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日本史における裏切り者
歴史にはIFというのは必要ないと思いますが、「戦」や「時代の流れ」の中で、その結果において、いわゆる「裏切り者」が行方を左右する場合もあったと思います。「あの裏切りがなければ」とか「あの裏切り者がいなければ」とか。 あなたが考えておられる「戦国時代」、「幕末・維新」及び「その他の日本史上」における「最大・最悪の裏切り者」をそれぞれひとりずつ推薦して下さい。推薦の簡単な理由があればありがたいです。 それから、推薦していただいた3人の共通点、相違点として考えておられることがあれば、ご披露していただければ幸いです。(ご回答になくても構いません。)
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戦国時代は徳川家康だと思います。 秀吉との約束を反故にして、秀頼を殺し 豊臣家を滅ぼしました。 幕末では、榎本武揚ですね。 幕臣という身分を裏切って、その後政府高官に 就任し、良い思いをしています。 日本史上最大の、といえば徳川慶喜です。 命がけで戦っている部下を見捨ててさっさと 逃亡したのは許せません。 列強につけ込まれないために、ああいう行動に出た という説がありますが、その後の趣味三昧の生活や 健康オタクに走った姿を見ると、とてもじゃないが 信じられません。 ”推薦していただいた3人の共通点、相違点” ↑ 戦国時代は裏切りなど当たり前の時代でした。 倫理観がまるで異なります。 従って、家康を非難するのは見当違いだと 思います。 しかし、榎本武揚や徳川慶喜は違います。 榎本は保身、慶喜は臆病、という臭いがします。 これは武士にあるまじき醜態だと思います。
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- 19583328
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鎌倉幕府が体制側だとすれば、足利尊氏と佐々木道誉は最大の裏切り者でしょう。 戦国ならばやはり明智光秀。幕末は幕府を開国に導いた井伊直弼かな。いずれも 時代の潮流を読みながら己の信念を実行した人物ですね。
お礼
tzd78886 さんのご回答に登場した北条時政のことも考え合わせると鎌倉時代というのもおもしろいのかも知れませんね。 井伊直弼……といえば、安政の大獄ですよね。あれは道を誤ったのではないかという印象を持っていましたが、裏切り者という印象は持っていませんでした。是非は別として、おっしゃるとおり、己の信念を実行した人物という印象を持っていました。
補足
「あなたが考えておられる」ということが趣旨ですので、BAは選ぶべきではないという気もしますが、私に、今日1日勉強させる気持ちにしてくれたhekiyuさんをBAにさせていただきたいと思います。すみません。
- eroero4649
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「戦国時代」 毛利元就かなあ。だってさ、謀殺した人なんか何人いるんだって話じゃないですか。謀殺も裏切りの一種ですよね。また、小早川家や吉川家もなんだかんだで乗っ取っちゃったんだから、これもある種の裏切りですよね。それで毛利家を一代でここまで大きくしたんだから。 ちなみに「元々もっていた領地から最大版図のときに領地を何倍に増やした戦国大名」という点では毛利元就が最高なんだそうです。織田信長も、尾張にそこそこの勢力を持っていましたからね。秀吉は成り上がりですからちょっと例外。 次点で、津軽為信。青森県南部地方辺りじゃ、今でも「裏切り者」っていわれてるそうです。地域限定とはいえ400年経っても裏切り者といわれるのはなかなかできることではありません。もちろん津軽地方では英雄です。 「幕末・維新」 そりゃ、徳川慶喜でしょうなあ。まだ頑張って戦おうっていう部下を裏切って逃げたんですから。そしてそのために徳川幕府は滅亡することになったのですから。 ただ、慶喜は非常に頭のいい人だったので、「俺が頑張ろうが頑張るまいが、徳川体制はもう持たねえよ。どうせ持たねえなら無駄な死者を出す必要もねえだろう」と考えていたんじゃないかと思います。結果としてそれは正解なのですが、徳川家のために命がけで戦っていた人からすればどえらい裏切りですよね。 「その他日本史上」 中臣宮処東人でどうでしょうか。彼が長屋王が謀反を企んでいると報告したことがきっかけで長屋王の変が起き、長屋王は自害することとなりました。長屋王は公式記録では長屋王とされていたのですが、実は皇位継承権を持つ親王だったのではないかという説がありました。近年当時の木簡が発見され、そこに「長屋親王」と書いてあったので、やはり長屋王は親王で、後に書き換えられたものだという説が強くなりました。 長屋王の変で長屋王が死んだことにより、「藤原家の時代」がやってきたわけですから、日本史への影響は大きかったのではないでしょうか。
お礼
毛利元就……申し訳ありません。全く知りません。確か、NHKの大河ドラマの主人公になったという記憶がありますが、大河ドラマを見ないものですから。 津軽為信……この人物も全く知りませんでした。(T_T)しかし、「400年経っても裏切り者といわれる」のは、「すごい」の一言ですね。頭が下がります。東北独特のものもあるのですかねぇ??? 徳川慶喜……hekiyuさんのご回答にも登場していましたし、私の今日得たつたない知識からしても、ほぼ決定ですね。 慶喜は非常に頭のいい人……今日、本屋でお顔も拝んできたのですが、なかなかのイケメンでした。生き方が要領良すぎて、好きになれないですね。これも嫉妬ですかねぇ。 「俺が頑張ろうが頑張るまいが、徳川体制はもう持たねえよ。どうせ持たねえなら無駄な死者を出す必要もねえだろう」……ここのところは、私には分かりませんが、それであれば、「もう少しやりようがあったのでは」という気もします。 中臣宮処東人……m(_ _)mm(_ _)mそのうちに勉強してみます。
補足
「あなたが考えておられる」ということが趣旨ですので、BAは選ぶべきではないという気もしますが、私に、今日1日勉強させる気持ちにしてくれたhekiyuさんをBAにさせていただきたいと思います。すみません。
- あずき なな(@azuki-7)
- ベストアンサー率16% (1963/11745)
そりゃもう 明智光秀でしょ あいつが居なきゃ信長の天下で今頃日本人は世界をリードできていたのに ただ 最大・最悪の裏切り者となると…難しいですよね 松永久秀・真田昌幸・明智光秀は日本史の三切(三大裏切り者)と言われていますが…
お礼
歴史にIFはないと聞いたことがありますが、「あいつが居なきゃ信長の天下で今頃日本人は世界をリードできていたのに」というのは、おもしろいですね。「IF」を楽しむのも良いかも。 それにしても松永久秀・真田昌幸・明智光秀は「日本史の三切」と言われているのですか。松永久秀・真田昌幸のことは全く知りませんが、勉強になりました。
補足
「あなたが考えておられる」ということが趣旨ですので、BAは選ぶべきではないという気もしますが、私に、今日1日勉強させる気持ちにしてくれたhekiyuさんをBAにさせていただきたいと思います。すみません。
- Key_A
- ベストアンサー率9% (55/603)
結局、裏切りなんて主観によって大きく変わるんですよね。 まずは、そこを認識しているかどうかが重要ですが。 現代史においては、村山富市元首相ですな。彼の対処が稚拙なせいで 救える命を多数殺しました。これは納税者に対する明確な裏切りです。 戦国時代は、裏切りなんて日常茶飯事なので非常に難しい。 ただ、裏切りの結果、事を成したという意味であれば、武田信玄も その中に含まれるでしょう。実の父を監禁して追いやったのですから。
お礼
ありがとうございました。 「主観によって大きく変わるんですよね。」……おっしゃるとおりですが、私は凡人ですから、そんなに難しく考えているわけではありませんでした。単純に、「世の中で裏切り者と認識されている」という程度でよかったのですが。<(_ _)>
補足
「あなたが考えておられる」ということが趣旨ですので、BAは選ぶべきではないという気もしますが、私に、今日1日勉強させる気持ちにしてくれたhekiyuさんをBAにさせていただきたいと思います。すみません。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
明智光秀や小早川秀秋が有名ですが、豊臣秀吉は織田家の権威を使って天下人になり、その後は織田家などないがしろにしたのですから、最大の裏切り者と言っていいでしょうね。 他に源氏の家名を利用して政権を握った北条時政とか。
お礼
ありがとうございました。
補足
「あなたが考えておられる」ということが趣旨ですので、BAは選ぶべきではないという気もしますが、私に、今日1日勉強させる気持ちにしてくれたhekiyuさんをBAにさせていただきたいと思います。すみません。
お礼
Key_Aさんのご回答にあった村山富市元首相や武田信玄、tzd78886さんのご回答に登場した明智光秀や小早川秀秋、豊臣秀吉、北条時政(源氏から幕府を奪った人物ですよね?)とかは漠然と知ってはいたのですが、徳川慶喜のことは、まったく知りませんでした。(T_T)「徳川」というのだから、最後の将軍かな?と。それと「ケーキ」と読むのかな?くらいしか。ただ「命がけで戦っている部下を見捨ててさっさと逃亡したのは許せません。」というのに興味をひかれて、今日1日、本屋をハシゴして立ち読みしてきました。(1軒だけで立ち読みするのは心苦しいので……) おかげで足が棒のようになってしまいました。 印象……本当にけしからん男だな、武士の魂と徳川300年の歴史に泥を塗った男だと憤慨しながら帰ってきました。ついでに幕末・維新の本を、申し訳程度に1冊買ってきました。(*^_^*) 「保身」や「臆病」というのは、人間の本性として、誰にでもあるかも知れませんが、「将軍」として、「武士の頭領」としての態度ではありませんよね。にわか勉強ですが、つくづく感じました。買ってきた本でもう少し勉強してみます。