- ベストアンサー
大学院進学の意義とは?
- 大学院に進学するとは、専門的な知識・スキルを身に付けるための学びの場です。
- 大学院で学んだ知識・スキルは、将来の仕事に活かせる可能性もありますが、必ずしも直結しない場合もあります。
- 大学院に進学する際には、純粋な学問・研究への興味やモチベーションが重要であり、修士の取得は今後ますます重要な要素となるでしょう。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>大学院で学んだ知識 先ずはこの部分に引っ掛かりを感じますね。少なくとも知識を獲得するのは学部段階の仕事です。そして大学と実社会では、そこで使われる部分も異なりま。大学を含めて学校で得るものが知識であるならば、実社会のそれは知恵と呼ぶこともできます。共にそれだけで効果を発揮できるとも言い難く、知恵は知識の集積がなければ説得力のあるものともならないでしょう。 個人的には質問者様の持つ「青臭い部分」も僕は好きで、同感もできます。確かに大学そして大学院は基本理念からすれば「学問の府」として厳然かつ社会に対する木鐸としても孤高の存在であり続けて欲しいと願う反面、社会に対し広く門戸を開いてもいなければ意味がないとも考えております。 けれども日本の現状からすれば、大学が何か就職のための予備校化している部分に危惧も抱いております。それを社会のニーズなどと肯定しかつ利用しようとする向きもありますが、企業に籍を置く一方で大学で教育にも携わる者としては、何か金儲けとそれに資するため実務要員育成を目的として大学は存在するなどと殊更に大学を貶めるにも近い発想に違和感をも持ちます。 大学院ならば、学部時代に設定したテーマを更に掘り下げそして周縁部にまで触手や翼を広げることで、より多様な側面からの批判や検証にも耐えるべき成果を追求することとなるはずです。 もし質問者様が修士以後に博士課程まで進むことを視野に入れたとしても、自身の専門とする領域に関して、世間から度々繰り返される「役に立つかどうか」との判断を論点とする疑問に直面せざるを得ないシーンに出会うことも予想されます。 直接には仕事に結び付かないとしても、仕事をする上で何らかのヒントにはなりえる。そのために引き出しの数はできるだけ増やしておいた方が遜色はないと僕は勝手に考えてもいます。 「すぐに」やら「直結する」などは短絡的な思考様式の反映であって、それらに気を取られていても疲れるだけ話ですので相手にはしない方が精神衛生上はよろしいかと存じます。 どちらかといえば、青臭さや本質論はこの国では不要視されがちですが、それがなくては実務論などなりたたないことも明らかです。どうして近視眼的になりがちなのでしょうね。
その他の回答 (2)
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
現実として、 理系の学部卒=数学の出来る文系 修士卒=理系認定 この程度じゃないの? 学部までは座学中心だし。
お礼
回答ありがとうございます。 ご指摘の点は、確かに私も感じます。 文系(学部卒)として働きたいのか、理系(修士卒)として働きたいのか、もう一度よく考えようと思います。
いずれにしてもどちらの選択をしても、その道のプロとして仕事をするという厳しさとかなりの能力が問われます。 こればかりは、ご自分で結論を出さねばならないでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですね。自分にとって望ましい意思決定ができるよう、様々な経験を積みながらよく考えようと思います。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。大変勉強になりました。 研究と実務の関係性、距離感はこれからの大学の課題のようにも思います。一方でご指摘の通り、「今すぐに」成果を求めても、少なくとも今の私に仕方のないことなのかもしれません。 将来の為に、今自分が何をしたいのか、すべきなのかをよく考えようと思います