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息子の大学院進学について
大学二回生の息子が大学院に進学したいといっています。 理系の化学系を専攻しているのですが、今の大学の研究室 には自分のやりたい分野の研究をしているところがなく、 それに近い分野の研究室を選んでから、卒業後に他大学の 大学院にいきたいといっています。 具体的に言いますと 今現在は関関同立の大学に通っているのですが、 大学院は大阪大学大学院を目指しているそうです。 ネットで調べてみますとこういった行為は「学歴ロンダ」と 呼ばれ、あまりよく思われていないそうです。 ただでさえ、大学院に進むと就職の範囲が狭まってしまうと 聞くのですが、学歴ロンダリングをした場合さらに、就職口が なくなってしまうのではと心配してしまいます。 実際に大学院進学された方や、他大学の大学院に進学された方が おりましたら、是非お話を聞かせてください。 ちなみに修士課程に進み、その後一般企業の研究開発職に つきたいそうです。
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- kiyokato001
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- sandaba
- ベストアンサー率20% (10/50)
ネットの世界は一部の偏執狂が何度も書き込むせいでかなり偏った意見が目立ちがちです。 やりたい研究をやるため出身大学とは別の大学の院に行くのは普通のことだし、進学先が格上の大学になるのも、大抵は有名大学ほど研究も盛んだから、ごく自然なことです。 大学関係者や企業の人があまり良く思わないのは、やりたい研究があるわけでもないのに学歴にハクをつける目的で大学院に進む人のことです。これでボクも東大卒だ阪大卒だと、学部の出身校を隠せたと思っているオメデタイ人のことを皮肉る言葉が「学歴ロンダリング」です。 実際には全然隠れていません。履歴書に書いてあるんだから当然です。息子さんが就職活動するときには、学歴の肩書は「関関同立卒、阪大院卒」です。院試は一般に学部入試よりはるかに競争がぬるいので、どんな大学の院に行ったからといって、頭の良さの証明にはなりません。したがって息子さんは学部から阪大の人ほど地頭いいとは思ってもらえないでしょうが、院での研究がその企業の興味を惹く内容ならば就職にはプラスでしょう。
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
ネットで調べてみますとこういった行為は「学歴ロンダ」と 呼ばれ、あまりよく思われていないそうです。 ↓ 悪口を書く奴はいるが、褒め言葉を書く奴は少ない うらやましい相手でないと悪口は書かない ただでさえ、大学院に進むと就職の範囲が狭まってしまうと ↓ 狭めるとはいいません。絞り込むといいます。 その後一般企業の研究開発職につきたいそうです。 ↓ 学部卒では基本的に無理です。 http://www.u-tokyo.ac.jp/stu04/e02_01_j.html 阪大の数字は知らないが、東大の場合は他大学出身が50% 理学部だと半々 工学部も(新領域を入れると)半々 http://www.k.u-tokyo.ac.jp/gsfs/leaflet.html 化学がどのへんかわからないが、似たようなもの。 ※ 同じ指導教官が工学部枠の院生と新領域枠の院生の両方を面倒見ていたりする。 閑話休題 http://www.chem.s.u-tokyo.ac.jp/gschool/kako_nyugakusha.htm 今の大学の研究室には自分のやりたい分野の研究をしているところがなく、それに近い分野の研究室を選んでから、卒業後に他大学の大学院にいきたいといっています。 ↓ 理系学生としては正しい判断です。 研究職業界では、「どこの大学にいた」ではなく「誰のところにいた」で評価されます。 誰のところにいた といのは、本源的には「誰の指導で博士号取った?」です。修士号はそのジュニア版です。
- trytobe
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学歴ロンダリングは、「前歴を隠すために」という意図の人であり、 息子さんは今の大学を卒業した「学士号」は残りますし、履歴書にはかかれますし、そもそも高校から履歴書には記載しますから、問題ありません。 それが「学歴ロンダリング」になるなら、高校が無名なのに有名大学入った人間まで「ロンダリング」になってしまいます。慶應幼稚舎からじゃないのに、慶応大学に入った!とか、ばかばかしい肩書き意識です。 理系の研究開発職に就くには、実際に修士論文のために2年以上研究したという実績がある「修士」より上でなければ、就職前の研究実績や専門知識が頼りなく、採用はほとんどありません。(文系と同じ営業などになってしまいます) そこから「博士」まで進もうとすると、さらに3年以上の研究をしたり、また民間での就職が「修士」同等でしかなかったり、大学や公的な研究機関でのポストがあくまで、どこかで居候するポスドクのままで過ごすこともあります。 ですから、息子さんの言うとおり、「修士」までで民間の研究開発職をめざす、というのは、非常に現状をよく理解しておられる賢明な判断と思いますよ。