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ネットで副業。個人事業主になれる?なった方がいい?
夫は会社員のSEです。 数ヶ月前から、休日や帰宅後に、あるサイト経由で色々な方からプログラミングの仕事を受注して、月10~15万程度稼いでいます。 この仕事はあくまで、それぞれ単発なので、今後も安定した収入が望めるわけではありません。 しかし、やる気さえあれば、仕事の需要はあるようで、今後も同じぐらい稼いでいけるようです。 これぐらいの収入があれば個人事業主になって青色申告をした方がいいと言う話を聞いたのですが、今のような状態で個人事業主になれるのでしょうか? 個人事業主になるには、届けを出すようですが、認められないということもあるんですよね? また、個人事業主になれば会社に知られるのでしょうか? 個人事業主になることでの、デメリットはどのようなことがあるのでしょうか? 皆さんは個人事業主になった方がいいと思われますか? ちなみに経費は、家のパソコンを使ってプログラミングをしているだけなので、本来はかかっていませんが、家賃の一部なども経費として含めるなら、月数万はかかっていることになります。 たくさん質問があって申し訳ありませんが、ご回答お待ちしています。
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- mukaiyama
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>プログラミングで稼いでいるのは夫ですので、配偶者控除は関係ない… あ~、そうでしたか。 >会社員の夫が個人事業主になる場合も、会社には知られない… 会社は副業を禁止していないのですか。 禁止していないのなら良いですけど、もし禁止なら何も考えずに確定申告したら、翌年に給与から天引きされる市県民税が跳ね上がります。 よほど暇で社員のあら探しにいそしむお局さんが給与計算担当だと、 「あら、この社員うちの給与だけより住民税が多いわね。さては何か副業をしているな」 と感ずくことになります。 ふつうにそこそこ忙しい事務員さんが給与担当なら、全社員の課税明細などいちいちチェックせず、月々の引き落とし学を見るだけですから何事も起きません。 夫の会社にお局さんがいるようなら、「確定申告書 B」 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/shinkokusho/pdf/h25/02.pdf の第2表で下のほう「自分で納付」にチェックマークを付けておけば、副業分の市県民税は自宅宛に納付通知が届きます。 >個人事業主の届けを出して、青色申告をすべきか… 青色申告こそ許可制で、開業から 2ヶ月以内に承認を受けておかないといけませんので、今年分は白色申告しかできません。 来年分 (再来年の申告) から青色申告をするなら、来年 3/15 までに承認願いを出します。 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm
長いですがよろしければご覧ください。 >…今のような状態で個人事業主になれるのでしょうか? はい、「月10~15万程度稼いでいます。…今後も同じぐらい稼いでいけるようです。」ということですから、(雑所得ではなく)事業所得として申告して問題ないと言えます。 (参考) 『事業所得と雑所得の違い|丹羽総合会計事務所』 http://niwa-tax.com/596.html >個人事業主になるには、届けを出すようですが、認められないということもあるんですよね? いえ、「個人事業主」になるためには「(国などの)許認可」は不要です。 極端なことを言えば、「今日から自分は商売を始める」と思いたった瞬間から「個人事業主」です。 そして、「事業を始めた(個人事業主になった)」場合は、そのことを「国や地方団体(地方自治体)」へ届け出るルールになっています。 なお、儲かるかどうかは始めてみないと分かりませんから、「儲けが出ていないと届けが受理されない」ということはありません。 (参考) 『雑所得―分類>雑所得と事業所得とを区別するための判断基準―社会通念|WEBNOTE』 http://shotokuzei.k-solution.info/2007/05/_1_109.html#a1 『個人事業主|Wikipedia』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E4%B8%BB >>個人事業主(こじんじぎょうぬし)は、株式会社等の法人を設立せずに自ら事業を行っている個人をいう。一般には自営業者ともいう。……つまり、自営業者とは、会社経営者でもサラリーマンでも公務員でもアルバイトでも無職でもない者の総称と言うことである。 --- 『[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm 『個人事業の開廃業等届出書は、出さないと怒られる?|個人事業の開業の届出 やり方』 http://kojinjigyou.columio.net/ --- 『自治体への届出|個人事業のアレコレ』 http://www.mt-tommy.com/start/localgovernment.html 『Q8 住民税や事業税の申告はどうなるのですか。|国税庁』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/qa/02.htm#q08 >また、個人事業主になれば会社に知られるのでしょうか? 一応、「国(や地方団体)が、国民(住民)が勤めている会社に、国民(住民)が商売を始めたことを知らせる仕組み」というものは【ありません】。 ただし、人の口に戸は立てられませんので、「秘密が漏れる可能性」はどんな場合でもあります。 ちなみに、「個人住民税の特別徴収」という【税金の制度】から「内緒の副業・兼業」が会社にバレてしまうこと【も】あります。 もっともバレたところで(公務員でもなければ)法律に違反しているわけではないので、悪くても「解雇される」だけです。 ※なお、「副業・兼業をすることによって会社に不利益を与えた」となると解雇だけでは済まないかもしれませんが、一般的には「解雇」が最大のペナルティです。 (参考) 『副業が会社にバレる(ばれる)その理由とは?(その1)|松田税理士事務所ブログ』 http://zeirishi-blog.info/2011/04/1.html 『\事業主のみなさん/個人住民税は特別徴収で納めましょう|総務省・全国地方税務協議会』 http://www.zenzeikyo.jp/ippan/koho/kobetu_koho/tokubetuchousyu/ --- 『どうする?従業員の副業|近江法律事務所』 http://www.oumilaw.jp/kouza/39.html >個人事業主になることでの、デメリットはどのようなことがあるのでしょうか? 上記の通り、「個人事業主になる」というのは「自分で商売を始める」ということです。 そして、「商売をすることによるデメリット」と言って真っ先に思い浮かぶのは、「必要経費ばかりかかって赤字になる(損する)ことがある」ということです。 あとは、「会社をやめて商売に専念する」場合は、儲からないと死活問題ですし、「社会保険」については「職域保険」には加入できなくなります。(例外はあります。) (参考) 『職域保険(被用者保険)|kotobank』 http://kotobank.jp/word/%E8%81%B7%E5%9F%9F%E4%BF%9D%E9%99%BA >皆さんは個人事業主になった方がいいと思われますか? 「商売をするかどうか?」については人それぞれ考え方が違うと思いますが、私ならば「商売をやりたいならやればいいと思います。ただし、結果を全部自分で引き受けることができないのであれば(家族や関係者に迷惑をかけるので)やめたほうがいいと思います。」と助言すると思います。 >経費は、家のパソコンを使ってプログラミングをしているだけなので、本来はかかっていませんが、家賃の一部なども経費として含めるなら、月数万はかかっていることになります。 「必要経費」も含め、「事業所得(≒事業の儲け)がいくらあるか?」は【納税者の自己申告】で決まることになっています。(「申告納税制度」と言います。) ですから、「事業を行うために必要である」という支出であれば、原則としてすべて必要経費になります。 とはいえ、国(≒国税職員)には調査権があって、「必要経費」についても調査の結果否認されることがありますので、きちんと専門家の助言を受けて計上すべきではあります。 (参考) 『申告と納税|国税庁』 http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/koho/kurashi/html/06_1.htm >>【国の税金は】、納税者が【自ら】税務署へ所得等の申告を行うことにより税額が確定し、この確定した税額を【自ら】納付することになっています。これを「申告納税制度」といいます。 --- 『やさしい必要経費の知識|国税庁』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2210.htm 『必要経費になる?ならない?「必要経費」の考え方|All About』(更新日:2012年10月16日) http://allabout.co.jp/gm/gc/14618/ 『第1回 税務署に疑われない「必要経費」の区分|アットマーク・アイティ』(2009/2/4) http://jibun.atmarkit.co.jp/lcareer01/rensai/kakutei/01/01.html --- 『確定申告後に税務署から来署案内?|さいたま市 税理士 小暮巌のブログ』(2011/01/18) http://iwayan.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-594e.html 『税務調査って怖いの?|税理士もりりのひとりごと』(2009/08/29) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-373.html ***** (その他、参照したWebページ・参考リンクなど) 『税務署はいくらから来る?|税理士もりりのひとりごと』(2010/12/06) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-760.html --- 『税務署の仕事|国税庁』 http://www.nta.go.jp/soshiki/kokuzeicho/kiko/works.htm 『腹が立つ国税局の税務相談室|税理士もりりのひとりごと』(2009/07/15) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-365.html 『税務署が親切|こっそりと。』(2007/03/11) http://blog.livedoor.jp/stock_value/archives/50363449.html 『税務署は意外と親切|家族を幸せにする自営業家庭の家計管理』 http://dorobune.chips.jp/?p=155 『納税者支援調整官を設置している国税局・税務署のご案内|国税庁』 http://www.nta.go.jp/soshiki/kokuzeicho/kiko/nozeishashien/index.htm *** 『「税理士」というお店にはちゃんとした商品を並べなあかんやろ|税理士もりりのひとりごと』(2012/ 03/23) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-1264.html --- 『起業・独立開業の相談相手は、商工会議所・商工会が一番!!|商工会議所・商工会徹底活用ガイド』 http://www.shoko-navi.com/kaigyou/soudan ※「民主商工会(民商)」は【別団体】です。 ※間違いのないよう努めていますが、最終判断は各窓口に確認の上お願い致します。 ※なお、ご紹介したサイトの信頼性についてはご自身でご判断ください
お礼
大変遅くなりましたが、ご回答ありがとうございました。 たくさんのサイトも紹介していただき、大変参考になりました。 事業所得として、申告して問題ないんですね。安心しました。 個人事業主の届けを出し、これから確定申告について勉強したいと思います。 ありがとうございました。
- mukaiyama
- ベストアンサー率47% (10402/21783)
>今のような状態で個人事業主になれるのでしょうか… なれるなれないの話ではありません。 他人に雇われるのでなく、自分で商売することを個人事業と言います。 >届けを出すようですが、認められないということもあるんですよね… 認可制などでは決してありません。 届け出るだけです。 >個人事業主になれば会社に知られるのでしょうか… これだけ個人情報保護うんぬんが声高にさればれている昨今、官公庁が必要もないのに+むやみやたらと民間会社に情報を漏らしたりすることはありません。 とはいえ、 >数ヶ月前から… >月10~15万程度稼いでいます… 今年は 8ヶ月ほどとしても 80~120万の「売上 (収入)」。 「所得 (利益)」はいくらほどでしょうね。 【事業所得】 「売上 = 収入」からその仕事をするのに要した「仕入」と「経費」を引いた「利益」。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1350.htm 少なくとも今年の「所得」が 38万を下回ることはなさそうですから、夫が今年の年末調整で配偶者控除を取ったりすると、半年か 1年のうちに税務署から会社経由でおたずねが来ます。 「配偶者控除」は、配偶者の「合計所得金額」が 38 (103 ではない) 万円以下であることが条件です。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1191.htm 38万円を超え 76万円未満なら「配偶者特別控除」です。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1195.htm >個人事業主になることでの、デメリットはどのようなことがあるの… メリットデメリットの問題ではありません。 年間 100万前後も稼いでいる以上、きちんと届けを出して確定申告をしないといけません。 >皆さんは個人事業主になった方がいいと思われますか… なった方が良いのではなく、既になっているのです。 問題をはき違えてはいけません。 >家賃の一部なども経費として含めるなら、月数万はかかっている… そのパソコンを置いてある部屋は、私用、家事用には一切使用しませんか。 そうだとしても、全床面積に占めるその部屋の面積分だけが経費です。 私用、家事用にも使用するなら、時間などで按分しないといけません。 それでも数万にもなるほどの豪邸を賃借しているのですか。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2210.htm 税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 なるほど、個人事業主は申告するだけで、許可制ではないのですね!そして、届け出を出していなくても、すでになっているのですか!無知すぎてお恥ずかしいです。 それから、私の書き方が悪かったのですが、プログラミングで稼いでいるのは夫ですので、配偶者控除は関係ないですよね? 会社員の夫が個人事業主になる場合も、会社には知られないでしょうか? 確定申告については、初めからもちろんするつもりなのですが、個人事業主の届けを出して、青色申告をすべきか、出さずに普通の確定申告をすべきかを悩んでいます。 しかし、やはりこれぐらいの収入なら個人事業主の届け出を出すべきなのですよね? ご回答ありがとうございました。
お礼
大変遅くなってしまいましたが、ご回答ありがとうございました。 会社は、仕事に支障が出る副業は禁止ということで、それ以外は黙認されているようです。しかし、住民税は、自分で納付にしようと思います。 青色申告は開業から2ヶ月以内に、承認をしなければいけないのですね。 とても勉強になりました。 ありがとうございました。