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ヘンリーの法則と溶解型酸素について

一度高気圧下で液体に溶かした気体は、またもとの気圧に戻したら、気体もまたもとのように戻ってしまうのでしょうか? それとも一度溶けた気体は、気圧に関係なく溶けたままなのでしょうか? もとに戻ってしまうならば、高気圧酸素カプセルで体内に取り込んだ溶解型酸素は、カプセルから出た後は、どーなってしまうのでしょうか?

みんなの回答

  • hg3
  • ベストアンサー率42% (382/896)
回答No.2

>一度高気圧下で液体に溶かした気体は、またもとの気圧に戻したら、 >気体もまたもとのように戻ってしまうのでしょうか? はい、それがヘンリーの法則の意味するところです。 一度溶けた気体が、気圧に関係なく溶けたままだったらヘンリーの法則は成り立たないことになりますよ。 もう一度ヘンリーの法則をきちんと勉強してください。 >高気圧酸素カプセルで体内に取り込んだ溶解型酸素は、 >カプセルから出た後は、どーなってしまうのでしょうか? 単に溶解している酸素を考えるならヘンリーの法則が成り立つのだから、当然、高圧カプセルに入る前の状態に戻ることになるでしょう。 それから、 >山の上では、平地より、炭酸飲料の炭酸が抜けるスピードは早くなるのでしょうか? についてですが、ヘンリーの法則は、気体が溶ける量と圧力の関係を示す法則であり、溶ける"速さ"(抜ける"速さ")に関しての法則ではありません。つまり、圧力だけで速いか遅いかを決めることはできないということです。 炭酸飲料の例なら、容器の栓をしっかり閉めていて気体の漏れが全くなければ、例え周りの圧力がどんなに低くても炭酸は抜けません。栓が無い場合、口の狭いペットボトルに入れてある場合と、鍋に入れてある場合、鍋に入れてある方が早く炭酸が抜けます。 >登山の前に酸素カプセルに入って溶解型酸素を取り入れても、高度が上がるたびに、 >消費されずただ抜けてしまう溶解型酸素の量も増えていくということでしょうか? 酸素カプセルで溶解型酸素が増えたとしても効果は一時的なもので、カプセルから出ておそらく数分のうちに元に戻るでしょう。 よって登山の前に酸素カプセルに入って体の中の酸素を増やそうという発想がそもそも大間違いです。

shunshun_net
質問者

お礼

丁寧なお返事、ありがとうございます。

  • shintaro-2
  • ベストアンサー率36% (2266/6245)
回答No.1

>一度高気圧下で液体に溶かした気体は、またもとの気圧に戻したら、気体もまたもとのように戻ってしまうのでしょうか? >それとも一度溶けた気体は、気圧に関係なく溶けたままなのでしょうか? 完全に元に戻るわけではありませんが、 蓋を開けたままの炭酸飲料を考えていただければ、 すぐにご理解いただけると思います。 >もとに戻ってしまうならば、高気圧酸素カプセルで体内に取り込んだ溶解型酸素は、カプセルから出た後は、どーなってしまうのでしょうか? いずれ抜けますが、その前に少なくとも一部は体内で消費されます。

shunshun_net
質問者

補足

お返事ありがとうございます。 例えばですが、山の上では、平地より、炭酸飲料の炭酸が抜けるスピードは早くなるのでしょうか? 登山の前に酸素カプセルに入って溶解型酸素を取り入れても、高度が上がるたびに、消費されずただ抜けてしまう溶解型酸素の量も増えていくということでしょうか?