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序詞の探し方

みちのくの しのぶもぢずり たれ故に 乱れそめにし われならなくに 百人一首に載っている歌で、 2句目までが序詞らしいんですが 何故そのように判断できるんですか? 文脈が明らかに繋がっていないから…ですかね?

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  • bgm38489
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回答No.2

 陸奥(みちのく)名産のしのぶ摺りの模様のように、私の心は乱れています。誰のせいでありましょうやら。 ということですね。序詞とは、枕詞とは違い、何かに例えている。この場合は、すぐ後ろの「たれ」にかかるのではなく、「乱れ」にかかっていますね。歌の中の一つの言葉を前にくる言葉が何かに例えているとき、それが序詞なのだ、と言えるでしょう。  あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の 長々し夜を ひとりかも寝む の場合、「あしびきの」は山鳥の枕詞ですが、「山鳥の尾の しだり尾の」は長々しにかかる序詞です。山鳥の尾のしだり尾のように長々し夜を…ですね。 言いたいことは何なのか(主に下の句)、をつかんだら、それと具体的に関係のないことを上の句あたりで述べていたら、序詞ではないか、と睨み、その内容が下の句の方の言葉一つに対し「~のように」とつなげられれば、序詞とみて間違いはありませんね。

2015634789
質問者

お礼

なるほど、比喩を疑ってみるのですか! 助かりました! ありがとうございます^_^

その他の回答 (1)

  • bgm38489
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回答No.1

 陸奥(みちのく)名産のしのぶ摺りの模様のように、私の心は乱れています。誰のせいでありましょうやら。 ということですね。序詞とは、枕詞とは違い、何かに例えている。この場合は、すぐ後ろの「たれ」にかかるのではなく、「乱れ」にかかっていますね。歌の中の一つの言葉を前にくる言葉が何かに例えているとき、それが序詞なのだ、と言えるでしょう。  あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の 長々し夜を ひとりかも寝む の場合、「あしびきの」は山鳥の枕詞ですが、「山鳥の尾の しだり尾の」は長々しにかかる序詞です。山鳥の尾のしだり尾のように長々し夜を…ですね。 言いたいことは何なのか(主に下の句)、をつかんだら、それと具体的に関係のないことを上の句あたりで述べていたら、序詞ではないか、と睨み、その内容が下の句の方の言葉一つに対し「~のように」とつなげられれば、序詞とみて間違いはありませんね。