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SOGの過電流蓄勢トリップについて

自家用高圧受電設備の第1柱に設置されているPAS(気中遮断器)は、過電流(短絡)時、上位の遮断器(変電所)が遮断してから無負荷で開く機構になっていますが、この短絡電流によるエネルギー蓄勢トリップのメカニズムについて、ご教示お願い致します。

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  • sentakuya
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回答No.2

JEMのスイッチギアの延長で考えていましたがJISのPF・S形キュービクルですね・・・ 大分誤った前回のアドバイスでした(ペコリ)あれから少し勉強しました。 ここからが推定ですが以下のような装置が内蔵されていると思われます。 【資料】 http://www.hikari-gr.co.jp/pages/keidenki/catalog/LC-9-10.pdf 【取扱説明書】 http://www.hikari-gr.co.jp/pages/keidenki/manual/T-LC-9-10.pdf

ik0912
質問者

お礼

再度の回答有難うございます。 過電流エネルギーをコンデンサーに蓄積し、無電圧でトリップ回路を形成出来ることが理解できました。

その他の回答 (1)

  • sentakuya
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回答No.1

まずSOGとは【Storage Overcurrent Ground Type】の略です。 ご質問に若干思い違いがあるように思います。高圧受電設備では一般的にPAS→MOF→DS→VCB・・・と並んでいます。構内で起きた過電流・地絡事故を電力会社に波及させないようにVCBまたはPASをトリップさせます。そこで過電流事故はOCでVCBをトリップ、地絡事故ではPASをトリップ、過電流+地絡事故ではまずVCBをトリップして無負荷にしてPASをトリップさせます。 【蓄勢】という言葉で電力会社からの給電が停止してもPASをトリップだけエネルギーをチャージする機能があるように勘違いされています。単純に【過電流ロック】とお考え下さい。具体的にはPASの中に電流継電器が内蔵され電流継電器がONの時にはPASのトリップコイルを励磁しないようにトリップ回路をロックしています。 よって過電流でVCBがOFFすればPASの過電流継電器がOFFされPASのトリップコイルが励磁されPASがトリップします。SOG制御箱の電源は一般的にはDSとVCBの間に設けられたPTから取ります。

ik0912
質問者

お礼

[蓄勢]トリップについての分かりやすい丁寧な説明有難うございます。大変参考になりました。

ik0912
質問者

補足

GR付開閉器(PAS)の設置位置下記のようになっています。 電力会社配電用変電所(CB)--電力会社用区分開閉器--自家用受電設備第1柱(GR付開閉器)--VCT--LBS--PF-VT--SOG制御装置電源。

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