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「ほど」と「ぐらい」とはどう違うのでしょうか。
日本語の学習者ですが、日本語を教えていただきたいんです A 教室にはまだ20人(ほど)います。 B 教室にはまだ20人(ぐらい)います。 文A と 文B どちらが正しいでしょうか? 「ほど」と「ぐらい」とはどう違うのでしょうか。 以上 お願いします。
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- gekkamuka
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名詞の「計(はかり)」から転じた「許(ばか)り」の意味に触れた「国語大辞典」(小学館)の補注欄によれば、 「副詞・体言・活用語の終止形を受けておおよその程度・範囲を示す」役割りの時代的推移に関して、 上代……ばかり 中世……ほど 近世以降……ほど、ぐらい(くらい) 従いまして、その限定される度合いから見れば、 ぴったり……20人きり、だけ、のみ ほぼ……20人ばかり、ていど やや……20人ほど、20人くらい また、この例題の場合は、更に「まだ……います」という逆接的表現形式なので、その話者の期待度評価によっては、20人に近い、すなわち期待数値の限定度が高いほど否定的な、あるいは好ましくないニュアンスが篭もり易いともいえましょうか。もちろんその逆のケースもありますが、その辺の判断はこの例文からでは無理といえましょう。
- z_a_k_i
- ベストアンサー率39% (44/112)
こんにちは、sxhyukiさん。 日本語って、改めて、聞かれると難しいですね。 私なら、以下のようなニュアンスで使ってます。 教室を見渡したとき、 『10人よりは多いな、けど、20人以上はいないかな』って感じたときは、Aの表現を使います。 『20人前後かな~』って感じた時は、Bの表現をします。 以上、こんな感じです。
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- s_yoshi_6
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ご質問に挙げられている例ではどちらも正しい言い方です。 両方ともおおよその分量や程度などを表し、基本的にほとんど同じ意味に使われますが、一方しか使わない場合もあります。下記の辞書の文例を参考にしてみます。 【ほど】 http://www.nifty.com/cgi-bin/dic_search.cgi?book=3&word=%82%D9%82%C7&mode=1&page=0&item=P0%3D3%26P1%3D0%26P2%3D18810800 【くらい(ぐらい)】 http://www.nifty.com/cgi-bin/dic_search.cgi?book=3&word=%82%AE%82%E7%82%A2&mode=1&page=0&item=P0%3D3%26P1%3D0%26P2%3D05800700 ・ある事柄を示し、その程度が軽いもの、弱いものとして表す場合→「くらい(ぐらい)」 ○「酒ぐらい飲んだっていいよ」 ×「酒ほど飲んだっていいよ」 ・一方の程度が高まるに比例して、他方も高まるという意を表す場合→「ほど」 「火事は、発見が早ければ早いほど、消しとめられる」 「火事は、発見が早ければ早いくらい、消しとめられる」 他にも、「ほど」の方がやや形式的、「くらい(ぐらい)」の方がややくだけた言い方ですから、たとえばある品物について大体の金額を聞くときに、 「いくらぐらいですか」「いかほど(如何程)ですか」とは言いますが、 「いくらほどですか」は若干違和感がありますし、「いかぐらいですか」という言い方はまずしません。
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- toko0503
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こんにちは。 どんな文章においても互換性(入れ替えても通じる)がありますし、 ほど→(1)(ア)物事の度合。程度。 くらい→(1)おおよその分量・程度を表す。ほど。ばかり。 とありますので、ほぼ同じと考えていいのではないでしょうか? しいて言えば「ぐらい」の方がやや「くだけた」言い方でしょうか。
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- hinebot
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どちらも正しいです。 意味的にはどちらも同じです。 「20人ほど」でも「20人ぐらい」でも、「およそ20人(about twenty)」という意味です。 ただし、「ぐらい」の方ですが、「20人くらい」と濁らない("く"に濁点がつかない)方がいいかも知れません。 「ほど」と「くらい(ぐらい)」の違いは、同じ(違いはない)といって差し支えないと思いますが、あえて言うなら、「ほど」の方が「くらい(ぐらい)」より、「およそ20人」ということに確信(自信)を持っている印象があるように思います。
お礼
わざわざどうもありがとうございました
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