• ベストアンサー

大正~昭和初期の鉄道事情

東京の鉄道の歴史資料を探しています。 機関車ではなく、日本で初めて「電車」ができたのはいつなのでしょう? 大正~昭和初期に一般の人々に利用されていた電車について知りたいです。 車両内部の座席などは、乗客は向かい合って座る箱型の座席なのでしょうか。 駅の外観や切符のシステム、ホームなどの様子も知りたいです。 当時の写真や電車の写真を探しています。 歴史書等を漁ってみましたが、機関車の外観ばかり載っていてよくわかりませんでした。 資料が載っている本やサイト、映画等がありましたらお教えください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

大正~昭和初期については細かい事情はわからないのですが、簡単な歴史だけ。 日本で最初の電車は、1895年(明治28年)に開業した京都市電(当時は私鉄)と聞いています。 「市電?」と極端に思われるかもしれませんが、電車は元々そういう位置付けであったのです。 昭和30年頃までは、電車はチョイ乗り用の格下の位置付けで、   ・長距離移動は汽車(機関車+客車)   ・短距離移動は電車 こんな棲み分けができていたんですね。 19世紀末の明治時代から電車が走っているのに、東海道線の全線電化が昭和31年(1956年)で あることからも、おわかりいただけるかと思います。 そんなわけですから、電車の座席も箱形ではなく、ロングシート(線路方向に長い座席) が長らく基本でした。これは現在の通勤電車に通じるものがあります。 一方で、汽車に用いられた客車は、デッキ付きのボックスシートが基本です。 現在の新幹線や特急列車のルーツ的な存在でした。

その他の回答 (4)

回答No.5

 文学,随筆等を利用されては?  内田百閒は鉄道好きですし,  寺田寅彦は東京近郊への旅行を多く しています.  阿川弘之,宮脇俊三などの一般書の中からも じつは,「駅で列車を待つ」「車内で乗客と 話す」などの記載から,駅の様子,車内の様子を 推察できるのでは?

  • goo06351
  • ベストアンサー率25% (39/156)
回答No.4

昭和初期の段階から電車にも通勤用のロングシートタイプのほか、向かい合わせのクロスシート、一方向きのクロスシートのものもありました。横須賀線、京都ー明石間の省線(現JR)電車、阪急京都線、近鉄大阪線などにクロスシートの高速電車がありました。JTBからでてるキャンブックシリーズに電車をテーマにしたものがいくつも出てますので、大きな書店などでご覧になってください。  鉄道の本が揃った図書館は現時点では大阪の交通科学博物館の図書室だけですが、来年10月埼玉県大宮に開館する鉄道博物館にはかなり充実した図書室ができるはずなので、開館が待たれます。

  • rootjin
  • ベストアンサー率23% (10/42)
回答No.3

日本初の電車はNo1の方のご指摘の通りの京都市電ですが、東京の場合は中央線の前身の私鉄、甲武鉄道の開業(1889年に新宿~立川間を開業)がはじめてでした。 この『甲武鉄道』を出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』で引いてみるとより詳しいネット資料に出会えると思います。または他の検索ソフトを引いてみるのも良いかと思われます。 また東京の電車史を語る上で地下鉄も外せないと思いますので『帝都高速度交通営団』『東京メトロ』で検索をかけるのも忘れずに!また、東京メトロ経営の地下鉄博物館には、開業当時の車両と駅のモックアップを再現展示していますので訪れてみてはいかがでしょうか? 地下鉄博物館 http://www.chikahaku.jp/ 他には、今ある東京の私鉄の社史を調べてみてはいかがでしょうか? お勧めな私鉄は東急、小田急、京成、東武、西武あたりですね。 どのような経緯で敷設されたのか、社史には興味深いことが乗っていると思いますよ。

回答No.2

追加情報を載せておきます。 「旧型国電の記録」 http://www.geocities.jp/h6feet/ こちらのページには昭和初期に製作された電車の写真があります。 さきほどロングシートが主体と書きましたが、一部にはクロスシート車(ボックス座席)、 セミクロスシート(ドア付近がロング、その他がボックスシート)などの車両もあります。 ただし、新幹線や特急のようなデッキはないのが基本です。

関連するQ&A