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戦国時代のおすすめ小説を教えてください。
私は歴史小説といったら幕末時代の物しか読んだことがありません。 人から「戦国時代の方がおもしろいよ」と言われても、自分の中で「戦国よりも絶対幕末の方がおもしろい」と勝手に決めつけておりました。 このたび、戦国を読んでみようと思い、質問させていただきました。 私は、恥ずかしながら今まで戦国時代の小説を読んだことがないだけでなく、知識もあまりありません。 そんな戦国初心者が一番最初に読む小説でおすすめの物があれば教えてください。 希望は、徳川家康のことが好きになれるような小説が良いですが、他の人物でもおすすめの物があればなんでも良いです。 よろしくお願いします。
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こんにちは。 「戦国時代入門」ということでしたら、 井沢元彦「野望~信濃戦雲禄・第一部」(上)(下) などは如何でしょう。 http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031799833&Action_id=121&Sza_id=A0&Rec_id=1008&Rec_lg=100813 「戦国大名」の代表格である武田信玄を扱っていますが、不自然に信玄を美化したりせず様々な視点から描いていて、初心者の方が戦国の雰囲気や流れを掴むのには(分量やとっつき易さなどの点からも)程よい読み物かと思います。 また、この続編として「覇王~信濃戦雲禄・第二部」(上)(下)があり、そちらは続きの物語でありながら信玄没後の信長の覇業を描いているので、続けて読めば戦国の一番コアな(?)部分が捉え易いのもおすすめの理由の一つです。 家康の魅力を味わうということであれば何と言っても 山岡荘八「徳川家康」 かなと思うのですが、文庫版で全二十六巻とそこそこ長いものなので「入り口」としてはどうかなという気もします。 勿論読んで損はないと思いますが。 個人的な意見ですが何か参考になれば幸いです。
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- anchorage
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家康でしたら、池宮彰一郎の「遁げろ家康」が読みやすいですよ。 ただこの本、司馬遼太郎の「覇王の家」からの盗作問題で絶版になってますので、古本屋でどうぞ。 ついでに「覇王の家」も読みやすいので合わせて読まれるのもいいのではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 むむむ…盗作問題で絶版ですか。 でしたら、司馬遼太郎さんの「覇王の家」から読んでみようかな? 司馬さんは大好きな作家さまですので! 戦国小説で一番最初に読む本に決めました。 (次いでNo.2の方の野望、覇王→No.3の方の真田太平記→山岡荘八・徳川家康) それで、機会があれば池宮さんも読んでみたいと思います。 ご回答、ありがとうございました! 今から楽しみです☆
- tamtam10
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池波正太郎の「真田太平記」はどうでしょう。 文庫本で全12巻と一見長いようですが、ライトノベルのような短い文で行を変える氏独特の文体は、サクサク読めてストレスを感じません。戦国時代初期~関ヶ原の合戦~大阪夏の陣以降と、おいしいところは全部押さえてあり、けれんを廃し、かなり史実に忠実に書いているように思われます。 忍びの視点も入り、忍者物としても楽しめます。 徳川家と真田家の、世代を経ながらの確執も見物です。
お礼
ご回答ありがとうございます! 徳川家康を嫌いにはなりたくないのですが、「真田太平記」は大丈夫なのでしょうか。だとしたらぜひ読んでみたいところです! 池波正太郎さん有名ですよね。読んだことはありませんが…。 ライトノベル的ということがちょっと気になりますが(簡単な文章はあまり好きではないので)でも、池波さんはずっと読んでみたいと思っていた作家様ですので、今度手にとってみたいと思います!
お礼
ご回答ありがとうございます。 今、URLを拝見させていただきましたが、とても面白そうですね! 特に「雰囲気や流れを掴む」…これです、これ! 私は本当に戦国時代のことを何も知らないので、誰と誰がどこで戦ったのかも知りません。 ですので、野望と覇王は絶対に読んでみたいと思います。 それで、だいぶ慣れてきた頃に山岡荘八さんを読んでみようかなって思っています。26巻…今年中に全巻読むことは無理かもしれませんが、今年中には手をつけるところまでいけるように頑張りたいです(笑