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デッサンでも3点透視を意識したほうがよいですよね?
たとえば牛乳パックを机にのせて描くとき、俯瞰して描くことになると思いますが、 教本の例には2点透視で描くよう指示してあります。 でも、そうすると、文字のレタリングが不自然になると思いますし、 何より間違った輪郭をとることになると思います。 美大生の人が2点で描いているなんて信じられません。 デッサンでも3点目の消失点を取るべきですよね?
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- moritaroh
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透視図法などの遠近法を意識して描いている人は、どちらかといえば、マンガやイラストレーションなどを描いている人たちだと思います。 美大生などの多くは、もちろん3点透視などの知識はあると思いますが、デッサンなどは、あくまでも「モチーフを『見たまま』」描いているだけでしょう。 透視図法は、知識として必要ですが、「描くため」というより「描くために『見る』こと」を補助する知識だと思います。 たとえば質問者さまのおっしゃるように、牛乳パックをモチーフにデッサンを行うとしますが、その際には、2点透視であろうが3点透視であろうが、そういった図法を下敷きに、モチーフがどのように見えるか、というのを確認します。で、その上で、あくまでもモチーフが『見えた』通りに描き写す、という感じです。 透視図法を知らないと、よほど的確な観察眼がない限り下手なデッサンになってしまいますが、透視図法に頼って描いてるだけだと、これまた無機質で不自然な印象となってしまいます。 デッサンは、モチーフを『観察』することがもっとも重要だと思いますので、しっかりとモチーフを見て描こうという姿勢があれば、自ずと、消失点がどこにあるのかわかるようになると思います。 で、おっしゃる通り、モチーフを「俯瞰する」視点であれば、3点透視的に見えると思うので、3点目の消失点は自ずと意識されることと思います。