- 締切済み
農地バンクはいつ頃できそうなのでしょうか
50代、女性です。 数年前、家族の急死に伴い、田畑を相続しました。 私自身は町中で育ち、農業のことはさっぱり分からず、 あちこちに分散している田畑に 足を運んだこともありません。 今は、田畑の多くはその近所の方たちが借りてお米など作っておられますが、 皆さん高齢なので、将来誰も耕作しないと、害虫の発生などで まわりに迷惑がかかることが心配です。 農地バンクというのが計画されているそうですが、 使用していない田畑などの管理を委託できるシステム、と理解して いいのでしょうか?(寄付ということでも構わないのですが) そして、いつ頃から運営されそうな予定なのでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- Saitasaita390
- ベストアンサー率31% (183/575)
政権与党や総理が変るごとに名目が変ってるだけで 既にあると言えばあるし無いと言えばない状態です 圃場整備事業(持ち主の了解を得て田んぼの区画整備)を する際に営農組合を作りませんか?と打診が来ます 営農組合は農地バンクに似た形態の組織で、所有者から 預かった農地を有効活用もしくは単なる管理など請け負います 委託料を払いたくない人は労働の提供をすることで相殺される (草刈りとか投棄物の除去、苗の定植などを年に数日こなす) 支払いも労働の提供も困難であれば組合に寄付する事も可能 こういう動きは平成に入ってから各地で積極的に行われてます 私の住む地域では今年営農組合が立ち上げられます 周囲の地域では既にいくつか設立されてます(農業振興地域) 各県で農業振興地域に指定された地域だけが行政の働きかけを 受けています、農地バンクにしても(推測ですが)振興地域から 始まると思われます、そうでない地域では自発的に働きかけても 7~8年待たされるとかはザラで、法の確定=即執行ではない というのが現状でしょう、具体的な話が出てから10年かそれ以上 期間が必要だと思ったほうがよいかもしれないです 例えば同一の地域に30~50haの農地があって100軒程度の 所有者が居て、たかだか3~4軒が反対すれば話は前に進まない 行政はこういう面倒くささをよく判ってるので 「こういう制度がありますよ」とは働きかけるが「こうしなさい」 とは言わないんです、農地バンクの前身は(未だだけど)省の 天下り先で、あってもなくても影響の無い団体です影響力も無い 林業組合とかでも所長と事務員とで三人ってのが実際ありますが 行政から依頼された事業を民間や実働してる他地域の組合に 振るだけで組合員(山林保有者)にはなんら働きかけてなかった こちらは実質、県職の出向機関で本来の役目は全く果たしてない 農地バンクも似たような組織です(出来たとしても)期待薄です
お礼
大変詳しくご回答頂き、ありがとうございました。 どうやら私が予想していた以上に現実は甘くないようですね。 あまり楽観はしていなかったけれど、覚悟してこれからの対処を考えます。