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宇宙
ネットで宇宙について検索するといろいろな説がでてきますが、宇宙が泡のような構造をしているっていうのは観測とかした事実に基づいてるのですか? まったくの素人なのであんまり複雑なことはわからないです
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私たちの一般的な感覚からすると、宇宙の単位は「星」ですが、 もっと広大な範囲で見ると、単位は「銀河」になりますね。 ここまでは分かると思います。 そしてハッブル宇宙望遠鏡で、よく目を凝らして宇宙と見ると、このように見えます。 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3c/UDFy-38135539.jpg これらは全て、私たちのいる天の川銀河や、お隣りのアンドロメダ銀河のような銀河です。 これらをこの人が、ちくちくひとつひとつマッピングしていきました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%A9%E3%83%BC そうすると、このような形が見えてきました。 https://lh5.googleusercontent.com/-YpitIRr1Gm4/VQpykwa3ZXI/AAAAAAAAsFo/Tnp7Ybfr0hM/s640/blogger-image-1089502709.jpg これを、銀河の密集している部分(銀河フィラメント)と、空白の部分(ボイド)がある泡構造と見なしたのです。 無論、現在はもっと遥かに精密な方法で観測され、この泡構造の存在が確認されています。
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- 雪中庵(@psytex)
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「泡」とひと口に言っても、「パラレルワールド的に別宇宙が 分岐する」という考えもあれば、「この宇宙(半径138億光年) の銀河の分布を観察すると、あまり銀河の存在していない部分 (ボイド)があって、銀河はそのボイド=泡同士の境界の面の 部分に分布している」という考えもあります。 前者は、現状を定義づける理論を構築する中で、理論的に導か れたもの、後者は電波望遠鏡によって138億光年彼方の宇宙の 果て近くまでを観察した結果です。
- PlayerB
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物質が集合しているところと、そうでないところがある、それが泡のように見えるもということは観測でわかっています。 それだけではなにもわかったことにはなりませんけどね。 近年話題のダークマターは、この泡のなにもないと思われていた部分に、実は巨大な質量を持つ物質があるのではないかと言われているものです。光では見えないから、暗黒物質なんですね。これは大きな問題で、宇宙全体の質量に関わっており、この宇宙の終末パターンに大きく影響する事項なんです。
- 86tarou
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観測結果からというのを、以前に本で読んだことがあります(地球から近くのことなら、かなり以前の話になりますが…)。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E7%A9%BA%E6%B4%9E http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E6%A7%8B%E9%80%A0 http://www.nhk.or.jp/space/program/cosmic_110405.html
宇宙に関するデータ不足・・と言った処ですね・・ まだまだ 未知の世界なだけです・・ 全てが解ってる訳ではありません・・
お礼
詳しくありがとうございました ひとつひとつマッピングとはなかなか気の遠くなる作業ですね… 実際の写真もあるのでよくわかりました