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法人決算について(利益がでた場合)
お世話になります。 家族が会社やっていて、その決算業務を手伝っております。 珍しく今回の決算では、利益がでました。 以前、銀行の方に、利益がでたら、個人で会社に貸している役員借入金とか、未払い費用を毎年減らしていってったほうがいいですと言われた記憶がありました。 そういった処理の仕方をしても構わないのでしょうか? その場合単純に利益を減らして、役員借入金も減らしてしまっていいのでしょうか? 決算は毎年経験してますが、毎年違ったケースで、困ってしまいます。 わかる方、よろしくお願い致します。
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- hinode11
- ベストアンサー率55% (2062/3741)
こんにちは。 銀行は会社に融資をして利息を稼いでいるはずです。 >以前、銀行の方に、利益がでたら、個人で会社に貸している役員借入金とか、未払い費用を毎年減らしていってったほうがいいですと言われた記憶がありました。 銀行の融資担当者は、「会社が儲かったときは、利益を原資として会社の負債を減らしましょう。そうすれば、負債の少ない会社になるので、私の銀行としても会社への融資がし易くなり、会社は銀行が安心して利息を稼げる良いお得意さんになりますね」と言いたかったのです。銀行の本音は、負債の多い会社は倒産の懸念があるので融資したくないのです。 ところで、抽象的な考え方である「利益を原資として会社の負債を減らす」には、具体的な方法としてはどのような方法があるかと言うと、 利益がでれば会社の現金や預金が増えるので、 ・増えた現金や預金を役員からの借入金の返済にあてる ・増えた現金や預金を仕入先に対する未払費用の支払にあてる などの方法があります。 >……その場合単純に利益を減らして、役員借入金も減らしてしまっていいのでしょうか? 失礼ですが、質問者のお考えには根本的な誤りがあるようです。会計の立場でいうと、「単純に利益を減らして、役員借入金も減らす」ような仕訳処理は存在しません。仕訳処理が存在しないということは、「単純に利益を減らして、役員借入金も減らす」ような具体的な方法も存在しないということです。 一般的に、役員借入金を減らす具体的な方法としては、現金や預金を役員に渡すほかないのです。
- ajghnpar
- ベストアンサー率54% (19/35)
利益と役員借入金とは、直接に相殺してはならない。 銀行のアドバイスは、利益に関するものだけでなく、現預金残高に関するものであることも多い。質問者さんの受けたアドバイスは後者、すなわち利益が出たらそれに対応する現預金が残るはずなので、債務を支払うことで役員借入金や未払費用を減らせば決算書の見栄えがよくなる、という意味だろう。 なお、役員借入金は一般的に、役員からの資金提供ないし役員に対する債務弁済の留保との評価になり、不明朗なものという評価にはならない。分からないからこそ質問をしている方の理解不足を批判しつつ、自らの理解が大きく不足している回答者が残念ながらいるように思う。
- ben0514
- ベストアンサー率48% (2966/6105)
複式簿記を理解されていないような質問ですね。 借り入れは収入ではないですし、その返済も経費とはなりません。 したがって、負債である役員借入金が減り、試算が減るという簿記が成立するため、経費合計が増えるわけではありませんし、収益合計が減ることもありません。 銀行の与信審査では、借り入れの割合なども対象となります。役員借入が多ければ、評価が低くなるということです。資金に余裕が出てくるような利益が出た時に可能な限り役員借入などの不明瞭なものを解消すべきという意味でしょう。 銀行が税金対策のアドバイスをすることは基本的にありません。融資のためのアドバイスだったということでしょう。 ただ、利益が出たから役員借入の返済や役員未払い金の支払いを多くやりすぎてしまうと、法人の余裕資金が減ることで、変わらない利益に対する各種税金の支払いができないことになり、役員からまた借入しなければならないという本末転倒になることでしょう。 あなたの家族がどこまで知識があるのかわかりませんが、法人の決算や申告を素人ができるとは限りません。 私自身税理士事務所に勤務して10年ぐらいたちますが、100%の自信を持った決算や申告はできません。 専門家である税理士にチェックしてもらうか、ミスをリスクとして抱えて申告するしかありません。 あなたの会社が税理士に依頼しているのであれば、税理士に相談すべきですよ。
- shintaro-2
- ベストアンサー率36% (2266/6245)
>以前、銀行の方に、利益がでたら、個人で会社に貸している役員借入金とか、未払い費用を毎年減らしていってったほうがいいですと言われた記憶がありました。 >そういった処理の仕方をしても構わないのでしょうか? そういうことです 借り入れがあるということは過去に赤字があったということで 法人であれば過去の数年分の赤字と現在の黒字とを通算することにより納税額が決定されます。 税理士さんに相談してください。