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原爆ドームの周りのがれきの置き方
原爆ドームの周りのがれきの置き方が 凄く作為的・人工的に感じるのですが 私だけですか?
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原爆ドーム周囲の瓦礫は、(原爆ドームそれ自体も含み)当然のこととして、被爆直後の姿をそのままとどめているわけではありません。 被爆直後は原爆ドームの前身であった産業奨励館で仕事をしていた人(全員死亡)の消息を尋ねた関係者の方々があちこちひっくり返して遺骨を求めました。 また戦後、占領軍の将兵が原爆ドームをたずねて色々落書きをしたり立ち入っておりました。 その後も現在のようなしっかりした柵が出来る前の昭和37年までは立ち入り自由でした。ですから、この時点まで様々な人の手によるかく乱を受けています。 柵が出来たのも壁面の崩落が激しくなり、危険があるからという事ですので人手によるかく乱に加え自然の風化による新たな瓦礫もつもり続けていたわけです。 そのあとも幾度か保存工事のために足場を組んだり、工事の際にレンガの一部が剥落したり、様々な要因でドーム周囲の瓦礫は被爆当初から様々なかく乱を受けてきているわけです。 そういう意味では被爆当時からすると様変わりしていますが、それもこれも被爆後70年以上が経ったドームをなんとか維持しようとする努力と時間経過による風化のせめぎ合いの結果と言えるのではないかと思います。。 質問者様の「作為的、人工的」との感覚もわからない事はありません。何せあれほど巨大な廃墟をこれ以上風化させないように維持しながら、しかも余り外観が変化するような保存工事を行うことができないわけですから。廃墟を廃墟として維持する事自体が「作為的・人工的」な行為なのだとおもっております。
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- Postizos
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ある時期までは言って見れば自然に崩壊するままにしていたのですが、いよいよ建物の形が変わってしまうのではないかと怖れて、改修をしています。つまりその時点での建物の形を固定化するために補強や部品の交換をしています。 地面なども舗装し直したりいじっていると思います。 http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/dome/contents/1005000000005/index.html https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8E%9F%E7%88%86%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%80%80%E6%94%B9%E4%BF%AE&biw=1158&bih=699&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0CDAQsARqFQoTCPmOgoKRzMgCFcWSlAodUeQIfA 結果として作為的、テーマパーク化した感じを私も受けます。1972年ごろ見た時のほうが生々しく、むしろ風化していたように記憶しています。 職人が丁寧にやりすぎてしまったという印象です。 おそらく落下した散逸しそうな小さなものはどこかにしまっているのでしょう。 崩れるままにするという選択もあったと思いますが、直すにしてももう少し見せかたはあるのかもしれないとも思います。 しかし壊れた状態を「保つ」ということは矛盾していて無理のようにも思います。
お礼
ありがとうございました。
- SPS700
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見たことはありませんので憶測ですが、瓦礫になってから70年あまり、そっくりそのまま残っているとは思えません。どのように置き換えても自然ではないと思います。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。