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オペアンプのボルテージフォロアの帰還抵抗
オペアンプでボルテージフォロアを組む場合、教科書ではVoutと-入力を短絡すればいいと書いてあるのですが、あるアンプの回路をみたら短絡ではなく10kオームになっていました。 先輩に聞いたら発振防止のために入れるらしいですが、なぜ10kオームなのかという理由はわかりませんでした。 抵抗を入れるのはどういう場合なのでしょうか。 抵抗を入れる場合は定数をどうやって決めるのでしょうか。 教えてください。
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短絡でなく10kオームとなっているのは、+入力から見た信号源インピーダンスと-入力から見た信号源インピーダンスの差を小さくし、出力のDCオフセットとDCドリフトを小さくするためでしょう(バイアス電流の影響)。 ただし、ここに10kオームを入れると、高い周波数でのフィードバック位相が-入力の容量の影響で遅れますので、発振しやすくなります。 この場合、10kオームとパラレルにコンデンサを入れることもあります(位相補償)。
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- ultra1long
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ANo.3です。 バイアス電流とオフセットについて説明されているページがありましたので、ご紹介しておきます。 http://www.miyazaki-gijutsu.com/series4/densi0613.html の 6.1.(4-B-c) をお読みください。
お礼
そうなんですか。 オペアンプって思っていた以上に難しいです。
- walkingdic
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ご質問の場合に抵抗を入れる場合というのは、オペアンプ入力の寄生容量などに対する対策が一番考えられます。 必要ない場合もありますし、入れた方がよい場合もあります。 入れる必要があるのか、また入れるとしてどの程度をいれればよいのかは、オペアンプの仕様により異なるので、一概に簡単にいえる話ではありません。 通常は位相のマージンをみて決めています。
お礼
教科書を離れた応用の領域なのですね。 デジタル3年アナログ10年といいますが、まじで10年かかりそうな気がしてきました。
- Denkigishi
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オペアンプの非反転増幅回路の増幅率の式は、A=1+Rf/Ri です。 この回路でRiをはずすと、あなたのいう回路になり、このときの増幅率は、A=1+Rf/∞=1 となります。 Rfの値は幾らでもいいので10kの根拠など無いはずです。また発振防止という点では0の方がいいような気がします。
お礼
なるほどと思いました。でも難しいですね。