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エージレスの代用にカイロを使っては危険?
エージレスは酸化反応を利用しているだけなので、エージレスの代わりにカイロを使っても同じだとネットでよく見かけます。ただ、両者について調べてみると、エージレスは食品衛生の許可を取っているようですが、カイロについてはそういった物はないようで不純物などに危険な物質が含まれる可能性はありますでしょうか? また、国産と外国産で毒性などについて差はありますかね? なお、保存する物は玄米30Kgで、酸素バリア袋に入れカイロを3個くらい入れる予定です。 宜しくお願い致します。
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最後に、警鐘する事を記載しておきます。 脱酸素剤を入れて密封したら 、何でも長期保管出来ると思われてますが、大きな間違いが出る前に 公表します。 パンやケーキ、手作り餅などを、人間が触れた物を脱酸素剤と密封したら、袋内は酸素が0%になります。 その代わりに、人間が触れた部分に嫌気性菌は倍増して増えて行きます。 有害菌が増えたら、毒素を持つので、中毒や死亡事故がおきるかもしれません。 通常は乳酸菌が増えて、白カビみたいな物が生える事が多い。 保存出来るものにも、限界が有るのは知って欲しい。 動物性たんぱく質を含む、ソーセージやハムなど、生に近い食品は、傷んだ時が怖いです。
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- TEOS
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酸素のポケットは、色々な時に起きます。 あくまで例ですので、参考までに。 まずは体積の大きい物は、中心部が起きやすい。早く酸素吸収すると、固く締まってしまい、ガスの通り道が 阻害される。 だから数か所に分散したほうが、リスクが少ない。 傷みやすい干し芋は、速効型の脱酸素剤で、数か所に置いて吸収スピードを稼ぐ。 お茶や米類は、干物に近いから、 2週間くらいで完了する。遅効型で良い。 中身が少ない物に、上部に張り付けると、折れ曲がりや、上部のみバーキュームでペンタンコになると、下部に空気の 通り道が無くなるので、酸素が吸われず傷む、腐る。 トレーが有る物に底に置いてしまうと、ガスの流通を阻害する。底で押さえつけるから、酸素吸収が遅れる。 お土産のお菓子は箱に入れて販売するから、起きやすい。 簡単に書いてみました。 ガスの流通ポケットについて。 商品に合わせて、10種類ほどは、グレードは準備してます。 私は、エージレスの回し者では有りませんので、 他社で、研究やユーザーフォローしてました。 エージレスとは、敵対関係に有りましたね。 資本の差で、商品を身売りしました。 理解出来ない事が、有ると思うけれど、お許しあれ。
お礼
回答いただきありがとうございます。 空気の通り道が無くなってしまい結果手に酸素が抜けなくなるリスクがあるのですね。また、物によって吸収速度の違う脱酸素剤が使われているなど初耳でした。とても興味深かったです。また、何度も質問にお付き合い頂きありがとうございます。とても勉強になりました。
- TEOS
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補足しておきますが、鉄粉30gで10L分の空気中の酸素しか吸収出来ないと書いてますが、 自己反応型の脱酸素剤には、その容積分の酸素を吸う水分をしか入れてないから。 乾物なら水分をそちらに取られるから、多めに入れる必要有り。 脱酸素剤用鉄粉の30gには、最大の酸素吸収させるなら、30Lの空気量の酸素を吸う能力は有りますよ。 食品の水分が利用出来ないから、自己反応の水分を同封して反応させます。 余談になりますが、使い捨てカイロが反応中なら水分を注射してやれば、ホカホカ時間は倍増します。 最後の答えは、宜しいですかね。
お礼
追加の質問に回答いただきありがとうございます! 水分がポイントになるのですね。全く知りませんでした。カイロを翌日にも使おうと袋へ入れておく裏技は思いついて実践していましたが、水を追加することで、カイロの能力ギリギリまで使い切ることが出来るのですね。節約も兼ねて是非この冬にも試してみようと思います。 前回のお礼欄に書かせて頂いたのですが、 >その酸素ポケットですが、化学の授業で気体は拡散する能力が高く短時間で均一になると習った記憶があるのですが実際には難しいのでしょうか? こちらについて、もし何かご存じでしたら教えて頂けると幸いです。脱酸素剤の使い方を眺めていますと、複数箇所に分散して入れるようにという表記は結構見かけるのですが、酸素が拡散せず一カ所に留まると言うことがあるのか不思議に思っています。
- TEOS
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実際問題に、使い捨てカイロを食品保管に使う人が多いのに驚きます。 自己責任でやってもらうしか有りませんね。 誰かがネットで指南してしまったのが原因です。 正しい使い方しないと、本来の脱酸素能力が出ないのが現状です。 使い捨てカイロは発熱が目的だから、酸素吸収が早すぎます。多めに3か所入れないとポケットが出来るから 酸素が残る。 還元鉄だから反応が進むが、試薬の鉄粉では酸素を吸えない。 鉄粉が海綿状態になってるから、酸素が大量に吸える。(理解出来ない部分ですね。) まともな還元鉄なら、30gで10L分の空気の酸素分を吸うと考えます。 酸素を吸わせるには、還元鉄+塩類+水分がないと、反応が継続出来ない。 水が抜けたら反応が止まる。 コメの水分が使えるかも、はたはた疑問?? 梱包するバリヤー袋の酸素透過が少なければ、最初の吸収で酸素を吸いつくすだろう。 専用の袋を完全密封出来れば、酸素濃度はゼロになるはずである。 ピンホールが出来るのは、密封してないと思う。ジップロックやファスナーでは密封されて無いと考える。 数ミリ以上の幅で、ヒートシールすれば、体積が2割減り、バキューム状態になる。緩々ならガス漏れしてる。 エージレスアイも、0.5%以下の酸素濃度でピンクになる。 中間色ならガス漏れしてる。 反応は、酸化鉄になるのではなく、最終的には水酸化鉄&塩化鉄になると思われる。 塩類が触媒にないと、反応は進めない。 還元鉄のハイグレードなら、塩類と水分を保持してれば、 空気と触れた瞬間に、数100℃まで温度が上がり、テルミット反応になる。 理解出来るか判らないけど。
お礼
再度回答いただきありがとうございます。 脱酸素剤は結構便利だと思いますが、お値段がお値段ですし、やはり代用したいという需要は多いのだと思います。実際、米に虫が一切発生しなくなりましたし、保冷庫を買う事を考えるとお手軽ですしね・・・ その酸素ポケットですが、化学の授業で気体は拡散する能力が高く短時間で均一になると習った記憶があるのですが実際には難しいのでしょうか? 海綿状というのは初めて聞きました。活性炭や粉塵爆発のように表面積を広くして反応を起こしやすくしてるのでしょうか。単純に塩を触媒にして酸素と結合させると思っていたのですが実際の反応はややこしいのですね。また、酸化鉄とアルミ粉末で鉄を還元するテルミット反応は化学の時間に習いましたが、鉄単体でテルミット反応のような高熱を引き出せるというのは初耳でした。 >還元鉄なら、30gで10L分の空気の酸素分を吸うと考えます。 単純に考えると30Lの空気(酸素は6L)程度と思っていましたが、意外と反応しない物なのですね。とても参考になりました。
- TEOS
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脱酸素剤は、以前製造してましたので、 専門職です。 使い捨てカイロも、脱酸素剤も中身はほとんど変わらない。 原料に有害な物は含まれないはずです。(ガスにも有害な物は出ない) 但し、脱酸素剤は、内袋の包装材料の酸素透過スピードを変えて、食品に合わせてグレードを変えてます。 使い捨てカイロは、酸素吸収スピードは速いと思う。 和紙に割符が入りシーラントもポリエチレンですね、 3個使えば充分かと思います。 コメについての有害物の含有量は不明。(データーが無い) バリヤー性フイルム(重さに耐えれる頑丈な物)にコメを入れて、使い捨てカイロを3か所にバラバラに入れる。 封は完全密封、ヒートシーラーでシールする。暗い部屋で保管。空気が減る分だけ包装が凹む(バキューム) それで包装の気密が判る。 縦横高さの体積で容量は判るので、 コメの重さ引いた分が、空気量になる。 輪ゴムやヒモで縛る程度では、包装の気密は保てないので注意。 疑問有れば下さい。 事前に容積測れば、良いと思う。
お礼
回答いただきありがとうございます。 専門の方に回答頂けとても心強く思います。 シールについては専用の袋の為大丈夫なようです。シーラーがあれば確かに確実ですね。 >縦横高さの体積で容量は判るので、 コメの重さ引いた分が、空気量になる。 あ!この方法で空気量(酸素濃度)が正確に出せましたか。良い方法ですね、気付きませんでした。 お言葉に甘えさせて頂き質問させて下さい。 酸素は拡散しやすいと思いますので、一カ所に置いていても問題ないと思いますがいかがでしょうかね? 例えばカイロ50gに含まれるFeの量はどの程度でしょうか? カイロには色々なタイプがあり、実際の鉄の量が分からずちょっと悩んでいます。実は、昨年カイロが余り利用したのですが、12時間カイロを5つも入れ勿体なかったかと思っています。流石にこれだけ入れるとエージレスセンサーも色が変わっていました。ただ、ピンホールがあるのか半年もおいておくとどうしても酸素が入っているようでした。しかし、一度無酸素状態になった為か虫の発生は皆無でした。 カイロの中での酸化反応は2Fe+O2→2FeOの反応になりますかね?酸化鉄は種類が色々あり計算するのに悩んでいます。また、酸化反応は鉄が僅かでも残っていれば酸素濃度0.5%程度くらいまでは封入後1ヶ月など、そこそこ現実的範囲内で問題なく進むものでしょうか?
- doc_somday
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ネットでご覧になったでしょうが、両者は全く同じ物です、どちらが先か覚えていませんが、 技術屋さんが「これって基本的に他方の機能を持っている」事に気付き即特許を押さえました。 ご質問者が懸念する様にカイロの方は「食品安全性」の認可を受けて居らず、かなりヤバイ可能性 があります、もちろんカイロも直接肌には貼れませんが、肌から一ミリ以内で使用されることが多いので 毒物の発散は厳格に規制されています。 だがあまり良い気分ではありません。 一応酸素の化学が専門なので、責任あるお答をすると「やめなさい」になります。 だが、あとはあなたの自己責任の世界です。 良く知られた事実ですが、医師法は自分の身体を傷付ける行為には言及していません。 それは個人の裁量の範囲内で「他人」がとやかく言えるものでは無いのです。 例えば自分のパソコンにマルウエアを入れようとも、ネットにつなぎさえしなければ 被害を受けるのは自分だけなのです。他人は「やめとけよ」と言うだけで「あーあ、哀れな奴」 と思うだけです。
お礼
回答いただきありがとうございます。 そうですね。自己責任で利用することにします。 また、この質問の後でやはりどうしても気になって仕方がない為、利用する予定のメーカーに問い合わせてみました。こういった用途での保証はしないが、毒物はないとの返答でした。
お礼
私も脱酸素剤を利用する際の注意書きとして何度も目にしました。また、人が触れた部分に嫌気性菌が発生しやすいのですね。参考になります。 脱酸素剤を気軽に使う方が多くなっていますし、警鐘の意味も込めてこちらをベストアンサーとさせて頂きました。