• ベストアンサー

敦盛2015の歌詞の意味について

敦盛2015の歌詞の意味を教えてください 公家と僧侶から武家に伝わった甘く切ない love style! イエズス会の宣教師から非難されても can't stop! 武将と小姓が心と体で 結んだ契りさ 忌まわしいとか 言わないでフロイス! という歌詞なのですがどういう意味ですか? イエズス会の人達から主君と小姓、男同士で関係を持っている事を非難されたという事ですか? 歴史に詳しい方教えてください

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • misa-on28
  • ベストアンサー率35% (227/640)
回答No.1

信長と蘭丸の同性愛関係(といっても現在の言葉ではむしろバイセクシャルです)をモチーフにしている歌のようですね。 公家と僧侶というと、まず僧侶は戒律上女犯を禁じていますから、その代わりにお稚児さんの菊座(きくのざ:言うまでもないと思いますがこれは肛門の隠語です)を愛でるという事がありました。 院政期の貴族社会と言えばもう男同士の恋愛沙汰のオンパレードで、例えば悪左府とよばれた藤原頼長の「台記」には「讃丸」という人と夜を共にし 「亥の時ばかり、讃丸来る。気味甚だ切なり、つひに偕(とも)に精を漏らす、稀有(けう)のことなり、この人常にこのことあり、感嘆最も深し」 現代語にすれば「一緒にイっちゃった。ああ気持ちよかった」とでもなるでしょうか。 この院政期に台頭してきた武家貴族である源氏や平氏の棟梁家は中級貴族でもあるのでこの華麗な夜の交友関係にどっぷり、、、ということで、これが 「公家と僧侶から武家に伝わった甘く切ない love style!」 でしょうね。 キリスト教からすると同性愛関係は神を恐れぬ所行ですし、フロイス等の宣教師もこれを嘆かわしい事としていますが、日本の男性同士の同性愛関係はただの恋愛だけではなく出世のための人間関係づくりであったり戦場における同志愛的なものも含む「契り」であったとは言えるでしょう。 なんせ、男色は武家のたしなみと言った風情がありますから。 信長と蘭丸は有名な組合わせですが、他にも武田信玄と春日源助(後の高坂弾正)とか、当時の武将は戦場に女を連れて出陣することができないので寵愛する稚児小姓を帯同してお楽しみになったのは事実です。 ちなみに成り上がった豊臣秀吉はそういう武家社会の「常識」を内在化していなかったらしく、男はノーサンキュー、女オンリーだったそうです。 あるとき関白殿下は本当に美少年には興味がないのかと思った者共が美少年を参上させたところ、秀吉がその少年を別室に連れ込んだのでやはり殿下も美少年は愛するのだと思って、退出してきた件の美少年に「殿下はいかがされたか」と聞いたところ「そなたに姉はおらぬか」と聞かれただけでしたと答えたとの事で、やっぱり秀吉は女オンリーだったとわかったと言う話が伝わっています。

その他の回答 (3)

回答No.4

キリスト教がはびこる前は、ギリシャでも神聖隊などという部隊があったりしました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E8%81%96%E9%9A%8A BLは意外といけるんだけどなぁw そういえば現代の同性愛男性は、多くの一般の人から『女装をしたがっている』と誤解されている、と嘆いていました。男性(同性)が好きなだけで女性になりたい訳ではないのが、なかなか理解されないらしい。

noname#229784
noname#229784
回答No.3

歌詞の  「熱く衆道! 燃えて衆道!」の部分の「衆道」で検索するとよくわかりますよ。  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%86%E9%81%93 疑問点に全部答えてると思います。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11083/34538)
回答No.2

J-POPの歌詞には深い意味はないですよ。どう解釈しようと、聞く者の自由です。 歴史的側面から解説すれば、日本は昔から男性同性愛に寛容な文化でした。織田信長と森蘭丸、武田信玄と高坂昌信のようにはっきりと記録が残ってるカップルもいます。 一方の一神教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教)では、旧約聖書で「ホモはダメ。ゼッタイ」と厳しく禁じられていますので、とにかく男性同性愛はダメなのです。 戦国武将の男性同性愛は有名ですが、江戸時代になっても比較的おおっぴらに語られています。あの「東海道中膝栗毛」では、弥二さんと喜多さんが仲がいい理由も「おホモ達だから」とはっきり書かれていますし、「好色一代男」の主人公世之介は、女3742人の他に、少年725人ともお遊びされています。 現代でも、やおいとかボーイズラブなんて名前で主に女性たちによって連綿と男性同性愛が文化として語り継がれております。

関連するQ&A