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助動詞+現在完了
Aさん:he couldn't have been nicer when he said...there was no way he could hire me. 登場人物は3人です。 Aさんは、前職をくびになり、仕事がないかパーティ会場でCさんに頼みました。 頼み終わった後、Aさんの奥さんであるBさんが近くにやってきて、どうだったか聞きました。Bさんは、Cさんと最後和やかな雰囲気になっていたので、うまく仕事をもらえたと思っていましたが、Aさんの答えは上記のとおりです。 □質問ですが、"he couldn't have been nicer "と現在完了形が使われていますが、単純に"he couldn't be nicer"でよい気がします。(時制も過去のことを話していますし。。) ここで現在完了を使うことで、どのようなニュアンスを伝えることになるのでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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英語にも日本語と同じく、ある場面でよく使われる表現があります。このcould have beenもある場面でよく使われます。 人(自分および他人)のある行為・言動・決断などについて、「客観的に振り返って述べる」言い方で 「~はできただろうか」 「~はなぜそんなことをしたのか」 「~しかできなかったろう」 What could I have been thinking? 「(なにかを決断をしたときの自分を振り返って)いったい何を考えていたのだろうか」 「なぜこんな決断をしたのか」 →(しかし他に選択肢がない場合)「これしか考えられなかったろう」 のような場面でよく使われます。 he couldn't have been nicer(when he said). Heとは、Cさんのことだと思いますが、「彼はいい返事をできなかったろう」 →ここには「他に彼に何ができたというのであろうか」のような、冷静に見つつ「余地なし」「しょうがない」的なニュアンスがあります。 He couldn't be nicer. He didn't be nicer. だと、話者Aさんは彼Cさんではないことも考えると、彼の言動を断定した言い方では、奥さんが絡んだその場面とはちょっとそぐわなくなります。(上の表現が、その場面を客観的に見ながら述べている言い方だと、ばっちり会いますよね)。
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- tjhiroko
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could have done の意味は他の方もお書きの通りですが、この場面の状況から考えるともしかして日本語にするとこんな感じかも。 「彼はこれ以上ないくらいの親切な顔で言ってくれたね・・雇えるわけないだろうって」 when he said...there was no way he could hire me. の部分ですがこれは間接話法になっていますので、直接話法にするとwhen he said, "There is no way I can hire you." となるわけですが、この言い方は結構きついように思います。希望に添えなくて本当に申し訳ないとかいうようなものではなくて、木で鼻をくくったような断わり方をしたような。 こちらのページにthere is no way を含んだ例文がいろいろでていますが http://www2.alc.co.jp/ejr/index.php?word_in=there+is+no+way&word_in2=%82%A0%82%A2%82%A4%82%A6%82%A8&word_in3=PVawEWi72JXCKoa0Je There is no way we can. のところの説明でもそうなっていますね。 ですからこの場面でもnice という語は皮肉っぽく使われているのではないかと思いました。
お礼
そのように使われるとも解釈できますね。 ありがとうございました。
- wind-sky-wind
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これは仮定法です。 仮定法では「もし今~ならば,~だろう」は If I were you, I would go there. 「もし私があなたなら,そこへ行くのに」 と were という過去形,would +原形を用います。 「もし過去に~であったら,~だっただろう」は If I had been there, I would have bought it. 「もし私がそこにいたら,それを買っただろう」 と,if の中は had been という過去完了,外は would have +過去分詞の形になります。 今回の文の couldn't have been の部分もこの形なのです。 ここでは,when he said という過去の時点のことに対して, 「彼はそれ以上,親切にすることはできなかったであろう」 すなわち,「話をきいてくれるくらいしかできず,雇ってくれるところまでは無理だっただろう」ということでしょう。 仮定法では if ~があるのが基本ですが,ここでは「そうしようと思っても」くらいの内容を補えばいいでしょう。 when he said 以下は間接話法で 「君を雇うことはできない」と言ったとき です。これは現実のことですので,仮定法ではありません。 過去のことだから過去形です。
お礼
仮定法過去完了ということですね。 ありがとうございました。
お礼
>He couldn't be nicer. だと、他人のことを断定する言い方になりますね。 >he couldn't have been nicer と仮定法を使うことで、客観性がでるのですね。 ありがとうございました。