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オペアンプの積分回路についてお尋ねします。
オペアンプの積分回路についてお尋ねします。 入力電圧がVs、入力から-端子の間にある抵抗がR1、出力から-端子にフィードバックする間にあるコンデンサがC1、C1と並列に抵抗R2、+端子からR3を通してGND、となっている回路です。 Vs=Vsin(ωt+φ)としたとき、定常状態における出力信号の理論式を導きたいのですが、まず抵抗・コンデンサを考えて、R1+1/(R2+(1/jωC1)) とする方向性で正しいのでしょうか? またφの求め方がどうしても分かりません。 ご教授お願いします。
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まず、回路の伝達関数(G=Vo/Vs)を計算します。 動作中のオペアンプの入力端子間の電圧が0、入力インピーダンスが∞を使って、 G=-1/R1*(1/(jωC+1/R2))=-R2/R1*(1/(1+jωCR2))=-R2/R1*(1/(1+jω/ω0)) (ただし、ω0=1/(CR2))。 つぎにVout=GVsを計算します。 周波数ωのとき、 |G|=R2/R1*(1/√(1+(ω/ω0)^2)) ∠G=Arctan(-ω/ω0)+π なので Vout=V|G| sin(ωt+(Φ+∠G)) で計算できるかと思います。
お礼
解説ありがとうございました。