺す必要あり、是等と日本とが心中することは出来ぬ」との暴論を為し居たりと。  空襲後の輿論調査は、挙げて軍への不信と怨嗟の声なるも、是亦彼等自らが作りたる結果なり。又大阪にても、和平運動(実は軍誹謗)を取締まる由。  この日記には、陸軍大臣に具申したとか、新聞に投稿したとかの記述はないですが、これらの話は、著者自身の取材で得た可能性は否定できないと思います。

その他の回答 (2)

回答No.3

この手の本を書くときには、まずは「一次史料」を読み込むことが常識なんです。 あくまで私の心象ですが、「防衛司令官」という造語が出てくるところをみると、どうも一次史料どころか二次史料、三次史料にあたっている様子もうかがえないですね。 言葉を知らないから、適当に「防衛司令官」という言葉を勝手につくって、思い込みだけで書き進んでいるように感じます。 もし史実なら、とっくにメディアが取り上げているでしょう。

kouki-koureisya
質問者

お礼

再度のご回答ありがとうございます。 こんなに直截的な発言でなくっても、似通った趣旨の発言かも知れません。 防衛司令官という表現もわざと曖昧にした可能性もありますから、他の回答を待ちたいと思います。

回答No.1

「防衛司令官」という役職は初めて聞きましたが、その本に書かれていたのですか。 本にはどう書かれているのですか。 業界の慣習で、書名と著者、出版社名を明記すれば引用OKなので、そのくだりを抜き書きしていただけませんか。

kouki-koureisya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私も「防衛司令官」とはいったい何者?と思いました。 筑摩書房 下川 耿史著『死体と戦争』  注記: 『死体の文化史』再編集・改題書 http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480039187/ 青弓社 下川 耿史著『死体の文化史』  http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-3031-7 「大阪大空襲・旋風に吹き上げられて墜落死」の箇所に出ていたと思いますが、私の「読書メモ」には次のように残しています。メモ書き時、手っ取り早くするため、たいてい一部変えています。 本土決戦遂行のためには戦力にならない老人男女と幼児は皆殺しにすべし、と“大阪の防衛司令官”が陸軍大臣に意見具申。暴論として斥けられたが、二度三度と具申し取り上げられないとみると、ついに新聞に発表。(中略) 大阪中が反軍思想に固まってしまうと恐れたようだ。 よろしくお願いします。

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