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ヘンリーの法則
ヘンリーの法則というのがいまいちよく分かりません。 移動可能なピストン付きの容器に0℃で窒素と水(液体)が入っており、 圧力が1.01*10^(5)Paのとき、水に溶解した窒素の物質量をx[mol]とする。 圧力が1.01*10^(5)Paのとき、x[mol]なら、圧力が2倍の2.02*10^(5)[Pa]のときには、2x[mol]というのは分かるんですが (1)溶解した窒素の体積(それぞれの圧力での値)の場合、圧力が1.01*10^(5)Paのとき、22.4x[l]で 圧力が2倍の2.02*10^(5)[Pa]のときも、22.4x[l]となっています。なぜ同じ体積なんでしょうか? (2)溶解した窒素の体積(1.01*10^(5)[Pa]での値に換算)の場合、体積は1.01*10^(5)Paのときには、22.4[l]で、 圧力が2倍の2.02*10^(5)[Pa]のときは44.8[l]と2倍になっており、これは、圧力が2倍されたから 体積も2倍されたんだな、と分かります。 どうして(1)のときは体積が同じなんでしょうか?
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- phosphole
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前から思っているのですが、ヘンリーの法則の表現は混乱を招くもとですよね。 液体に溶けこんでいる気体分子のモル数は、気体の圧力に比例する これだけで良いですし、非常に直感的です。 圧力をかければかけた分、気体分子は液体の中に押し込まれますよ、ということですから。 体積を出せ、とか言われたら、素直に状態方程式を使えば良いでしょう。 私個人としては、状態方程式を使えば良い問題なのに、あえて状態布袋式を使わない類の法則(今の場合、ヘンリー)を持ち出すと、混乱して間違いやすいと感じます。
- maku_x
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理想気体の状態方程式 PV = nRT より、圧力が1.01*10^(5)Paのときの気体の体積を V1、圧力が2.02*10^(5)[Pa]のときの気体の体積を V2 とすれば、 1.01*10^(5) * V1 = x*R*T ... (1) 2.02*10^(5) * V2 = 2x*R*T ... (2) (1)、(2)より、V2 = x*R*T/1.01*10^(5) = V1、よって V2 = V1 となる。 ※ 要は、物質量が2倍になっても、圧力が2倍になれば、体積は変わらない、と言う事です。
補足
ありがとうございました。 体積が同じになるというのは、よく分かりました。 でも、体積が2倍になるというのが逆に分からなくなってきました。 上のようにV1,V2を使って式にしたいのですが難しくてできません。 >(2)溶解した窒素の体積(1.01*10^(5)[Pa]での値に換算)の場合 1.01*10^(5)[Pa]での値に換算、というのをうまく式にできません。 もしよろしければ、教えてください。