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『could have + PP』形式の解釈のしかた
『could have + PP』のかたちが出てきた場合、 (1)これは仮定法である (2)これは弱い可能性の推量である という、2通りの解釈が可能であると思います。 どちらで解釈すべきかは、文脈で判断する以外に方法はないのでしょうか? この疑問をもった背景として、ある英文テキストに、次のような英文例とその訳文がありましたが、 日本語の訳文の意味がくみとれず、どういう状況での会話なのか理解ができません。 (※)文例なので前後関係(文脈)の記述は無しです。 『It could have been better, couldn't it? Yes, it could』 (最高の出来ではなかったでしょう。 そうですね。) これは、内容的には、『まずい出来だったとたずね、はいたしかにまずい出来でした、と応えている』という 問答ととらえましたが、よろしいのでしょうか? その場合、 (2)の観点から『よかった可能性は低かったかもね(つまり悪い出来だった)? そうね』の解釈と思いますが、 (1)の観点からは、仮定法として、『(がんばれば)もっとよく出来たのに、できなかったね? そうね』という解釈も 考えられると思います。 結局、(1)、(2)のいずれとして解釈すれば、よろしいのでしょうか? ご教示ください
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こんにちは。1/7のご質問ではお返事を有難うございました。 ご質問: <『まずい出来だったとたずね、はいたしかにまずい出来でした、と応えている』~よろしいのでしょうか?> いいえ。 1.ご質問文のcould have beenは、仮定法過去完了の帰結の用法になります。 2.仮定法過去完了は「過去の事実と反対の仮定を述べる」用法です。 3.ご質問文では仮定の条件節が省略されていますが、恐らく次のようは条件節があったと塑像してみます。 If you had did it harder, it could have been better. 「もっと一生懸命やっていたら、それはもっとよくなっただろうに」 しかし、実際は「一生懸命やらなかったので、それはよくなかった」という過去の事実が存在するのです。 省略されている条件文は、ほかにも「あなただったら」「本来なら」「1年前だったら」「もっと環境がよかったら」などなど、いろいろな可能性が考えられますが、このように便宜上想像してみるのです。 4.従ってこの例文の訳出の流れは、 (直訳)「(本来なら)もっとよくできていたでしょうに(でも実際はよくなかった)。ちがいますか?」 → (意訳)「(本来なら)最高の出来になったでしょうに。」 これが抄訳のような「最高の出来ではなかったでしょう」となっているのです。 以上ご参考までに。
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- seegrammar
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1と2は区別できますが、いいたいことに大差はないでしょう。 1) It could have been better. 「もっとうまくできただろう」 It couldn't have been better. 「最高だったよ」 2) It could be better. 「まあまあだね。(もっとうまくできたとおもうけど」 It couldn't be better.「最高だと思うよ」
もっとよくできたはずなのにね。ええ、そうですね。 やればできたはずなのに、実際はできなかった、仮定法です。
お礼
いつもありがとうございます。訳出の流れ、とても参考になりました