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連立微分方程式についてです
dy1/dt + ωy2 = Acos(ω0t) dy2/dt - ωy1 = 0 ω>0,ω0>0,Aは実数定数,y1,y2は実数関数 (a)ω≠ω0のときの一般解を求めよ (b)ω=ω0のときの一般解を求めよ よろしくおねがいします…
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- bran111
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文字の打ち込みの便を図って y1=f, y2=g, ω=w, ω0=w0 と書く。結果を機械的に逆変換すればよい。 df/dt + wg = Acos(w0t) (1) dg/dt - wf = 0 (2) (a)w≠w0 (1),(2)からfだけの式を求める。 d(1)/dt : d^2f/dt^2 + wdg/dt =-w0Asin(w0t) (2)より dg/dt=wf, これを上式に代入 d^2f/dt^2 + w^2f=-w0Asin(w0t) (3) 斉次方程式の解をf1,非斉次方程式の特解をf2とする。 f=f1+f2 である。 f1=asinwt+bcoswt f2=csinw0t+dcosw0t f2を(3)へ代入して係数c,dを求める。 (w^2-w0^2)(csinw0t+dcosw0t)=-w0Asin(w0t) これより d=0、c=w0A/(w0^2-w^2) f=asinwt+bcoswt+w0Asinw0t/(w0^2-w^2) (4) (1)より g = (Acos(w0t)- df/dt)/w =(Acos(w0t)- (awcoswt-bwsinwt+w0^2Acosw0t/(w0^2-w^2)))/w =-acoswt+bsinwt+Acosw0t[1-w0^2/(w0^2-w^2)/w] =-acoswt+bsinwt-wAcosw0t/(w0^2-w^2) (5) (b)w=w0 (1),(2)からfだけの式を求める。 d(1)/dt : d^2f/dt^2 + wdg/dt =-wAsin(wt) (2)より dg/dt=wf, これを上式に代入 d^2f/dt^2 + w^2f=-wAsin(wt) (6) 斉次方程式の解をf1,非斉次方程式の特解をf2とする。 f=f1+f2 である。f1は(a)の場合と同じ f1=asinwt+bcoswt でよいが、w=w0の場合、 f2=ctsinwt+dtcoswt とする必要がある。これは(4)の式の分母が0になるのを避けるためである。 f2が(6)を満たす条件から係数を決定する。 d(f2)/dt=csinwt+dcoswt+ctwcoswt-dtwsinwt=(c-dwt)sinwt+(d+cwt)coswt d^2(f2)/dt^2=(c-dwt)wcoswt-dwsinwt-(d+cwt)wsinwt+cwcoswt =(2c-dwt)wcoswt-(2d+cwt)wsinwt (6)へ代入 (2c-dwt)wcoswt-(2d+cwt)wsinwt + w^2(ctsinwt+dtcoswt)=-wAsin(wt) 2cwcoswt-2dwsinwt =-wAsin(wt) よって c=0, d=wA/2 f=f1+f2=asinwt+bcoswt+(wA/2)tcoswt (7) (1)より g = (Acoswt- df/dt)/w= (Acoswt- [awcoswt-bwsinwt+(wA/2)(coswt-twsinwt)])/w =-acoswt+bsinwt+(A/2)coswt+(wA/2)tsinwt =a'coswt+bsinwt+(wA/2)tsinwt (8) aは初期条件から決まる定数であって、-a+A/2=a'とおいた。