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オペアンプをディスクリートで設計してみたのですが,
オペアンプをディスクリートで設計(所詮は定本のチェンジですが)してみたのですが、 バイアスがおかしいのでしょうか、どうも0Vを中心に振れてくれません。 プロープは二つの5.6ohm抵抗の間、入力、そして出力抵抗にあてたのですが どれもバッラッ バラです。。 入出力にコンデンサは使用したくありません。 どうすればうまくいきますでしょうか? また、発振防止などで極力追加すべきパーツがあればご教示ください。 回答よろしくお願いします。
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- tadys
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オペアンプの等価回路と同じように回路を組んだとしても同じように動くとは限りません。 特に入力段の差動ペア(Q8、Q9)には厳しい条件がつきます。 そのペアのVbe、Hfe、Rbなどの値が限りなく同じであることが要請されます。 これらの値はわずかな温度変化でも無視できないほどに変動するのでペアの温度が同じになるように考慮する必要が有ります。 このような用途にはペアトランジスタを使用します。 http://www.jp.nxp.com/products/bipolar_transistors/general_purpose_bipolar_transistors/matched_pair_transistors/ http://www.digikey.jp/product-detail/ja/BCM847BV,115/568-6928-1-ND/2697714 ペアトランジスタを使用しても、抵抗の誤差により回路のバランスが崩れます。 抵抗には出来るだけ誤差の小さいものを使用しますが、それでも十分でないことが有ります。 その場合には一部の抵抗を微調整して合わせます。 添付の回路ではR13辺りが適当です。ただし、可変抵抗を使うのは経時変化や温度、振動などで変化する恐れがあるので不適切です。 小さい値の抵抗の追加などで対応しましょう。 Q8、Q9のエミッタに小さい値の抵抗を入れて調整する方法や、R16のアース側に微小な電圧を加える方法もあります。 http://www.marutsu.co.jp/contents/shop/marutsu/mame/104.html 集積回路の等価回路はあくまでも等価であって全く同じわけではありません。 例えば、1個のトランジスタが実際は複数のトランジスタが並列になっていたりします。 部品の配置も熱の影響が均等になるような配慮もされます。
お礼
回答ありがとうございます。 トランジスタはペアでの使用をする事にします。 差動部分ではコンプリでないとうまくいかないようですね。 検討してみます。