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漏れ電流とは?質問に回答します
- 漏れ電流と漏電電流の違いについて説明します。漏れ電流は絶縁物を貫通して漏れ出る電流であり、漏電電流は絶縁物の破損や水の影響で流れる電流です。
- 漏れ電流はどれだけシールドしても発生することを解説します。電源コードを2本1度に測定しても、読み取り精度の問題で負荷電流の差が発生することがあります。
- コンセントのL相とN相と漏れ電流の関係について分かりやすく説明します。
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質問者が選んだベストアンサー
どちらも同じものだと思います。 要するにどちらも、電流が流れてほしくないところに漏れ流れてしまう電流です。絶縁物のコードが破れて芯線どおしが水などの導体でつながって流れる電流もAC平行コードの間の静電容量による漏れ電流も同じものです。 電線間を真空状態にしないかぎり(絶縁抵抗を∞にしない限り)多かれ少なかれ 必ず漏れます。漏れる量により許容できるかできないか判断されます。
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- Nebusoku3
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(1)漏れ電流とは漏洩電流の事で実際に機器を取り付けたときに流れるものと測定時に計測されるものがあります。漏電電流とはあまり言わないのでは。(漏洩電流⇒短縮して「漏電」) 漏れ電流といった場合、絶縁物の物性ごとの特性を表す場合もあります。この材質の漏れ電流は・・など。 絶縁抵抗とも言いますね) (2)漏れ電流どんなにシールドしても発生するというのは恐らく線間の容量(コンデンサ特性)の事を言っていると思います。 xxx pf(ピコファラッド)程度は必ず電線には容量を持っています。当然、使うのが交流であれば相互に流れるため、バランスが良ければ相殺して「ゼロ」ですね。これは漏れ電流とは異なります。(コンデンサと同じ考えですね) (3)コンセントのL(Line 相、N(Neutral) 相と漏れ電流の関係。 電気を引き込むときに通常は柱上トランスで減圧して引き込みます。 まず、柱上トランスでは引き込み前に柱の根元に接地す線があります。それは屋内にある分電盤を見て頂ければいいのですが、白い線が屋外で接地された線です。 屋内に引き込まれ、内部の機械に絶縁不良があった場合、漏電(漏洩電流)が機械のL(Line)相を経由して機械の表面に電圧が現れます。 それを触ると「ビリビリ」とするわけです。その際、人間がアースとして外で接地した線との回路ができています。(L相と人間との間) 規定以上の危険な漏電があれば、漏電遮断器が作動することになります。 (屋外の柱の下で接地しているのが漏電を感知する仕組みのもとですね) ↓ 参考 https://www.chuden.co.jp/energy/ene_about/electric/chishiki/mame_bundenban/
- fjnobu
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(1)区別して考えることではありません。いずれにしても漏洩電流です。 (2)程度の問題です。500Vメガーで測定できる程度の電流であれば、少しは流れます。100Vの場合は100MΩ以上です。 (3)L相は、黒又は赤の線が接続されていて、活線と云います。コンセントには右側の短い方。N相は白線が接続されていて、接地線と云います。コンセントでは左側の大きい方です。