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大正時代の新宗教
大正時代から昭和初期にかけて、世は民間宗教繁昌期であったと聞きます。 この時代の新宗教や観音、稲荷への信仰の様子を詳しく知りたいのですが、何か良い本やホームページ等はお知りでしょうか。
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村上重良著『日本宗教事典』(講談社学術文庫)が手頃の一冊。時代順の構成になっていて日本の宗教史としても読めるよ。
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- bougainvillea
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大本教の出口なおの生涯を描いた 出口和明「大地の母」がおすすめです。 江戸時代の身分制で固定された農村社会が終わって、 明治になると庶民は激動する資本主義世界に放りこまれました。 主に商品経済の発展していた関西周辺を中心に、 救いを求めて新宗教に傾倒する人が続出しました。 「おしん」の世界から、近代日本へ向かうなかで、脱落した人を救う役目を 新宗教が果たしました。
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ご回答ありがとうございます。 『大地の母』、10巻以上もある長編みたいですね。 とりあえず一巻を読んでみます。 適切な本を薦めていただいて、ありがとうございました。
- trytobe
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明治時代に国家神道とは別に認識されていた教派神道の13派(神道十三派)、仏教で認識されていた13宗(十三宗五十六派)、あたりのキーワードで調査されると、 大日本帝国憲法下の「宗教団体法」(1939年)、日本国憲法下の「宗教法人法」(1951年)の制定時における、旧来からのもの、従前の新興宗教、その後生じた新興宗教、という切り分けをする助けになるかと思います。 教派神道 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E6%B4%BE%E7%A5%9E%E9%81%93 十三宗五十六派 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%B8%89%E5%AE%97%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%85%AD%E6%B4%BE 宗教法人法 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%97%E6%95%99%E6%B3%95%E4%BA%BA%E6%B3%95
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに「宗教団体法」「宗教法人法」製提示における従来の宗教を研究することが良いですね。 なるほど、自分ではまったく思いつきませんでした。 大変助かりました。ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 村上重良先生は恥ずかしながら初めて知りましたが、日本近代宗教史についてズバリ書いておられますね。 Amazonで『新宗教』や『日本 宗教』で調べてもあまりに沢山の本が検索されて困っており、大変助かりました。 適切なご回答に感謝いたします。