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プロダクトデザイナーになりたい
プロダクト系ではありませんでしたが大学でデザインを学び、一旦はデザインとは関係なく就職をしました。 しかし、やはりプロダクトデザイナーや家具のデザイナーといったものづくりのデザイナーになりたいと思い、今は会社を辞めてアルバイトをしています。 今、どのようなアルバイトをしようかと悩んでいるのですが、アルバイトで出来る仕事は限られていると思います。もちろんプロダクトデザイン系のバイトはないです。 選択肢としては、 (1)Mac等を使ってのグラフィックデザイナー(バイトなのでチラシ制作系) (2)興味を持っているカメラマンのバイト (3)デザインとは関係なく高収入のバイトでお金を貯め、もう一度学校へ入学。1からデザインを学び治す のおおよそ3つがあります。 (2)は少し外れているような気もするかもしれませんが、人と接する仕事ですし刺激はあると思いますし、遠いようで近い職種でもあるような気もします。 本気でプロダクト系のデザイナーになろうと将来を考えるとどのような道をたどるのが良いでしょうか?今はすでに24歳です。
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質問者が選んだベストアンサー
プロダクト系デザイナーじゃありませんが・・キャリアスタートが建築関係の部類に入るデザイナーでしたので、参考程度ですが、材料の一つになれば幸いです。 質問者さんの選択肢(1)(2)では、おそらくプロダクトデザイナーは無理でしょう。 デザイナーのキャリアは未経験で入った会社の内容によることが非常に多いです。(2)では完全に畑違いですし、(1)でも完全な畑違いとは言わないものの、どちらかと言えば畑違いです。 私がスタートした「建築系の部類に入る」デザイナーとは、サインデザイナーです。内容的にグラフィックにも属しますし、外部など巨大看板になると建築系の話にもなる・・少々分かりづらいのですが、看板屋さんと言った方が早いかもしれません。商業施設の案内板や外部看板などをデザインしています。 これらもプロダクトに似ていて、製作物の作りがある程度わかっていないとデザインできません。 以前、とある商業施設のプランに関わってたときに、クライアントが依頼したデザイン事務所にデザインさせたプランで製作して欲しいと言われ、プランを見たのですが、失笑せざるを得ないお粗末な作りでした。 見た感じ非常にきれいなのですが、本職から言わせると「これ、どやって作るの?」というデザインで、とても実製作できない代物でした。 調べてみると、そのデザイン事務所はサインデザインをしたことがなかったことが判明、しかしクライアントはこのデザインで製作して欲しいと強く求めてきたので、どういった理由で製作できないかを説明する羽目になったことを覚えています。 そのデザイン事務所は、それなりに有名な会社だったようですが、グラフィックデザインが本業のため、サインの実製作知識が無く、結果、実現不可能なデザインが上がってきた、ということでした。 プロダクトデザインというのは、それと非常に似ていて、たとえば家電であれば部品をどの部分に入れるか、使用素材の形成の仕方など、色々と知識がなければできない職業です。 家具なども可動部位をどうするとか、細かい部品の性能等を考慮した上で製作されているはずです。 そう言った知識を養った上でプロダクトのデザインを行うので、グラフィック系デザイン事務所に入っても、その道は非常に遠いものと思われます。 >どこかのデザイン事務所に入り、アシスタント等で働きながら良き師に出会い実力をつけていく デザイン事務所に入り込むのは非常に大変ですよ。 色々話は漏れ伝わってきますが、デザイナーとして独り立ちできるのは、ごくごく一部で、ほとんどは師匠の雑用で終了するとか、師匠のデザインとして世に出てしまうとか、そう言うことが多いようです。 それに師匠だってプライドを持って仕事しています。良い師匠なら世に出ることが出来るように導いてくれるかもしれませんが、その才能に嫉妬し、つぶしにかかる師匠も世の中にはいることをお忘れなく。 他の回答者さんも言ったとおり、私も製造側の会社に入るのが一番の近道だと思います。自社ブランドを展開していて、かつ社内に専用のデザイン部署がある会社などはいいかもしれません。
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- novision
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こんにちは。異業種の方の意見だけではと思いまして。 私は現在20代半ばで、某家電メーカーで携帯電話のデザイナーをしております。ひとことアドバイス。 プロダクトデザインの事務所では超有名どころで大きいところはあまりありません。正社員は少人数制、少数精鋭です。みなさんかなり優秀です。 が、日雇いバイトはそこらじゅうで募集してます。のでかたっぱしから電話掛けてアプローチしたらどうでしょうか。あくまで低賃金の日雇いですが、業界を知るにはいいのではないでしょうか。が、この世界はかなりの専門性を求められます。忍耐も必要です。 もし余裕があるなら学校にはいってキャリアを積んでみてはどうでしょうか。ソフトも使えなくてはやっていけません。 しかし、世の中には学校なんか出てなくても有名になったデザイナーは沢山います。要するにやる気とセンスの世界です。夢をもって一緒に頑張って行きましょう。 皆さん厳しすぎです。現実はそんなんじゃないでしょ。
#1です。ちょっと厳し過ぎましたかねえ・・・。でも、まだ、なんだかまだまだ曖昧な感じが拭えないので、さらに厳しいことを書きます。 プロダクトデザイナーになる「近道のひとつとして、どこかのデザイン事務所に入り、アシスタント等で働きながら良き師に出会い実力をつけていく」といったご希望ですが、これを読んで思わず笑ってしまいました(失礼)。どうですかねえ、ことプロダクトデザイナーに関する限り、なんだかテレビのドラマの見過ぎみたいな、まるで夢のストーリーだと思いますけれど。 それに「アシスタント」などといいますが、デザイン事務所でアシスタントと言えば大変高い地位、なんとか潜り込むようにして入社した者には何時までたっても得られるような立場ではありません。 下働き程度の地位で入社した者に対しては、一般的には、よほど「際立って目につく才能」といったものがピカッと光って見えない限り、まあ、普通なら先生としてもあまり期待はしないものです。 逆に言えば、「師の良き指導を得ながらイッパシのデザイナーとして成長していく」ような弟子というものは最初から人材選択の段階で決まっているもので、その者に与えられるコースもまた決まっているといっていいほどなのです。 プロダクトデザインとは「モノを生み出す」技術です。モノを生み出すためには幅広く深い知識が欠かせません。素材に関する深い知識、強度や耐久性についての考察力とそのための構造や力学の知識、あるいはコスト感覚、ユーザーサイドへの思いやり、社会性や市場性・・・・エトセトラ、こうした基礎知識がフルに活用されていなくては、どんなに美しく描き上げたレンダリングも、ただの「夢イラスト」にしか過ぎません。 そして、こうした知識などというものはどんな「良き師」とて弟子たちに教えて教えられるものではありません。すべては自分自身で、なんとなく好きで詳しかったり、前々から努力して勉強して来ていたり、常に感性として肌で吸収したりするような性格であったりと、そうしたことがまずとても大切なところなのです。ご質問者様はそうしたことに向いた性格なのかどうか、まず、そこのところから考えてみてはいかがでしょうか。 ただひとつ、誤解しないでください。これが小規模な「グラフィック系のデザインスタジオ」などならハナシはそっくり違ってきます。ご質問者様が描いたストーリーも案外そのまま実在することでしょう。 ですが、プロダクトデザインというものはそうしたデザインの世界とまったく異質のものです。なにかをチョイチョイと仕込んで、それでデザイナーとして仕事に就く・・・などということはとてもじゃないが夢にしかすぎないことをよく噛み締めてみてください。 つまり、そのぐらい他のデザインとプロダクトデザインとは違うのです。デザイン事務所に就職できたから何時かはプロダクトデザイナー・・・というわけにも行かないのです。 いえ、ズバリわたくしに言わせれば、世のデザイン事務所の多くでさえ、なにかの製品をデザインさせると、それに必要な知識が全然不足していて、ただ単に頭に浮かんだ奇抜なフォルムだけを解答としてプレゼして、その分野の知識に詳しいクライアントをガッカリさせ、失笑を買ってしまう・・・ということさえ少なくないぐらいなのです。 話は変わりますが、一般的に、デザイン事務所では、下働き程度の人材として採用する・・・については、普通はデザイン系ソフトのスキルだとかポートフォリオなどを期待するはずがないのですが、何か具体的にそんな事務所があったのでしょうか。ひょっとして、それはグラフィック系のデザイン事務所の話ではないでしょうか。 さらに不思議に思うのは、もしそうした事務所があったとして、そうした事務所になんとか潜り込みたいとお考えなら、なぜ前の会社を退社したのでしょうか。サラリーマンであれば、デザインに関係しない職種であってもとりあえずは安定した収入があったわけですから、その間に、深夜や土日をフルに活用してご質問者様が必要だと思うものを学び習得する・・・、それがベストな方法ではなかったのではないでしょうか。 24歳のご質問者様が「本気でプロダクト系のデザイナーになろう」とお考えなら、もう一度このあたりを良く考えてみる必要があるように思います。 プロダクトデザイナーになるには近道など一切ありません。わたくしなら、前にも書いた通り、自分の身の丈に合った「製造会社」を選び、「いずれはこの分野でのデザインで能力を発揮したい」といった意思をはっきり企業側に伝えた上で、うまく採用を得たらまず現場でしっかり汗を流しながら専門知識をしっかり身に付ける・・・、こうしたストーリーしかないように思います。 もし、そんな手間がかかるウザったいことなんか出来ないとお考えなら、プロダクトデザイナーの道はご質問者様には向いていませんから、すっかり諦めたほうがいいように思います。
プロダクトデザイナーといってもその分野はとても広く、それぞれの分野ごとに必要な知識もスキルもまったく違うものが求められます。 また、プロダクトデザイナーに必要な資質は一にも二にも広い知識であって、PCのテクニックなどは枝葉末節のことにしかすぎません。 さらに、プロダクトデザインはグラフィックデザインなどほかのデザイン系とほとんど共通点はなく、グラフィックデザインをすこし齧ったぐらいではプロダクトデザインにとってなんのプラスにも利益にもなりません。 どことなく最初からデザインという言葉のイメージに惑わされてしまっていて、どういったプロダクトデザインをしたいのかも具体的に見えず、そのためのタレント(才能)の有無なども分らず、しかも主体的な希望といったものさえも見えないご質問ですが、選択肢として取り上げた3の項目もまた、いったいなんのためにこんなことを考えるのか・・・と不思議に思うぐらい、大変な大回りにしか見えません。 といったわけで、どうも、こうした曖昧な考え方と書き方から見て、ご質問者様にはプロダクトデザイナーとはいったいどういう仕事なのか・・・が見えていないように思えますが、たとえば、ひとつだけ具体的に書かれた家具関係のデザイナーということでハナシを進めますなら、なぜ家具メーカーに就職することを大切な選択肢のひとつとして考えないのでしょうか。 家具メーカーに入って、最初は何年か工場の下働きか家具店などの顧客を回る営業や納品といったような仕事をしっかり経験し、そのうちにご質問者様の「秘めたる非凡な才能(があれば・・・)」を上司に見出してもらい、あらためて工場の中で実際に家具の製造に従事させてもらいながら、家具作りとはこういうものだ・・・、家具のデザインとはこういうものなのだ・・・、といったことを身体で感じ取る。こうした心構えと長期計画がなかったら家具デザイナーなんかとても無理です。 まして昨今、家具業界は構造不況で家具デザイナーも束にしてヒモで縛るほど居る、そんな世界の中で数ある人材を押しのけながら、一段と高く芽をふくらませる・・・、そこまでやらなくては家具デザイナーとしてメシは食えません。そんなことを考えたら、ご質問者様の考え方がいかに甘いものかお分かりになると思いますが。
お礼
厳しいご指摘ありがとうございます。 近道の1つとして、どこかのデザイン事務所に入り、アシスタント等で働きながら良き師に出会い実力をつけていくことだと考えていて、その道を探っているのですが、その場合でもアシスタントやスタッフとして採用されるにはデザイン系ソフトのスキルが必須であることと、ポートフォリオの提出が必須なのでそこまで(採用に至るまで)にたどり着きたいのですが、そこにたどり着くまでの生活(レベルアップを図る期間)もあります。 その期間どのような仕事をして、どのように学習してレベルアップを図るかがちょっと悩んでいます。