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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ドイツのエーリッヒ・ハルトマン)

ドイツのエーリッヒ・ハルトマンについての疑問

このQ&Aのポイント
  • ドイツのエーリッヒ・ハルトマンはなぜネット上で貶められるのか疑問です。
  • 彼のスコアは凄いと思います。僚機を一人も死なせずに戦い、わずか二年半でこの成績を収めました。
  • 彼を説明する際、ソ連も後期には力をつけてきたという点も考慮すべきです。

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  • zep19
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回答No.2

確かにそれも一理ありますが 赤軍陸軍の部隊編成でなぜロシア語が満足に出来ない非スラブ系民族を民族別部隊編成せずに混成部隊にしたのか 奪回したばかりの土地で強制徴兵し満足な教育を受けさせずに前線部隊に配属したのか ソ連側でも人的資源は無尽蔵ではないないのです ソ連がある正面で攻勢を開始する時、平穏な戦線から兵員を引き抜き攻勢正面の部隊に編入し充足率を高め それでも不足する歩兵兵力を補填するため、旧式化したKV重戦車連隊や自走砲連隊を配属したぐらいです 赤軍空軍でもそうです 航空機操縦に適正があるかどうか確かめずに配属したのは予想ができます ソ連側の兵器体系はマス(集団)で使用するのが基本です カタログスペックでは測れない差が独ソでは存在します (1)ドイツの航空機や戦車などには個々に優秀な通信機があり 指揮官から臨機応変な【命令】を受け部隊運用でき、連携して戦闘できますが それがないソ連側では各人が戦闘開始前の指揮官の任務目的と目標を示した【号令】のみで戦闘後は各人の判断で戦わざるを得なくなりました ガダルカナルで殆んど戦闘経験がなく、零戦よりカタログスペックが落ちる(と言われている)F4Fのカクタス航空隊が 互角以上に戦い、次々日本軍のベテランパイロットを葬っていた訳も上記と同じ理由です (2)光学機器の違い ドイツ側の照準器は当時でも世界トップクラスでした しかしソ連側のそれは信頼性が全くなく、酷い場合は風防に二重丸が書いてあったものもあったようです その上、その風防のガラスも均質に作れず歪みが生じているものもあり 危険を承知で風防を開き戦った赤軍パイロットもいたようです (3)アメリカでさえ戦後にしか作れなかったコマンドゲレートと呼ばれる自動制御装置 他にMW50というメタノール/水噴霧装置など 大戦時のソ連の技術レベルでは逆立ちしても真似る事が出来ないものも存在しました 以上を鑑みると ソ連のエースの中には 確かに身体能力に優れた正真正銘のエースもいたでしょうが 単なる逃げ上手にも関わらず 某スナイパーのように宣伝によって戦果を誇張され、作られたエースもいるのではないかと疑ってしまうのです

noname#210532
質問者

お礼

知らないこともあったので大変勉強になりました。再度に渡って回答ありがとうございました。

noname#210532
質問者

補足

成程。通信機の有無は大きいですね。ただ初期の頃からそういう面でもお粗末だったのは変わらないからパイロットもわかっててそれに沿って作戦を立ててそうですね。そういう状況に慣れる意味を含めてでの向上だったりはしないでしょうか?前期に比べてそいゆう状況に対応できる初期からいるパイロットが増えた、と言う意味で。その状況に順応する事ができた運のいいパイロットだけが生き残りエースになれたと。まあいい加減ですね。ソ連の記録管理も。それでもコジドゥーブやポクルイシキンは正真正銘のエースだと思います。でも通信機、記録の曖昧さで言ったら日本もそうじゃないですか?そして過酷な状況に順応する事ができた運のいい熟練したパイロットだけがエースになる。一部のエースだけがスコアを稼ぐ。日本も同じでは?その価値観からソ連側の質の向上を全否定して雑魚認定するなら日本も雑魚になってしまう気がしますが。だとしたら日本のエースも作られ誇張されてるのでは?と言われても仕方ないような気がします。逆に記録が残ってないだけでソ連同様もっと腕のいいパイロットは日本に沢山いたと思います。特にソ連はこうしたパイロットの記録がほぼなく、日の目を見れないエースが沢山いる傾向が顕著です。でも探せば腕のいいエースは沢山いたと思います。色々書きましたが、つまり多少技術が向上して、数が圧倒的でも埋められない差があったという事ですね?初期と後期の差についてよくわかりました。

その他の回答 (1)

  • zep19
  • ベストアンサー率45% (138/306)
回答No.1

確かにソ連の生産力は米英からのレンドリースにより絶大なサポートを得て増大しました また練度や戦術は多少は向上したものの 損失のペースは殆んど変わっていません しかも終戦まで常にドイツのそれを大きく上回っていました 新たな新兵もあまりに増大した航空機数と大きな損失を補充するため、満足な教育を受けさせない内に部隊配属せねばなりませんでした 以下はロシアで最も情報開示された年である1993年の信頼できるデータです (近年のプーチン政権は再び情報開示させにくくしている) ◎赤軍航空機配備数(各年1月時)・生産数・損失数 41年(6月~) 配備数:20000 生産数:8200 損失数:17900 42年 配備数:12000 生産数:21700 損失数:12100 43年 配備数:21900 生産数:29900 損失数:22500 44年 配備数:32500 生産数:33200 損失数:24800 45年(~5月) 配備数:43300 生産数:8200 損失数:11000 【G.F.Krivosheev (Moscow:Voenizdat 1993)】

noname#210532
質問者

お礼

回答ありがとうございます。生産数・損失数まで表記していただきありがとうございます。参考になりました。

noname#210532
質問者

補足

ソ連は兵士を駒のように扱っていたみたいですからね。しかし損害のペースは変わらないと言っても前期より質、量ともに向上してはいるんですよね?損害の多さが変わらないのはそれはドイツ側も特定の優秀なエースを休みなく働かせ続けたからではないのでしょうか?戦争前期は優秀なエースを一線から退かせて地上任務に就かせてた見たいですが後半になるとそんな余裕なかったみたいですし。それはハルトマンの出撃回数にも表れています。ドイツも後半では十分に飛行訓練を受けてない新人を消耗品のように扱い、一方で熟練した一部のエースだけがスコアを稼ぐ。ソ連も同じだったと思いますが、全体の数が違ったのではないでしょうか。ドイツでは新人、エース含めたパイロットの絶対数も少ないのに対し、ソ連側はピンキリでもドイツを上回るパイロットを大量に所有していたのではないのでしょうか?ドイツの優秀なエースがソ連側のごく一部の優秀なパイロットを除いた新人パイロットを大量に撃墜した結果だと思います。こういったケースはどの戦場でもありうる事ですが、独ソ戦ではそういった数の対比がは激しかったのではないでしょうか?ドイツではソ連ほどの損害を出すほど兵を戦場に出す力も残っていなかったと思います。それで損失のペースが変わらないという理由だけで質、量の向上が無視されるのは納得いきません。

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