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The Flaw in Galton's Analysis of Genius
- Galton's analysis of genius in his book Hereditary Genius has a major flaw: his criteria for genius are not strict enough, allowing in many high achievers who are not truly exceptional.
- The concept of hereditary genius, as described by Galton, is more similar to being on the Queen's honours list than winning the Nobel prize.
- In the context of Galton's analysis, the term 'considerable' refers to high achievers who may be distinguished, but are not enduringly exceptional.
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> Intriguing though Galton's eminent families are, they decidedly do not demonstrate the inheritance of genius. For there is basic flaw in his analysis: his criteria for genius (which, of course, Galton never defines) are not strict enough, allowing in too many high achievers whose distinction may be considerable but is far from enduringly exceptional. Hereditary Genius is, so to speak, closer to the Queen's honours list than the Nobel prize. (Genius by Andrew Robinson) 「ゴルトンの著名な家系について興味深いのは、彼らが生来の天才性を受け継いではいないのが、確かであるということだ。彼の分析には基本的な瑕疵があるゆえ、彼の天才性の基準(もちろんガルトンは定義などしていない)が、充分に厳密なわけではなく、優秀性は認められるかもしれないが、特異性が永続的はとても言えないような、高度なことを成し遂げた人々が含まれてしまう。著書『遺伝的天才』(Hereditary Genius)は、いわばノーベル賞(受賞者一覧)ではなく、女王の叙勲者一覧とでもいうべきものである。」 > 1) his criteria for genius (which, of course, Galton never defines) are not strict enough, allowing in too many high achievers whose distinction may be considerable but is far from enduringly exceptional. > considerableは"かなりの"という意味ですか? そう取ってもいいでしょう。続くbut is ~に対する譲歩的なもの(無価値とまではいわないが、といったニュアンス)です。 > but is~はbut(distinction) is~ですか? はい、重複する主語の省略ですね。 >この英文はnot~but構文なのでしょうか? いいえ、この部分だけを切り出して独立した一文にしてみると、以下のようになります。 Too many high achievers' distinction may be considerable but (the distinction) is far from enduringly exceptional. これより前にあるare notとは無関係ですので、not ~ butの構文とはなっていません。 > 2) Hereditary Genius is, so to speak, closer to the Queen's honours list than the Nobel prize. > 遺伝性の天才は、いわばノーベル賞よりも女王の叙爵者一覧に近い(?)とはどういう意味ですか? ノーベル賞は世界的に認められた賞です。一方、女王の叙勲者は、日本でいえば紫綬褒章などに相当すると考えていいでしょう。ノーベル賞と比べれば、無価値ではないですが、ローカルなものです。 Hereditary Geniusという書籍(ゴルトン著)が、興味深くはあるが、世界的な研究論文とは言い難いと言っているということです。
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- wind-skywind
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最初の文は譲歩構文の倒置になっていますので、 「Galton の著名な家系の考え方は興味深いけれども、 それは天才の遺伝というのを決して明確に示してはいない」 Hereditary Genius というのは Galton の著者名でしたね。 これまでの質問に出ていたのを忘れていました。
お礼
Intriguing though Galton's eminent families areのところは倒置で、 Though Galton's eminent families are intriguingということですね。 再度ご回答いただいてありがとうございます! Hereditary Geniusについて私も記憶から消えておりました。
- wind-skywind
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1) 「かなりの」に近いです。 「ある程度高いレベルの」 but は but (whose) distinction is ~でいいです。 普通の逆接で、 「天才の区別の基準はかなり高いものではあったが、 永続的に例外的なくらいだと評価されるようなレベルの高いものとは程遠かった」 2) ここでいう、Hereditary Genius が筆者の望むレベルなのか、Galton のレベルなのか。 叙勲のレベルとノーベル賞のレベルに比例すると考えると後者かな? Galton のいう遺伝性の天才は、ノーベル賞を取るようなレベルでなく、 女王叙勲の一覧に載るくらいのレベルである。 とにかく、天才のレベルの基準が低いところが欠陥だと言っています。
お礼
ご回答ありがとうございます! 端的にとてもわかりやすかったです。 butのところは普通の逆接の表現だったのですね。訳もよくわかりました。 Galton のいう遺伝性の天才は、天才のレベルの基準が低く、それが欠陥だということですね。
considerableは"かなりの"という意味ですか? はい but is~はbut(distinction) is~ですか? はい この英文はnot~but構文なのでしょうか? 通常の逆接です achievers whose distinction may be considerable but whose distinction is far from enduringly exceptional. (かなりすごいけど、すごすぎるほどでもないachievers) 2) Hereditary Genius is, so to speak, closer to the Queen's honours list than the Nobel prize. Hereditary Geniusはゴルトンの1869年の著作。この本にでてくる人は、ノーベル賞より叙勲レベルだと言っています。ゴルトンの天才の基準はゆるく、天才レベルじゃない人もいれてくるから。 ※ これ、わからなかったので、ググって、色々検討しました。グーグルのブック検索にたどりつき、背景がわかりました(ピカソの写真のある前の前のページをよむと概要がでていました)。ゴルトンはタイトルをHereditary GeniusじゃなくHereditary Abilityにすればよかった、と別のところで書いています。 "(which, of course, Galton never defines)"は、著作名にGeniusとつけたわりに、ゴルトンの本文ではほとんどでてこないことを踏まえているようです。
お礼
ご回答ありがとうございます! とても明確でわかりやすかったです。 "かなりすごいけど、すごすぎるほどでもないachievers"のところ、よくわかりました。 Hereditary Genius(ゴルトンの著書)について色々検討いただいて、お手数をおかけしました。この本にでてくる人は天才レベルじゃない人もいれている、ということですね。
お礼
ご回答ありがとうございます! 全訳と質問の個所のご解説を頂いて、わからなかったことが解決いたしました。 not~but構文ではないことがわかりました。 (butは too many high achievers whose distinction~の中での"しかし”という意味だったのですね) Hereditary Geniusという書籍はつまり、世界的な研究論文とは言い難いということなのですね。なるほどです。