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「良い童話」とは?
昔からの童話が本当は残酷な話であったり、或いは今までの概念とは全く違う新しい童話の本が人気になったりしていますが、あなたは「良い童話」とはどんなものだと思いますか?
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子供の頃、うちには「世界名作童話全集」がありました。 おかげで日本の民話や世界の童話、昔話をたくさん読んでいました。 「次はどうなるんだろう」とわくわくするようなストーリー展開、 色や光の鮮やかな描写、子供心に印象的なエピソードのある、 そんな作品を何度も繰り返し読んでいたと思います。 キツネと人間が普通に会話したり、小さな女の子がお金も持たずに旅に出たりする事も 不自然に感じなかったと思います。 私にはそんなお話に何か教訓が隠されていた事はわかりませんでした。 少しだけ開いたふすまから投げてよこされる赤ん坊の小さな指や 原っぱを血の色に染めて横たわる鬼婆、 美味しそうなお菓子の家や、空から降ってくる金貨、 口から飛び出すお花や宝石に埋もれる女の子に夢中になっていたと思います。 でも大人になって、大好きだった童話や民話を思い出す時、 年端のいかない子供がもっと小さな弟の手を取って 鬼婆から逃げる時どんな気持ちだったかとか、 自分が恵まれない境遇なのに、他人に親切にすることが どんなに大変な事なのかということを、改めて考えさせられます。 今でもつい人の悪口を言ってしまったあと、 自分の口から蛇や蛙が飛び出したような気がしたりします。
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- hyakkinman
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お父さんや、お母さんの「笑顔」があれば、すべて「良い童話」になりますよ。 「本当は怖い」なんて言ってないで、「素直な心」を育みましょうよ。 現代人の悪いクセじゃないかな… 「屁理屈人間」ができちゃいますよ。 大人たちが、きちんと解説できるように、勉強しないと… グリムさんや、アンデルセンさんたちに、申し訳ないですよ。
お礼
素直な童話を素直な気持ちで読み聞かせたいです。 「本当は怖い」といった視点での童話では、とても素直に笑顔で読み聞かせられませんし・・・ 正直、グリムさんやアンデルセンさんたちが、子どもたちのために作ったはずの童話に込めた本当の意図は、私には理解できない点も多いですね。 怖くないようにアレンジされた童話の方が、好きです。 ありがとうございました。
その子供の発育にピッタリあった、今聞かせたい話というチャンス到来の教訓話。いつも同じ絵本が好き、もいいですが、話す自分としてはメッセージが大切。 例えば、子供同士でおもちゃの取り合いになってケンカした日。その夜は、一つの物を交代で使うウサギがいました、そこに独り占めしようとする狐もいました。みんなで引っ張ってこわしてしまいました。とかね。その子に結末と解決法を考えさせる。 絵本がなかった時代は、親はそうやってメッセージを伝えていたんじゃないかな。面と向かって説教するよりきいてもらえるのが童話の形だと思う。
お礼
童話は、子どもの成長や性格を見ながら選んであげるというのも大切かもしれませんね。 親は、何故この童話を読み聞かせるのかという自覚を持てば、単なる「寝付かせるため」の童話ではなくなりそうですし・・・ ありがとうございました。
- Devilpropose
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私が一番好きなのは「ゴンぎつね」です。 「一度やってしまったことは、とり返しがつかないんだよ」 と言われているような話ですね。 大人になってからは、芥川龍之介の「桃太郎」が読んでいて思わずニヤリとしてしまいます。 童話というのは、基本的には口伝なんでしょうから、ある程度細かい処が変化するのは仕方ないでしょうが。 いつの時代でも、子供に理解できて感動できる、普遍性が大事なんだろうと思います。 そういう意味では、最初から「売る」ことを前提に書くと、やや作為的になりそうですね。
お礼
「ごんぎつね」は、教訓を上手なストーリー展開で教えてくれる童話ですし、読んでいて楽しいですしね。 童話も、芥川龍之介の手にかかると立派な文学と化しますし、さすがと思います。 しかし、つたない小説家が同じような手法で童話をいじって、それを子ども向けにそのまま出版するのには、いささか首を傾げてしまいます。 ありがとうございました。
Wikipediaによると、 『童話(どうわ)とは、児童が読む、または親などの大人が幼年児童に読み聞かせる子ども向けの、民話、伝説、神話、寓話、創作された物語等である。』そうです。 私にとっての良い童話とは、子どもだけではなく、大人にも何かを教えてくれる童話です。 人生の教訓、人はどうあるべきかなど、いろいろなことを教えてくれます。 そんな童話を読むと、ホロッと涙が出てきて、何とも言えない不思議な温かい気持ちになります。 忘れていた心を取り戻させてくれそうです。 日本のアンデルセンと呼ばれる浜田 廣介氏の童話は、それに当てはまると思います。 その中でも、特に「泣いた赤鬼」が好きですね。 新美南吉氏の「ごんぎつね」「手袋を買いに」、これも大好きな童話です。
お礼
大人にも何かを与えてくれる童話であれば、そのことを子どもに読み聞かせるときにも心が込められますからね。 「泣いた赤鬼」などは、作者の伝えたいことがはっきりしているし、子どもの心にも伝わりやすい童話といえそうですね。 ありがとうございました。
- yotani0425
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裏の詮索などせず、親が人生の教訓とか一般の倫理観にあてはめて「良い」と解釈したものならいいような気がしますが・・、最近はあまりにも裏読み・勝手な解釈などでの過敏反応が多すぎるような気はしております。 例えば「アリとキリギリス」「太陽と風」「ウサギとカメ」「花咲か爺さん」「浦島太郎」などはそのままで充分だと思いますがね。 *もしかして、上記の童話はもう死語扱い?今はもうそんな時代ではない?
お礼
親が自ら選択して読み聞かせるのであれば、それはそれで分かりますが、最近は話題になっているということで選んでいるような傾向も感じています。 「本当は怖い・・・」という流行も、別に本来のストーリーがどうなのかということは関係なく、今語られている内容で良し悪しを判断すればいいんでしょうしね。 ありがとうございました。
- cxe28284
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昔ストリーテリングをしていたころの童話昔話をご紹介します。 童話昔話はこの世の不思議と真実と生きる勇気を与えてくれるものだとおもっています。 「アフリカの不思議話キバラカと魔法の馬」さくまゆみこ編冨山房 「イギリスとアイルランドの昔話」石井桃子編訳福音館 「雪の夜に語り継ぐ」笠原政男語り福音館 「日本昔話百選」稲田浩二和子編三省堂 「ねずの木グリムのお話いろいろ」M・センダック福音館 選りすぐった本です。この活動も後継者がいなくなりました。 若いお父さんが読んであげて下さったらいいなあと思っています。 絵本の中にも「長靴をはいた猫」{王様と5人の兄弟」 など昔話の絵本が沢山あります。ご参考まで
お礼
童話昔話はこの世の不思議と真実と生きる勇気を与えてくれるもの・・・たとえそのどれか一つだけでも含まれている童話は、魅力的ですね。 ご紹介いただいた本は、私は多分読んだことがないと思いますが、どれも伝統的な童話のようですね。 最近多くなった新作の童話や絵本は、どうも系統が違うような気がして、本当に「良い童話」なのかと思ってしまうものが多いです。 ありがとうございました。
- cucumber-y
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親が伝えたいことをきちんと持った上で我が子に読み聞かせたいと思える童話全て。 そこには難しい解釈、曲解、新説など必要ありません。 私が親から聞かされたのは「親を大切にしないと地獄行き」系が多かったような気もしますが。^^;
お礼
読み聞かせる親が、その童話に対してどう感じているかというのは、大事ですね。 昔からある有名な童話だからというだけで「良い童話」とは言えないでしょうし・・・ 難しい解釈、曲解、新説が自分の思うところに一致すれば、それが「良い童話」になることもあるんでしょうが。 「親を大切にしないと地獄行き」系も、間違った教育方針に使われると、とんでもないことになりかねないし、難しそうですね。 ありがとうございました。
こんばんは。 1.わらしべ長者 2.笠地蔵 子供と繰り返し読んでましたので。 印象が強いので、この二つはそうかなって思います。
お礼
「わらしべ長者」と「笠地蔵」は、昔の童話の中ではなかなかユニークですよね。 大人も楽しめるようなストーリーは、子どもにも良い童話と言えるかもしれません。 ありがとうございました。
- pupPeTeer119
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そのストーリーが幼い心にしっかりと残り、育って行く上で人としての倫理観を心の中にしっかりと根付かせるようなものであれば、『良い童話』と呼んで差し支えないと思います。
お礼
童話というものは、もちろん幼い心を育てていくのに大きな影響を与えるものでしょうから、間違って選ぶと大変なことになる可能性もありますね。 それを見分ける指針はなかかな分かりにくいですし、最近多くなった変則的?な童話がそれに当たるかどうか、ちょっと疑問も感じています。 ありがとうございました。
お礼
おっしゃるように、子どもたちにとっての童話に限らず、大人たちにとっての小説や文学でも同じでしょうけど、教訓を得たいと思って読むわけでもないし、読みながら成程と直接的に教訓を感じるというものでもないと思います。 特に童話の場合は、読み手を引き込むようなストーリーによって、自然と何かを子どもに与えていくということこそが、大事でしょうね。 直接的な教訓は、心に残らないものですし・・・ ありがとうございました。