• 締切済み

デザイナーという職業と働き方について

はじめましてこんにちは。デザイナーという職業について質問です。 先日、ちょっとしたことがきっかけで初めてデザインの仕事をし、そこからデザインという仕事に興味をもちました。 今後フリーでこのような仕事ができたらなと淡い期待があるのですが、やはり甘いものではないと思います。食べていくには同時にいくつもの仕事を抱えなければならなかったり、プレッシャーを感じたりといろいろあると思います。 デザインで生活したいという気持ちはあるものの、時間に終われる状態での仕事は精神的に耐えられる自信がなく、デザインの職についてる方はどのような働き方をしているのか非常に興味があります。 実際にフリーで仕事をしている人のリアルな声を聞きたいのでフリーでデザインの仕事をしている方いろいろとアドバイスをいただけたらと思います。 以下は冒頭に書いた初めて請け負った仕事の内容や流れです。アドバイスする上で参考にしていただければと思います。 仕事内容 CDジャケットの裏表と盤面のデザイン。 依頼人 友人の知り合いのアーティスト インディーズのラッパー きっかけ 友人が私の絵を見せたところた依頼人が気に入りその仕事が実現しました。 それではよろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.4

フリーで紙媒体のデザインの仕事を15年ほどやってます。 (ポスターとか書籍とかCDジャケットとかです) デザインの仕事と言ってもいろいろありまして、 特にフリーでの仕事となると、 デザイン以外にもアプリケーションの技術、印刷の知識、紙の知識、お金の話など… いろいろと必要になります。 想像ですが、 今回の場合はアーティスト側に あなたのデザインという名の「絵」「アイデア」を気に入ってもらえて、 アーティスト側がレーベルの人などを介して印刷所などに手配して処理してくれるケースだと思います。 これはデザイナー側に文句のくる可能性が少ない一番ラクなケースです。 印刷から納品までデザイナー側が手配したり、 クライアントの希望する納品形態で制作したり、 デザインのセンスだけでなく、「技術」「知識」「経験」が必要だったりします。 なのでプロとしての経験が無い状態でフリーとして仕事をするのは非常に危険かと思います。 まぁ今回のような質問は「プロの世界を舐めるんじゃねぇ!」みたいな 厳しい意見が多くなるのはしょうがない感じですが、 数年デザイン事務所なり制作会社なりで経験すれば、 身に付く知識だと思うので、 とりあえずどこかの会社でプロとしての仕事を数年経験してからフリーになる方が良い気がします。 先の回答者にもありましたが、デザイナーではなくアーティストやイラストレータとしてであれば、話は別ですが…。 余談ですが、 ワタクシの大好きなグラフィックデザイナーとして有名な横尾忠則氏は確か新聞社の社員としてデザイナーのキャリアをスタートしています。 無責任な意見をバラバラと書きましたが、参考になれば幸いです。

noname#209408
質問者

お礼

大変参考になる回答ありがとうございます。デザインの仕事を15年もだなんて想像できません。心から尊敬します。 今回の質問は決してプロの世界を舐めているわけではなく、私の単純な知識不足からの質問ですのでご容赦ください。 めちゃくちゃな質問に対して丁寧に回答していただいて非常にうれしいです。ありがとうございました。

  • coai
  • ベストアンサー率50% (152/301)
回答No.3

デザインとアートの区別が付いているかどうか、若干心配なところはありますね。 あ、私はデザインを仕事にしていません。 デザイナーさんに仕事を発注する側です。 (デザイナーさんから仕事が回ってくることもある側でもありますが) まあ、そんな感じでデザイナーさんとは直接関わり、間接的にはデザインの仕事とも関わっているわけですが……。 批判的な言い方になってしまっていて申し訳ないですが、そういう仕事なので周囲にデザイナーにかぶれた人物が常に氾濫しているわけです。 なんか『デザイナー』って職業は、響き的にもかっこいいし憧れますよね? たとえば新入社員なんかは、これまでにそういう人と関わったことがなく免疫がないからか、簡単にカブレて表面上だけの真似をし始めるんです。 もちろん全員が全員じゃないですが、毎年一人や二人はカブレて使い物にならなくなります。 海外なんかは、デザインとアートが厳密に分かれていると聞いたことがあります。 日本ではその境目は曖昧。 曖昧ですが、本職として食べていける人はちゃんとデザイン寄りの立ち位置をキープしていますね。 アートとデザインの違いは? http://www.webcreatorbox.com/webinfo/art-design/ 米国のデザイン教育から学んだこと http://blog.btrax.com/jp/2012/03/17/what-i-learned-from-design-education/ 残念ながらカブレてしまっただけの人間は、その違いが判らずにアーティストになろうとする。 あくまで当方の周囲の人間を見ていてそう感じるという話ですが。 その体験したお仕事は、非常に楽しいものだったと思います。 きっかけが、『友人が私の絵を見せたところた依頼人が気に入りその仕事が実現しました』ということですから、呼び方はともかくとしてアーティストとしてのお仕事だったんじゃないかな? 依頼内容は言葉では「デザインしてください」だったかも知れないけど、内容は「(あなたの絵の世界観が気に行ったので、)あなたの世界を表現(=アート)してください」って事だったんじゃないかな? まあ、あなたの絵を見てお仕事の発注があるぐらいなので、もしかするとあなたにはアーティストの才能があってアーティストとして食べていけるかも知れません。 デザインとアートの違いが判っていて、ちゃんとデザーナーとしての仕事をこなして食べていける人なのかも知れません。 なんとなく、以前に受けた依頼はアートの仕事だったにも関わらず、それがデザインの仕事だと思い込んだまま、今後デザインの仕事でアートしてしまってとんでもない結果になりそうな心配をしてしまいました。 余談ですが、先ほどは海外ではデザインとアートが厳密に分かれていると書きましたが、先日白紙撤回された新国立競技場のことを考えると必ずしもそうでもないのかな?と思わないでもない。 ありゃ、完全にアートなんだわな。 たぶんアートとしては優れているんだろうね、本職の建築家がそれを選ぶぐらいなんだから。 でも依頼されているのはデザインなのにやってることはアートだから、結果的にアンビルトの女王なんて呼ばれるようなことになってしまっているという気がする。 本人だけの問題で済むことならいいんだけど、お仕事となると他人に迷惑を掛ける場合も多いからね。

noname#209408
質問者

お礼

デザインとアートの垣根に関してはかなり漠然としていました。coaiさんのいう通りズバリデザインではなくアートよりの仕事だったと思います。 表現することが好きで、たまたま自分の世界観に相手が興味をもってくれてからの製作だったのでデザインとしては特に仕事をしてなかったと思います。 質問には書いていませんでしたが、デザインをやりたいのかアートをやりたいのか自分でわからなかった部分がありました。ですが、coaiさんの助言でデザインをしていくのは無理だとハッキリわかりました。 回答ありがとうございました。

  • Ciccino
  • ベストアンサー率38% (155/405)
回答No.2

デザイナーは最初はボランティアみたいな感じです。 タダ同然のデザインの仕事を大量に請けて自分の名前とデザインを有る程度浸透させるための営業活動時期(芸人で言う下積み)みたいな感じですから。ある程度名前が通ると逆にデザイン料を支払って貴方に依頼するという感じになります。 最初から大きく宣伝したい場合は既に有る程度人気のある方に謝礼を支払って貴方のデザインを使って広めてもうらうという感じですし初期の投資(宣伝費)は相当用意しておく覚悟が必要ですよ。 コンテスト等の賞も出来れば有れば良いです。 ある程度安定して仕事を取るには「○○賞受賞者」、「○○会社のデザイン担当」など肩書きや実績が無いと難しいです。正直なところ依頼者はデザインの良し悪しよりもデザイナーの肩書き重視の場合が多いですから。 美術館でピカソの絵を見て本当に絵の価値が解る人がほんの一握りで実際は「有名だから」「高額だから」という理由で見る人が多いのと同じです。 お金があるなら自作自演のオークションでサクラを使って自分のデザインを高額落札しつづければ周りも価値が有ると勘違いして知らないうちに有名デザイナーになっているかもしれません。。。

noname#209408
質問者

お礼

まさに私が聞きたかったようなアドバイスを的確にいただきうれしいです。 自己のブランディングというか、どのような流れで仕事をしていくのかに興味があったので非常に参考になりました。 あまりにも知識が浅いため、もしかしたら気分を害したかもしれまんせんが丁寧な回答をしていただき本当にありがとうございました。

  • hue2011
  • ベストアンサー率38% (2801/7249)
回答No.1

私自身はデザイナーではありません。 でもそれに関係した仕事は良く知っています。 また、本当の先端のデザイナーの知り合い、友人がいますのでお答えできます。 質問者様がやられて満足された初めての請負仕事、というのは、非常に楽な仕事でした。 友人の紹介で、デザインが必要な人に仕事をもらい、作成してみせたところ、それ自体を気に入ってもらった。 これは、デザイナーを業務とする人では通常ありえないパタンです。 素人で絵が画ける人間がいて、その人に安く仕事をしてもらった、というだけの話だからです。 もしそのラッパーに、プロのデザイナ―を紹介できるか、ですけど、インディーズですよね。 そんなにお金持っていないですよね。 宇野亜喜良に頼むことなんて最初から考えていないでしょう。 もし万が一お金があって、宇野亜喜良に依頼できたらどういうことになっていると思いますか。 いくつ持って行ってもNGが出るのです。フィーリングが合わない、とか色がおとなしい、とか。 そして宇野さんが数十枚書きなおしてようやっと合格が一枚ある、という程度のことになります。 プロのデザイナーというのはこの覚悟が要るのです。 作成したものの9割を捨てることがありますから。 あなたが日曜デザイナーみたいな態度で仕事をしていきたいということなら、おそらく今と同じような温度で大丈夫です。 でも、友人が紹介するとかそういう営業行動をしないとお客はつかまりません。 インターネットで「なんでも描きます屋」みたいなサイトを作るなら、それも回ります。 ただ、LINEのスタンプだとかブログのアイコンだとかの制作になってしまいますけど。 これは趣味の延長ですから、お小遣いが稼げる程度です。 これだけで豊かな生活をしたいと思うまでには相当距離があります。 毎月食べていくのも大変だと思われます。 デザイナーが主である。おれはプロである、という宣言自体は自由にやってかまいません。 でも、それを言ってすぐに仕事がなだれ込んでくるということはありません。 どうしてもエージェントが必要となります。 誰かが営業をやらないといけません。自分でやったらまずい。 自分で自分を売り込んで、天才だから高く払えという人間がいたら、おかしいでしょう。 誰かが、彼はそこいらのものと違う、仕事をやらせてみてくれ、気にいったら言い値で払え、といってくれないとデザイナーの立場なんてありません。 営業ですが、「絵がうまいからなんかかかせてください」なんて不自然だし、成功しないのはお分かりですよね。 相手がデザインを必要としていることを見定めて、「試しでいいから使ってみてくれ」をやり入り込まなければなりません。 入り込むために、ひとつふたつは無料でやる必要があります。 そして、何かの依頼を受けたとしましょうか。 自分ではよくできたなと思うモノを1点だけ客先に持っていったらまず怒鳴られます。 これは単純です。 考えてみてください。 うまいものが作れるという寿司屋に出入りを許可して、誰が食べても口がさっぱりするものを作ってくれといわれたとき、カッパ巻き一本持っていったら怒るでしょう。 客にしてみたら、カッパ巻き、甘海老、ヒラメ、鯛、カンパチ、つぶ貝、というように並べてほしいのです。 そして、その一つを気に入ったらその一つを買いたいのです。 仮にエンガワひとつを選んだとします。他はボツです。 エンガワだけ100人前くれということになるのです。 そこでくよくよするようなら寿司屋じゃない。ありがとうございます、です。 だけど、ここで言わなければいけないことがありますね。 エンガワはそれだけで泳いでいる生き物ではありません。 ヒラメという魚がいて、ヒラメをつぶして開いたうえその一部なんですね。 だったらエンガワは高くなりますよ、と言わないといけない。 ヒラメ分全部買っていただきます。 もしヒラメの肉とエンガワを両方買っていただいたとしても、値段は一緒です。 また、そうでないならお金だけいただいてヒラメのほうは破棄してしまいますが、いいですかという相談です。 これ、何のたとえをしているかというと、デザインで言うとこういうことになります。 10枚のデザイン提案をします。 そのうち1枚を相手が気に入ったとします。 だとしたら、ボツにした他のデザインは、別のお客様に使ってかまわないことになります。 しかし、OKしたデザインは別の1枚の絵の一部分だったとします。 だとしたら、そのデザインは封印することになります。 この大きな方も値段をご考慮いただけませんか、という話です。 そういう話に慣れる必要があります。 さてこれから一番重要なことを言います。 これはプロの友人の受け売りです。 彼は大手の化粧品会社のある分野の商品のデザインをやっています。名前を言ったら誰でも知っています。 彼の上には、化粧品会社のほうに籍がある、PDとかADというものが居ます。 ADはアシスタントディレクターではなく、アートディレクターです。 うるさく言われるのは何かというと、会社のポリシーと美的感覚をキープせよ、です。 なんのこっちゃなんていったらそこでおしまいです。 自分でない時代にその会社が展開した広告をすべて見て覚えておく必要があります。 絶対に使っていない色があるとか、入らないように画面から排除しているアイテムがある、ということを知る必要があります。 彼らと打ち合わせるときには、何枚もの図を用意して持っていきます。 ほとんどボツになる前提です。 彼が言うには、依頼金額で枚数が決まる。 30万で頼まれたら3枚持っていく。50万で頼まれたら5枚持っていく、というのです。 100万といわれたら10枚だ。 買ってくれるのは1枚だけですけど、冷静に考えたら、原料費の回収はきっちりする考えです。 1枚10万円と思って、5枚描くのがしんどいなと思わないで、5倍の仕事して50万もらおうなと思うそうです。 これならやるほうも損した感が薄れます。 そして彼がやるのは、最終的に選んでほしいものをスポットして、本来だったらそれだけを持っていきたい。 でも、お客は、それだと画家の言いなりになることだからちょっとでもつべこべ言いたい。 だから5つあって、そのうちの4つについていろいろ文句をついて準否定をしていって、最後のひとつがいいもんだと言って終わらせたいんです。 で、デザイナーの彼はどうするかというと、本命は本当に丁寧にきっちりやる。 NGになる予定のものには、ケチのつけどころを仕込むというのです。 ADが嫌うモノ、避けようとしているものは付き合っていればわかりますのであえてそういうものを絡ませる。 自然お客は、こちらが計画した穴に落ちていきます。 自分の美意識で神のように裁断をしていっていいものを選択した、と思い込んでいる。 そして、予定したデザインを買ってくれる、という仕組みです。 デザイナーはそういう心理的策略を凝らします。 やっぱりそういうことをやってのけるのがプロです。

noname#209408
質問者

お礼

すごく細かい的確な回答をくれて参考にはなりますが、それが真理と言わんばかりの態度とところどころバカにするような言葉運びが気に入りません。批判は参考になるので大変うれしいですが、デザイナーでもない方にバカにされる筋合いはありませんし、デザイナーとしての働き始める動機もいろいろあるはずです。 また、私が先日した仕事は確かにデザインの仕事として楽ではあり、それでデザイナーになりたいなんて舐めるなとデザイナーの方が憤慨されるのは理解できますし、覚悟した上で質問をしました。それでもおもしろい意見や意外に知らないリアルな現場の心持ちや声が聞けるかもと期待して質問したのであって、デザイナーさんの友人や知人の意見は一切求めていません。 仮にあなたがプロの仕事をそばに見聞きしていたとしても飽くまで第三者です。私はデザイナーさんの意見を求めています。 最初の動機は単純なものでもいいはずですし、身の丈に合わないプライドを持っているわけでもない奢り高ぶってるわけでもない純粋な私の希望や仕事をさらっとバカにする態度はいただけません。 件のラッパーの仕事も、プロのデザイナーさんが出したサンプルと私が出したサンプルを比べた上で私の絵を選んでいただきました。絵も4.5枚は書きましたし結果として前者のデザイナーさんが提案していた金額よりも高い報酬をレーベルよりいただきました。レーベルを挟んだきちんとした仕事であり責任もありました。ごっこではありません。憶測でかんたんにバカにするのはあまりにもひどいと思います。 インディーズのラッパーがどのくらい稼いでいてレーベルはいくら予算を出せるのか知りませんよね? 私がどの程度の絵を描くのか知りませんよね? 以後、私への回答はお控えくださいますようお願いします。批判はうれしいですがバカにする態度はうれしくないですし、そもそもデザイナーさんの意見を求めています。

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