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試作品を比べてみてください
家紋にもご先祖様の名前にもあるので、十年ばかり前、西の庭に梅の木を植えました。大抵一月に咲くのですが昨日窓を開けて気がつきました。 西風に 匂いをのせて 梅の花 嬉し 今年も 春を忘れず (一) 西風に 匂いをのせた 梅の花 嬉し 今年も 春を忘れず (二) 西風に 匂いをおこす 梅の花 嬉し 今年も 春を忘れず (三) 年によっては蕾の時に冷たい雨に会って、戸惑った時もありますが今年はこのまま暖かくなってくれるのでは、と思っています。 試作を見てのお考えは如何でしょうか。と言うのが質問です。
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(一) が一番軽やかに感じます。 きっと「のせて」が 連用形のせいか、枝がかすかに揺れているかのような ”静止していない風景(動きのある画)”を思うのでしょうか。。 また客観的な感じがします。 (二) こちらは連体形なので、”ほのかな香を放つ静止した 梅の花”を連想します。梅の花へ一番焦点が当てられている ように感じます。 (三) なんとなく”科学的説明”めいたものを感じます。 (=3つの中では一番詩的に感じない)
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- Pinhole-09
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西風に 匂いをのせて 梅の花 … 梅の花を見たら、匂いが風にのって私の方に ただよって来た、という感じ。 西風に 匂いをのせた 梅の花 … 上と同じような意味合いですが、匂いが 西風にのって、飛んでいってしまいそう。 西風に 匂いをおこす 梅の花 … 東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 … では、おこせは「遣こせ」だと思いますが この場合は「遣こす」だと西風が梅の匂いを 運んでくれたとなり、 「起こす」だと春めいて西風が吹き、誘われた 梅が咲き匂い立ったという感じで、西風が 主役になり前二首とは趣が違います。 「匂いをのせて」がそよそよという感じで、 ふさわしいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。「おこす」は「運んで来る」のつもりで、本歌に使われた通りにしました。 ご教示ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。何しろド素人の駄作ですから、他にもお気づきの点があれば、全面的な改造案をお示しになってください。 軽やかさ、気づきませんでした何しろ「おや、今年もまた」というありがたい気持ちだけだったものですから、、、 とりあえず御礼まで。