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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:自動車産業の参入障壁について)

自動車産業の参入障壁について

このQ&Aのポイント
  • 自動車産業の参入障壁について知りたい理由としては、市場規模が拡大しているにもかかわらず新規参入が少ないことが挙げられます。
  • 新規参入が少ない理由として考えられるのは、利益の出るビジネスモデルではない、自動車メーカーの意向によるもの、技術による防御などです。
  • 自動車産業に参入する際には、これらの要素を考慮する必要があります。さらに、参考となる文献や論文も調査することが重要です。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • taoyuany
  • ベストアンサー率74% (629/844)
回答No.1

海外では今どんどん自動車メーカーができています。 例えば、世界一車を作っている国中国(毎年2000万台生産、毎年5%ずつ生産量が伸びている)では自動車分野は合弁企業でしか参入できないため、多くの新会社ができています。 質問者様の想定通り、国によっては参入障壁はそれほど高いものではないため輸入車に高めの税金を掛けることで自国の自動車メーカーを育てることが出来ます。 例えば米国では中古車からガソリンエンジンを取り外して代わりにバッテリーとモーターを乗せ電気自動車化して再販売するメーカーが一定の人気を得ており、これらも新興自動車メーカーと言うことが出来ますが、これらのような細かいメーカーは置いておいて、2000年以後に米国進出したある程度大きい新興メーカーを挙げてみます。 Anteros(2005–) Aurica(2010–) BXR Motors(2008–) Commuter(2004–) Dragon(2002–) Fisker(2007–) Lucra(2005–) Lyons(2011–) Niama-Reisser(2005–) Ramtrack(2009–) RDC(2007–) Tesla(2003–) ここ15年程度で生き残っているだけでこれだけあります。さらに挙げなかった小さなメーカーも無数に存在するため「新規参入がほとんど見られない」というには当たらないように感じました。 そのため質問者様の意見は日本国内を指しているのだと推定します。 以下日本の自動車参入障壁について述べます ・日本国内のサービスメンテナンス まず、自動車は壊れる物です。交通事故発生件数は年間60万件以上起きており、修理が必要だと推定される車両同士の事故だけでもその8割を占めています。また、数台を巻き込んだ事故もあるため、一件の事故での修理が必要な車両数は2台程度だと推定できます。単純に二台と仮定すると年間160万台は事故に巻き込まれると言えるので、日本の自動車保有数8000万台から毎年2%は事故でメンテナンスの必要な商品であると言えます。 H24事故統計 http://www.ms-ins.com/pdf/rm_car/jiko_data.pdf 日本の自動車保有台数 http://www.airia.or.jp/number/ そのような商品であるため、新規参入メーカーはメンテナンスのためにサービスセンターを各地に作る必要 or 他社と提携する必要があります。この費用が毎年発生致します。 例えば日本での独立系である光岡自動車は各地の修理会社40社と契約して保守体制を整えています。 新車を出す際はサービスマニュアルなどを作成し、それらの修理会社を招き技術講習会を行う必要が有ります。これも必要コストです。 光岡自動車提携ディーラー http://www.mitsuoka-motor.com/dealer/ これらと契約し、保守体制を整える事は一種の参入障壁となっています。 ・コスト障壁 トヨタ車は毎月90万台弱車を生産しています。それに比べ光岡では1モデル当たり年間100台程度と新規参入業者は生産台数は圧倒的に少ないです。そのため、物品調達に際しその調達コスト差はとても大きくなります。 日本の自動車メーカーの多くは多国籍に展開しており、世界中から最も安くクオリティの高い部品を購入することができます。 それに加えて大量に生産するため安く調達できます。量を買えば安くなるというのは自明ですが、それ以外にも契約書条項においても差が出てきます。 卑近な例で申し訳ありませんが先日某自動車メーカーへとある製品を納入した際の話です。 詳しい内容はNDAがあるため述べられませんが納入の際にサインした書類には部品に原因がある不良であれば全品返品、すぐ交換品を納入すること、その期間内の損失は部品メーカーが負うこと等非常に自動車メーカー側に有利な条件でした。 部品製作依頼はメーカー側からでしたし、設計及び仕様選定にもメーカーが大きく関わり、相当値段を叩いた上、納入後三ヶ月先払い、工場内にも入ってきて品質向上のため口を出しますが不良が出た場合は全部被ってねという条項がありました。 一般的な契約では部品メーカーの損害賠償限度額は部品代の合計までです。 そこから先は受け入れ検査や試乗テストなどで欠陥を発見できなかったメーカーの責任です。 この契約条項は事実上無限責任を負わせる物でした。 その後どうなったかについてもNDAのため話せませんが、これくらい無茶言える力があるのは数量を定期的にモデルチェンジまでずっと買ってくれるからですね。 最近は部品メーカーの力も大きくなってきているため、参入したての新規自動車メーカーが既存の部品メーカーから購入する場合、既存の自動車メーカーなどと同じような条件で取引することは難しいでしょう。 ・日本では国交省の型式認定が必要 正式名称は新型自動車の届出及び製造過程自動車型式認定申請と言う審査に通る必要が有ります。 審査には最短でも二ヶ月かかります。 製造過程自動車型式認定申請 http://ul.lc/4y8z ・過当競争 日本には上記の参入障壁がある上、日本には世界マーケット1位、6位、7位、9位、17位、19位、27位の自動車メーカーが存在します。 27位でも60万台の生産量があるため、日本国内は過当競争下にあると言えるでしょう。 御存知かどうかはわかりませんが、日本車は海外では輸入車扱いになるため、例えばベトナムでは日本車はドイツ車とそれほど変わらない金額で販売されています。 車の善し悪しは別にして、コストがドイツ車並であっても世界的には日本車の方が売れています。 その生産地である日本で日本車メーカーと戦うというのは、これらの世界的なメーカーの商品を世界最安値で購入することが出来る土地ですのでコスト的に相当な競争力が求められます。 以上より日本でこれから自動車メーカーを新たに作るというのは不可能ではありませんが、儲けるのは難しいのではないでしょうか。 論文というかエッセイですが、以下を内容がまとまっていたので推薦致します。 脚注に引用元があるのでそちらも参考になるかと思います。 五つの自動車マーケティングにおけるポイント ukessays.com http://www.ukessays.com/essays/marketing/five-forces-of-the-automotive-industry-marketing-essay.php 以上質問者様の参考になれば幸いです。

Comatta23
質問者

補足

自動車業界5フォースついての資料を読んでみました。このフレームワークでうまく整理していなかったので、なるほどという思いで読めました。 この中盤に出てくる下請け(あえてこう書かせて頂きます。)は、いわば1次下請けという概念でしょうが、既にコンポーネントメーカーとして確立されている気がします。 逆に言えば、これらコンポーネントメーカーの生産品は、自動車メーカー問わず使用されている面がありますので、逆ピラミッド構造を描いているのかもしれません。 図   ○○○○○  ←自動車メーカー       ○○○  ←コンポーネントメーカー    ○○○○○○○○  ←2次下請け ○○○○○○○○○○○○○○  ←3次下請け 新興自動車メーカーであっても、これらコンポーネントメーカーから構成部品を調達しているのであればヒエラルキーの最上段にある自動車メーカーの数が増えるだけで、コンポーネントメーカーの数が増えない限りその裾野が広がっていかない気がします。 私の質問の趣旨は、この自動車用コンポーネントメーカーの下請け(自動車メーカーから見ると2次下請け)という部分での参入障壁の高さを知りたいという物でしたが、なるほど自動車メーカーの参入障壁と通じるものがあるのかな、という印象です。 そういった意味で言うと、コンポーネントメーカーが実はキーポイントになっており、そのメーカーが発注先を変更する事によるリスクを避ける傾向にあるためこの業界の障壁が高いと考えられるのも納得です。

その他の回答 (1)

  • t_ohta
  • ベストアンサー率38% (5242/13714)
回答No.2

大量生産をして世界で売る自動車メーカーとしての参入であれば、初期コストが掛かり過ぎるのが問題なんだと思います。 1車種開発するのに1千億円くらい、量産工場を1つ作るのにも数千億円、販売網を築き販売をしアフターサービスをするためのコストも膨大でしょう。 一から新たに参入するには相当のコストと時間が必要になるので、新たに参入しようと考える人がいないのだと思います。 しかし、新興国などでは自国内向けに新たなメーカーはできているようですので、そのうち世界で知られるようなメーカーに育つかもしれませんね。 一方、ターゲットを絞った自動車の開発なら時々新しいメーカーは誕生しています。 日本国内なら光岡のようにマニア向けのクルマを少量生産しているメーカーがありますし、欧米でも1億円近い価格のスーパーカーを製造するメーカーは時々新たに出てきます。 電気自動車ならテスラのように新興企業でも世界で注目される会社が出てきてます。

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