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couldを使った過去の可能性を想像する文

"Never mind. It couldn't be helped. It could have been a lot worse." 「気にするなよ。仕方がなかったんだ。むしろあの程度で済んでよかったよ」 上の会話文の中の第2の文  It couldn't be helped. を第3の文と同じように完了形を使って  It couldn't have been helped. としたらダメですか? 第2の文も第3の文も過去の可能性を想像していると思うのですが、 couldn't(or could)の後を現在形にするか完了形にするかの使い分けを教えてください。

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  • ベストアンサー
  • Shinnbone
  • ベストアンサー率42% (146/345)
回答No.1

"It could have been a lot worse" は、おっしゃる通り「過去の可能性」で、「もっとひどい事になっていたかもしれない」「もっとひどい事になっていた可能性もある」という意味です。 一方、"It couldn't be helped" は「可能性」ではなく、ただ単に過去の事を述べているだけです。つまり、「どうしようもなかったかもしれない」「どうしようもなかった可能性もある」と言っているのではなく、過去の事実として「どうしようもなかった」と言っているのです。 これを "It couldn't have been helped" とすると、「(どうにかしようとしていたとしても)どうしようもなかっただろう」といったニュアンスになります。

Janitor
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 本の仮定法の項目を見ていたので、"It couldn't be helped"が単に過去形であること、言われるまで気がつきませんでした。思い込みには注意しないといけないですね。

その他の回答 (2)

回答No.3

第2文は過去形、第3文は完了形で仮定法が使われています。 違いは、第2文は実際に起こったこと、第3文は架空(実際に起こらなかったこと) この違いがあります。 もし、第2文を完了形にすると It couldn't have been helped. →救いよう(助けよう)がなかったかもしれない。 となってしまいます。 第3文は、仮定法ですが、ちょっと特殊です。 仮定法:If S had 過去分詞, S would have 過去分詞. この前半部分が取れ、S would have 過去分詞.(~だっただろう) 後半部分だけが、使われた文になっています。 It could have been a lot worse. もっと悪くなっていたかもしれない。→(むしろあの程度で済んでよかったよ) 因みに、『couldn't(or could)の後を現在形にするか』と質問に書いていらっしゃいますが 正しくは、現在形→動詞の原型の誤りですね。 can(could)の後は動詞の原型が来て、この文自体は、過去形になっています。 ご質問とは関係ありませんが、参考にしてみてください。

Janitor
質問者

お礼

詳しく教えていただき、ありがとうございます。 勉強になりました。

回答No.2

助動詞 have 過去分詞の完了形は、…とはならなかったのだが、「なっていたのかもしれない」という事実とは逆のことを想像して、その場の緊張感を伝えます。実際にはそうはなっていません。 It couldn't be helped. 避けることはできなかった。 ※受動態ですが、伝わりやすさで能動態的に訳しています。 It couldn't have been helped. (情況しだいでは)避けられなくなっていたのかも知ない。  ※実際は避けることができたのです。

Janitor
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 たいへんよくわかりました。

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