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けしき=寵愛

大学受験生です。 私が使っている古文単語帳で、「けしき」の訳として「寵愛」が挙げられていました。 しかし例文は載っていませんでした。 どうもしっくりきません。 どうして「寵愛」の意味にとれるのか?さらに古典中で「寵愛」の意味で使われているものがありましたら教えてください。 お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tennnou
  • ベストアンサー率73% (494/674)
回答No.3

>どうして「寵愛」の意味にとれるのか?・・・ ・けしき の意; a:ようす。けはい。 b:ありさま。 c:顔色。機嫌。 d:気受け。 e:思し召し。 f:わけ。仔細。 g:品(しな)を造る。 h:おぼえ。 寵愛は h: の由来からです。 古典語では「御覚え」の形で文字にすると思います。 その意味は、上の人から思われること。寵愛を受けること。 例句として、源氏物語「桐壺」を参照してください。 『亡きあとまで、人の胸あくまじかりける、人の御おぼえかな』 意訳:(亡くなった後までも、人の心が晴れそうに無かった、あの人(=桐壺の更衣)のご寵愛の受けようだこと) 現代風で「思し召しより米の飯」が好例です。 *「けしき」でさがすよりも「けはい」「けはひ」「けわい」「おぼえ」のほうがよろしいかも。古文単語帳が手元にないので、あしからず。

dhojskijai1
質問者

お礼

参考にさせていただきました。ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • diogenes
  • ベストアンサー率32% (21/65)
回答No.4

◆現代語では、自然の風景の意だが、古語では人のようす・表情についても使う。 ・(人の)ようす。そぶり。表情。態度。 ・きざし。兆候。 ・機嫌。心の動き。 ・意向。心に抱いている考え。 ・特別な事情。わけ。

dhojskijai1
質問者

お礼

参考にさせていただきました。ありがとうございました。

  • usagisan
  • ベストアンサー率71% (105/146)
回答No.2

 小学館「日本国語大辞典」では、「けしき」の意味を、   1 ものの外面   2 外から観察できる心の内面 の二つに分け、1はさらに6項目、2は3項目に分けています。  2は漢字で書くと「気色」で、中世以後「きしょく」と読むようになったそうです。「きしょく悪い」などという言い方のもとでしょうね。  その、2の(3)の意味として、「特別に目をかけること、寵愛、おぼえ」があげてあります。「おぼえ」は「課長は専務のおぼえがいいから」のように使いますね。  用例としては、落窪物語や徒然草128段「うとましく、憎くおぼしめして、日来(ひごろ)の御気色も違ひ、昇進もし給はざりけり」が挙げてあります。

dhojskijai1
質問者

お礼

「外(他人)から観察できる心の内面」がきっと「寵愛」に転じたのでしょうね。ありがとうございます。

  • hiro0825
  • ベストアンサー率14% (24/170)
回答No.1

けしきは「ようす、機嫌」などを表します。 寵愛という役は今まで聞いたことがありませんね。 けしき=寵愛の正誤はわかりませんが古文で寵愛関係の言葉として「ときめく」というのがあります。 ときめくは現代語で寵愛を受けるという意味です。

dhojskijai1
質問者

お礼

それは知っています。 回答ありがとうございました。

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