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高圧電流をつなぐ時も消弧する必要があるのか
いつもおせわになっております。 タイトルどおりなのですが、 高圧電流は入り切りする際、開閉器などを用いてアークを抑え(消弧)ながら行うのが普通だと思うのですが、アークは基本的に、接点を離す時に問題となるものであって、接点をつなぐ時には問題は少ないのではないかという気もします。 接点をつなぐ際にも消弧機能を要する具体的な理由というものはあるのでしょうか? ご教示いただけたらありがたいです。
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アークの発生原理は他の方の回答のとおりです。 接点をONするときも、チャタリングは生じる可能性があります。接点の金属はミクロに見ると凸凹のある表面なので、一旦つながってもまた離れたり、接点自体がバウンドして離れることはあり得ることです。 なので、消弧は接点のON, OFF両方に役に立つと思っておいた方が良いです。 ただ、接点が最初にONして電流が立ち上がったころにOFFになるようなタイミング関係があるとON時にもアークが発生するので、その接点の構造とか配線のインダクタンスなどに影響されます。 一般的にはONのときのアークは少なめです。
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- info222_
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>アークは基本的に、接点を離す時に問題となるものであって、 アークは電流を切断しようとすると電流を流し続けようとアークが発生しアークを通り電流が流れます。なので電極の接点が離れてもアークが続く限り電流が流れ続きます。消弧してやるとアークがなくなって電流の通り道がなくなりスイッチが切断されます。 >接点をつなぐ時には問題は少ないのではないかという気もします。 スイッチが入れば、接点同士がつながるのでアークは発生しません。なのでスイッチが切れるときのような問題は発生しません。接点同士がつながれば、電流は接点間の経路に流れ、アークが発生する出番がありません。 アークにもアーク抵抗があり、接点間が繋がっていればそこが低抵抗になるのでそこを電流が流れれば、高い抵抗のアーク経由の電流は流れない、つまりアークはたとえ一瞬発生したとしても接点が繋がればアークは存在できません。接点は一瞬で繋がります。
お礼
御回答ありがとうございます。 なるほど、基本的なところから解説していただきまして大変参考になりました^^ 基本的にはやはりつなぐ際にはあまりアークが問題となるケースは少ないというところなんでしょうね。 とてもわかりやすかったです^^
お礼
御回答ありがとうございます。 なるほど、「消弧は接点のON, OFF両方に役に立つ」という内容の解説がよく理解できました。 その点が私がうかがいたい部分だったので、 ベストアンサーということにさせていただきますね^^