- ベストアンサー
もし永田鉄山が生きていたら?
もし永田鉄山が殺されずに生きていたとしたら、日本の歴史はどうなっていた可能性がありますか? 東條ではなく、永田鉄山がリーダーシップをとっていたら、状況は変わっていた可能性はあるのでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
結論は、変わらないのでは、ないでしょうか? 永田鉄山に、アメリカの日本を締め出す国策は止められません。 東条は、板垣征四郎が陸相になった時、事務に堪能な東条が欲しいと乞われて、 陸軍次官になり、そのままの陸相に昇格しています。 そして、首相兼任になります。 永田鉄山に活躍の場があるとすれば、東条が陸相に昇格するタイミングだけでしょう。 既に、軍事課長、軍務局長を経験している中将3年になっているので、資格は充分です。 永田は、支那拡大論者で、更に早期に日本破滅に導いた可能性もあります。 永田が、陸相兼首相になっても、対米開戦は避けられず、 その後も統帥権の壁で、実質、東条と変わらなかったのではと考えます。 個人の力で、もうどうにもならなくなっていたのでは? ただ、企画院総裁の鈴木貞一は、永田鉄山を高く評価しており、 『永田、在命ならば太平洋戦争は起こらなかった』 『東条の台頭も無かった』 とも追送しています。 対米戦争は、無理やりアメリカに引き込まれたのである以上、 永田鉄山が、いくら頑張っても、 他の口実をつけられて、戦争に引きづり込まれただけだと思います。
その他の回答 (1)
- ithi
- ベストアンサー率20% (1972/9602)
spongetak さん、こんばんは。 とても日米開戦は避けられないと思います。確かに彼は日本陸軍屈指の逸材といわれました。だけど、彼自身派閥のリーダーであったことは確かですが、本当にそうでしょうか? 一時、彼は自分の派閥から優秀な人材を推薦して中央ポストを彼の派閥で占めて飛ぶ鳥も落とす勢いでした。満州事変なんかの時が最盛期なんじゃないでしょうかね。 確かに未来の陸軍次官、大臣は彼のポストとして確実になったでしょう。でも、彼は秀才であるため、ロシアや中国との戦争によってかつての仲間と仲間割れしたり、地方の司令部の言うことを聞いたりして引きずられ、兵力の追加派遣を行うような弱腰な性格が見て取れます。それから、この派閥からは太平洋戦争の立役者がたくさん出ています。彼自身だって政府か軍部で戦争指導していますよ。 詳細は下記のURLを参照ください。 満州事変 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%80%E5%B7%9E%E4%BA%8B%E5%A4%89 永田鉄山 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E7%94%B0%E9%89%84%E5%B1%B1 一夕会 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%A4%95%E4%BC%9A
お礼
やはりそうなんでしょうね、ありがとうございます。鈴木貞一のような見方もあったのですね。参考になりました。