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★イソップ童話について

これって、寓話なのになぜ、童話っていうのですか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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  • Nakay702
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回答No.2

>これって、寓話なのになぜ、童話っていうのですか?・・・・・ ⇒以下のとおりお答えします。 古典ギリシャ時代(紀元前6世紀)の頃、解放奴隷イソップ(Aisopos)が語ったとされる処世訓が『イソップ物語』("AESOPI FABVLAE")の原形となったものです。したがって、当初は童話でなく、動物などの性格や行動に託して「どうすれば安穏にこの世を過ごせるか」という世渡り術を世俗の人に教えるたとえ話でした。これが古代・中世を通じて収集され、ギリシャ語やラテン語による詩形や散文形式で書かれ、さらに英語などの現代語にまとめられてきたものが『イソップ童話』です。 これが日本に伝えられたのは、1593(文禄2)年が最初とされています。イエズス会の天草学林から『伊曽保物語』という題をつけて翻訳出版されました。そしてそれ以降、いろいろな形(寓話集・童話集・絵本など)で全国に広まったのはご存知のとおりです。 『イソップ童話』中の作品は、そのすべてが、いわゆる「寓意」(教訓や教え)を含んでいます。因みに『アリとキリギリス』に含まれる寓意とは、「備えあれば憂いなし」です。およそ370編に上る作品のうち、この「備えあれば憂いなし」という教えを持つものは、『アリとコガネムシ』・『イノシシとキツネ』・『セミとアリ』などの3編があります。 これらの物語のうち、最も広く親しまれているのは、後者『セミとアリ』であろうと考えられます。スペインなどでは、原題と同じ『セミとアリ』の題名で知られていますが、日本やハンガリーでは、セミがキリギリスに置き換えられて『アリとキリギリス』の題名で親しまれてきました。 このように、「最初は処世訓・寓話集であった『イソップ物語』が、子どもになじみやすい動物や昆虫が頻繁に登場することから『イソップ童話』として広まっていった」というのが、お尋ねに対するお答えになると思います。

その他の回答 (1)

  • tzd78886
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回答No.1

子供に分かりやすいように動物を使ってまとめたものだからでしょう。世界的にこういう童話はたくさんあります。

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